2012年11月1日更新分写真

ギベオン隕石（ビーズ） ナミビア・ハルダプ州で発見された鉄隕石。 約4億5千万年前に地球に落下したと考えられている。 細かい網目状のウィドマンシュテッテン構造を持つ。 ウィドマンシュテッテン構造とは八面体晶隕鉄（オクタヘドライト型隕石）においてみられる特有の構造のこと。 金属ニッケルの結晶が成長することによってできる。 ニッケル結晶の大きさが数cmにも及ぶこの構造は現在のところ人工的に作りえないため、 存在の確認によって隕石が偽造品でないことの証明が（今のところ）可能である。

ファイル名	PA040011.jpg	データサイズ	198 KB
データ更新日	2012/11/01 19:45:35	画像サイズ	800 x 602