子壇嶺城戦記 − 【1】
くっついてきた? 哥ぃも真田は負けるとふんでるンだろう?」
四郎兵衛の酒臭い息が、熱を帯びていた。
次郎太はかすかに笑いながら、屋根の隙間から空を見上げた。
満天に、星が瞬いている。
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2014/09/20update
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まろやか連載小説 1.41
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