■ カラスノエンドウ[別窓]
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登録: 2008/07/17(Thu) 16:57 更新: 2008/07/17(Thu) 16:57
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空き地に咲く烏野豌豆の赤紫の花。
マメ科ソラマメ属の越年草で、標準和名は「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)」だが、カラスノエンドウの呼び名の方が一般的。 茎に巻きひげがあり、近くの物にからみつくこともあるが、自立して60cmから150cmに育つ物が大半。
ちなみに「烏の・豌豆」ではなく、「烏・野豌豆」。 熟した豆のサヤが黒いことから黒い色の代表格である「烏」の名が冠された、と言うことのよう。
ヤハズエンドウの方は、葉っぱの先が凹んで矢筈(矢の末端の弦に番える部分、あるいは、棒の先端に二股に分かれた金具が付いた、掛け軸をかけるときに使う道具)に似ていることが語源。
オリエントから地中海にかけての地方では、古くは野菜・穀物として栽培されていたようだが、現在では野草・雑草化している。 (若芽や若い実は食用可能。熟した実も煎り豆にして食べることができるらしい)
花期は3月〜6月。 花言葉は「絆」「小さな恋人達」「永遠の悲しみ」「喜びの訪れ」「未来の喜び」 |
春の終わりから夏の初め |
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■ クワの実[別窓]
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登録: 2008/07/17(Thu) 13:45 更新: 2008/12/30(Tue) 15:49
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完全にピンぼけ。(手前の葉っぱにピントが合っている)
熟し切っていない桑の実。
桑はイラクサ目クワ科クワ属の植物の総称。 本来は落葉性の高木で、15mほどの高さに達するものもある。 ただし、家畜飼料(養蚕の)とするのに葉が収穫しやすいように、背を低く抑えて育てることが多いので、通常は数m程度の高さの物が多い。
名前の由来は蚕が食べる葉っぱを意味する「蚕葉(コハ)」あるいは「食葉(クハ)」が転じたモノとされる。
基本的には雌雄異株。希に雌雄同株のものもある。
花期は4月、初夏に実が熟す。完熟すると赤黒い色になる。 一般的にマルベリーと呼ばれる。 ポップベリー、ララベリーは商品名だと思われ。
バビロニアの神話では、桑の実は元々白かったという。 ユフラテス川の近くバビロンにピューモラスと言う男とティスベーという女がいた 二人は恋人同士だったが、親同士が不仲であったため、いつも忍び逢っていた。 二人はある夕刻に偉大なニノス王の墓所で待ち合わせすることになっていた。 先に着いたティスベーは口から血を滴らせるライオンと遭遇したため、外套を脱ぎ捨てて岩穴に隠れた。 ライオンは外套に噛み付いて裂くと、去っていった。 その直後、ピューモラスがやってきて、ぼろぼろになったティスベーの外套を見て彼女がライオンに食い殺された物と思い込み、絶望して剣を持って自殺してしまった。 戻ってきたティスベーはピューラモスの亡骸を見つけると、失意の内に彼の剣で自害した。 二人の血潮が周囲にあった桑の根元の大地にしみこみ、そのために桑の実は赤黒く染まったのだという。
と言うわけで、花言葉は「あなたが死んでしまったら私も生きていられない」 その他には「彼女のすべてが好き」「知恵」「知恵」とも。 |
春の終わりから夏の初め |
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