「
著作権法に抵触しないお姫様と幻想と創作関連の資料 」に
・サン=テグジュペリ著、大久保ゆう訳の「
あのときの王子くん 」を追加しました。
作家名:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ Antoine de Saint-Exupery
翻訳者:大久保ゆう
翻訳の底本:Antoine de Saint-Exupery (1943) 「Le Petit Prince」
フランス語原題:Le Petit Prince、英語: The Little Prince
日本では『星の王子さま』のタイトルで知られているが、これはは
岩波書店版の翻訳者であるフランス文学者の内藤濯の考案 である。
原題を直訳すれば『小さい王子』あるいは『小さい大公』程度の意味になる。
「大切なものは、目に見えない (Le plus important est invisible)」 パイロットである「ぼく」は、飛行機の故障のためにサハラ砂漠に不時着する。水も食料も乏しく、周囲には誰もいない。
夜が明けて「ぼく」は小さな少年と出会う。彼は「家ほどの大きさで、三つの火山と、成長して根を張れば小惑星を破壊して仕舞うであろうバオバブの芽、そして一輪きりの薔薇が咲いている小惑星からやってきた王子」だった。
唯一の話し相手であった薔薇と喧嘩をして、自分の星を出た王子は、様々な星を回り、ヘンテコな大人達と出会い、そして地球にやってきたのだ。
「ぼく」が飛行機の修理に手を焼いている間、王子はその旅の話を語って聞かせてくれた。
やがて「ぼく」の飛行機は直り、同じ頃、王子も自分の星へ帰る方法を知る。
その方法で王子が自分の星へ帰ることができたことを確信した「ぼく」は、夜空を見上げて王子のことを想うのだった。
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