通貨及証券模造取締法(明治二十八年四月五日法律第二十八号) |
臨時補助貨幣 5円黄銅貨幣(国会議事堂)(無孔) 裏 品位 銅600-700 亜鉛400-300、量目4.000グラム、直径22.00ミリ 年銘:昭和23-25年(1948-1949年) 縁刻ギザあり。 五円硬貨の組成が他の合金硬貨と比較して許容範囲が広いのは、 第二次世界大戦後に、素材のアルミニウムやスズを大量に確保することができず、 戦時中に日本軍が使用していた薬莢や弾帯などに使用されたスクラップの黄銅を再利用することになり、素材の品位が一定しなかったことの名残。 この穴無し5円玉は臨時補助貨幣だが、現在有効な貨幣とみなされており、5円として利用できる。 |