夏休みの前から夏休みの終わりまでの話。 − 【15】

っていたであろう他の言葉はすっかり忘れてしまったのに、この部分だけは忘れられず、時々何の脈絡もないのに思い出したりもする。
 おそらく「それが酷く悪い状態を示している言葉なのだ」という直感めいたモノが、彼の記憶にこの言葉を刻み込んだのだろう。


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2015/09/26update

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まろやか連載小説 1.41
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