つらいことから書いてみようか 名コラムニストが小学校5年生に語った文章の心得近藤 勝重 (著)
出版社: 幻冬舎 (2014/6/26)
スマホやゲーム機などデジタル機器に囲まれる現在、子どもたちの国語力や考える力はどうなってしまうのか。
メールのように「打つ」のではなく、自分の手で「書く」行為こそ、頭や心をいきいきと動かすことになる。
ところが、文章の書き方を教えられる国語教師は少ない。
そこで、著者の近藤勝重氏は練馬区の開進第四小学校にて、5年生を相手に文章教室を開いた。いい文章とは何か、どうすればいい文章が書けるのか、書くことでどんな変化が起こるのかをやさしく解説。
本書はその90分の「魔法の授業」を再現しながら、大人向けのさらなる解説も加えた渾身の文章読本。
「文は一本の竹、文章は竹林です。若竹は土が豊かなほど育ちます。」「書けば、もう一人の自分が出てきて、励ましてくれます。」「なぞなぞ遊びで例え方を学ぼう。」ほか
【文庫】 まず「書いてみる」生活 「読書」だけではもったいない (文芸社文庫 わ 1-4)鷲田 小彌太 (著)
出版社: 文芸社 (2014/6/4)
定年になって時間ができた。これまでの自分のことや社会のことなどを書いてみたい。
そう考える人が増えている。
けれどそれは簡単なことだろうか。
いざ書き出してみると、難しい作業なのだとわかるでしょう。
何かを書くためには技術がいる。
本書は、書くための環境、心構え、ちょっとしたコツが詰まっている、執筆のための奥義書です。
書くことを趣味とする生活は、人生の悦びを教えてくれ、充実した後半生を約束してくれます。
書く生活は、ただ余生を送る生活とは違います。
ハードな作業であり、常に緊張を強いられます。
だからこそ、何かを書き上げたときの喜びは大きく、自分自身の力強い支えになるのです。