後書きに書かなかったことなんぞをぼそぼそと。
皆様の感想を総合すると、
アレは、怖くて、グロくて、気持ち悪くて、心臓の弱い方は読めない部類の作品のようです。
言い訳じみてしまいますけれども、私はグロイものを書いてやろうと思っていたわけではございません。
またできあがった物も、グロイとは思っておりませんでして。
薄ら怖くて不気味な作品であることは確かですけれども。
私自身は、本物の骸骨やら肉片やら血溜まりやら、あるいは脚が六本以上ある外骨格の生物を見たら、その場で卒倒する蚤の心臓保持者です。
それでいて、耽美系ホラー物は好きで、ホラー漫画とか怪奇小説を割と好んで読むんですよ。
ただし、映画・ドラマやゲームや、カラー写真の「動くコワイ・聞こえるコワイ・色つきのコワイ」と、スプラッタホラー(ぐしゃぐしゃ血みどろ)は絶対に駄目。
こいつを目に(耳に)したら、マジで眠れなくなる。
私の脳みそは、モノクロ・活字の「コワイ」を「美化(というか、マイルド化)」したイメージで想像しているようです。
イメージとしてのそれは、実際にはない物、夢物語の産物、自分に危害を与えない存在。
目の前に置かれることも、手にすることも、感じることもない絵空事だから平気なんじゃないかと。
ソー言えば、脳内イメージそのものがモノクロ静止画像っぽい。
ところがそこに「色」が付くと、途端に「生々しい・現実に近い」存在になっちゃう。
我がつるぺた脳みそは動いたり騒いだり色鮮やかだったりする物を「ニセモノ」と判断してくれない。
もしかしたら実在する、もしかしたら実話、もしかしたら今私の背後にいる!?
……いきなりコワイ考えになってしまった。
ともかく、今後は自重自制しなければならないことに間違いはありません。
怖い系を書いてしまったら、index.htmlに
【「怖い作品」注意】
とデカデカ書いて、エンターとバックのリンクを張っておきます。
(↑そこかよ! と、セルフ突っ込み)