クレール光の伝説
【レオン・クミン記】

ミッド大公ハーン家祐筆 レオン・クミンによる回述

レオン=クミンによる回述の形式を採った一人称の作品。

ハーン大公の若き寵臣レオンは、公女クレールの学友にして親衛隊長のガイアに密かに恋情を抱いていた。
しかし、レオンがプロポーズを決心し、それを行動に移す前に、互いの父と大公との策略で二人は「親の決めた許嫁」となった。
結婚式が近づいたある日、ユミル女王国のギネビアがレオンを招聘。
長旅の果てにたどり着いたその国には、誰にも見えない赤黒い死の霧が漂っていた。
同じ頃、故国ミッドにも不気味な脅威が迫っていた。
正体不明の「力」を手に入れてしまったレオンは急ぎ母国に戻る。
彼は、粗末なベッドで昏睡するガイアの内に「不可解な化け物」と同じ影を見た……。

400字詰め原稿用紙換算130枚。

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【恋愛遊牧民G】

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