シクラメンのつぼみ

P3030087.JPG
赤紫系シクラメンの蕾。

シクラメン(CYCLAMEN)はサクラソウ科シクラメン属に属する多年草。
花期は秋から春。
名前はギリシア語で円・輪・旋回を意味する「ΚΥΚΛΟΣ(Kyklos:キクロス)」(および、それを語源とする「cycle(サイクル)」)に由来。
この花の原種が、花が終わると花茎がぜんまいのように丸まることが由来。
和名は「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」「篝火草(カガリビバナ)」
花言葉は「内気」「はにかみ」「恥ずかしがり屋」「遠慮」「切ない私の愛を受けて下さい」「純潔」「嫉妬」「猜疑心」「過ぎ去った喜び」

シクラメンにまつわる伝説。
古代イスラエルの王・ソロモン(ダビデ王の子)は、王冠の意匠に花を用いようと考え、花々(あるいは花の聖霊)と交渉をした。しかしことごとく断られてしまう。
疲れ果てて木陰で休んでいたソロモン王に、一輪の花が声を掛けた。
「どうか私をお使い下さい」
それがシクラメンの花だった。
ソロモン王は大変喜んで、シクラメンを褒め称えた。
シクラメンは喜びと栄誉への気恥ずかしさのため、うつむくようになってしまった。
シクラメンの花言葉の内、「内気」「はにかみ」「恥ずかしがり屋」「遠慮」などは、この逸話に由来した物か。

ファイル名 P3030087.JPG データ更新日 2010/03/03 12:38:12
メーカー OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD 機種名 C730UZ
レンズ F 値 F3.2 露光制御モード 低速プログラム
ISO 感度 64 撮影日時 2010:03:03 12:38:13
露光補正値 EV0.0 測光モード マルチセグメント
フラッシュ フラッシュ強制オフ 焦点距離 12.40 (mm)
露光時間 10/40 (秒)

HOME