私文三国志掌編集 メニュー

1-「熱砂の風」-
2-「卵」-
3-「桃花抄」-
【概要】
1-「熱砂の風」- 2010年12月24日改訂
荒涼とした砂漠の果てに赴く兄。
昂然と彼に矢を放つ弟。
董卓仲穎若き日を描く掌編。
400字詰め原稿用紙換算8枚。

2-「卵」-
徐州牧・陶謙が死に際に後継として指名したのは、客将・劉備だった。
遺命を受けた麋竺は、固辞する彼を説得するため、屋敷に向かう。
薄暗い屋敷の中で二人の男の腹の探り合いが始まる。
400字詰め原稿用紙換算9枚。

3-「桃花抄」-
義兄弟の契りを結んだ部下達の死に、老皇帝の眼は曇ったか。
諌める忠臣を退けて、劉備は死地に赴く。
混濁する意識の向こうに見えるのは、若き日の宴……。
400字詰め原稿用紙換算8枚。掌編。
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