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同一事件 | |
原題:A CASE OF IDENTITY 作家名:サー・アーサー・コナン・ドイル 初出:「ストランド・マガジン」1891年9月号 訳者名:加藤朝鳥/大久保ゆう改訳 現在はタイトルを「花婿失踪事件」とすることが通例。 ボヘミア王の事件の後のこと。 シャーロック・ホームズの事務所兼住居を訪れたメアリ・サザランド(メアリー・サザーランド)嬢の依頼は、婚約者ホズマ・エインジェル(ホズマー・エンジェル)の捜索だった。 父を亡くし、母とその再婚相手ウィンディバンクの3人で暮らすメアリには、タイピストとしての報酬と、信託されている遺産の年100ポンドほどの利息という収入があった。 メアリが外出することを嫌う義父が渡仏している間に、彼女は舞踏会に参加し、そこでホズマと出会う。 義父は会ったことのないホズマを嫌ったが、母は彼を大いに気に入り、義父が居ない間に結婚してしまえと、忙しく結婚式の手配をする。 その式の当日、教会で待つ新婦の前に滑り込んだ新郎の馬車はもぬけの殻。そのままホズマは行方知れずになってしまった――。 (2015/06/21(Sun) 15:38) | |
ボヘミアンスキャンダル | |
原題:A Scandal in Bohemia 作家名:サー・アーサー・コナン・ドイル 訳者名:coderati ホームズシリーズ最初の短編。 女嫌いのホームズ氏が、唯一敬意をもって「the woman(あの女)」と呼ぶアイリーン・アドラー女史(Irene Adler)が登場する一編。 民間諮問探偵シャーロック・ホームズの元に、覆面の紳士が依頼を持って訪れる。 依頼の内容は、さる高貴な人物のスキャンダルに関わる写真を「取り戻す」こと。 写真に写っているのは、皇太子時代のボヘミア王ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・シギスマンド・フォン・オルムシュタインと、当時の愛人アイリーン・アドラー嬢。 スカンジナヴィア王国第二王女クロチルド・ロスマン姫との婚約発表が近いボヘミア王にとっては、良縁の破談・国際問題となりかねない品だった。 期限は3日。 ホームズは失業中の馬丁に変装してアイリーンの身辺を探り、ゴドフリー・ノートンという弁護士が彼女に付いていることを突き止める。 アイリーンとゴドフリーの後を付けたホームズは、たどり着いた聖モニカ教会で、彼らの結婚式の立会人を務めることとなった。 その晩、浮浪者に変装したホームズは、ケンカ騒ぎに乗じてアイリーンの家への潜入。 ワトソンと示し合わせてニセの火事を起こし、目標物の在処を確認する。 作戦の成功を確信したホームズがベーカー街に戻ってくると、見知らぬ痩躯の青年が彼に挨拶をした……。 (2008/01/06(Sun) 14:31) | |
ボヘミアの醜聞 | |
原題:A Scandal in Bohemia 作家名:サー・アーサー・コナン・ドイル 訳者名:大久保ゆう 初出・英国『ストランド』誌一八九一年八月号(1891年7月) ホームズシリーズ最初の短編。 女嫌いのホームズ氏が、唯一敬意をもって「the woman(あの女)」と呼ぶアイリーン・アドラー女史(Irene Adler アイリーンは英語読み。ドイツ読みではイレーネ乃至はエレーナ)が登場する一編。 民間諮問探偵シャーロック・ホームズの元に、覆面の紳士が依頼を持って訪れる。 依頼の内容は、さる高貴な人物の 写真に写っているのは、皇太子時代のボヘミア王ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモント・フォン・オルムシュタインと、当時の愛人アイリーン・アドラー嬢。 スカンディナヴィア王国第二王女クロティルド姫との婚約発表が近いボヘミア王にとっては、良縁の破談・国際問題となりかねない品だった。 期限は3日。 ホームズは失業中の馬丁に変装してアイリーンの身辺を探り、ゴドフリィ・ノートンという弁護士が彼女に付いていることを突き止める。 アイリーンとゴトフリィの後を付けたホームズは、たどり着いた聖モニカ教会で、彼らの結婚式の立会人を務めることとなった。 その晩、浮浪者に変装したホームズは、ケンカ騒ぎに乗じてアイリーンの家への潜入。 ワトソンと示し合わせてニセの火事を起こし、目標物の在処を確認する。 作戦の成功を確信したホームズがベーカー街に戻ってくると、見知らぬ痩躯の青年が彼に挨拶をした……。(2008/01/04(Fri) 17:14) |