誕生石の種類や「石言葉」は、
国や地域、あるいは語り手によって違いがあるので、
このページに書かれているものが総て「正しい」という訳ではありません。
あらかじめご了承下さい
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■国による誕生石の違い今日の誕生石は1912年に米国宝石商組合で定められたものを基に、
1952年にアメリカ宝石小売商組合など複数の団体によって改訂されたものが基準となっている。
各国で国情に合わせた改訂が行われているため、宝石の種類が国によって若干の違いがある。
日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が制定した誕生石が広く知られている。
以下に、各国(アメリカ/イギリス/オーストラリア/カナダ/フランス/日本)の誕生石のリストをあげる。
※全国宝石卸商協同組合により、2021年12月20日付で日本の誕生石に10種類のジェムストーンが追加されました。
追加分を「日本(2021年12月20日改訂追加分)」として掲載します。
■「誕生石」の元になっているのは、聖書の記述……らしい旧約聖書 モーゼの兄アロンとその息子達が着る司祭服の意匠についての記述
出エジプト記 28:15-21
次に、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使ってエフォドと同じように、意匠家の描いた模様の、裁きの胸当てを織りなさい。
それは、縦横それぞれ一ゼレトの真四角なものとし、二重にする。
それに宝石を四列に並べて付ける。第一列ルビートパーズエメラルド
第二列ざくろ石サファイアジャスパー
第三列オパールめのう紫水晶
第四列藍玉ラピス・ラズリ碧玉/これらの並べたものを金で縁取りする。
これらの宝石はイスラエルの子らの名を表して十二個あり、それぞれの宝石には、十二部族に従ってそれぞれの名が印章に彫るように彫りつけられている。
新約聖書 聖都エルサレムの城壁についての記述
ヨハネの黙示録 21章19-21節
都の城壁の土台石は、あらゆる宝石で飾られていた。
第一の土台石は碧玉、第二はサファイア、第三はめのう、第四はエメラルド、
第五は赤縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。
また、十二の門は十二の真珠であって、どの門もそれぞれ一個の真珠でできていた。都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。
(いずれも新共同訳聖書より引用)