撮影日時 2008:04:09

児童公園内。クジャクの檻。
雄鳥が1羽、飾り羽根を開いてアピール中。

くじゃくはキジ目キジ科の鳥類。
こいつは羽が青系色なので、たぶんインドクジャク。

サソリ等の毒虫や毒蛇類を好んで食べる益鳥であることから転じて、邪気を払う霊鳥と考えられ、
孔雀明王の名で仏教の信仰対象にも取り入れられたり、
クルドのヤズィード（多神教）では「マラク・ターウース／メレクタウス（直訳すると『孔雀の王』）」という主神・天使（人類救済のために堕天したとされるため、堕天使に分類されて、ルシファー／サタンと同一視されることもある）になっていたり、
ギリシア神話では神々の女王ヘラの飼い鳥（アトリビュート：象徴物）で、飾り羽根の目玉模様は元々眠らぬ魔神アルゴスの目だったとされていたり……
と、各国各民族がこの鳥を愛している。