まろん陵辱怪盗編



第一話:
「もう!何でそんなにぷりぷりしてるのよお!」
「あたしは忙しいの!」
日下部まろんと東大寺都が学校からの帰り道。
都が足早に歩いていく。いや、走っていると言った方がいいのか。
そのあわてぶりに、まろんが文句を言う。
「忙しいって何が?」
「シンドバッドを今日こそつかまえてやるの!!」
「シンドバット〜?」
「まろんてば知らないの?世間を騒がしているあの怪盗を?」
「怪盗〜?」
まろんもその名前は聞いたことはある。予告をしては絵画などを盗むという
神出鬼没の怪盗を。
「その怪盗がどうしたっての?」
まろんが聞き返す。
「ヤツがまた予告状を出してきたの。こんどこそ・・・・」
じゃ!といって都は走り去った。
「うもう・・・・。新体操もあのくらい一生懸命やってくれればいいのに」
ふうっとためいきをつくと、諦めてひとり家路に急いだ。

突然、まろんのいる小路に、けたたましいサイレンの音を響かせてパトカーが
飛び込んできた。
「え?」
もとより狭い小道だ、まろんは突然のことに足がすくんでしまった。
急ブレーキを掛けるパトカー。しかし、ブレーキは間に合わない。
「あぶない!」
男の子の声。闇から現れた影は、危機一髪まろんを抱えて飛び去った。
「あ、な、なに?」
まろんは何が何だか判らない。気が付くと小路の奥に、白い服を着た
男に抱えられて。
「あ、あの・・・・」
お姫様だっこをされた格好のまろんは身動きできず、目の前の男の顔に見入った。
月明かり一つ。古びたアパートの影で、男の顔は見れない。
ただ、その顔の下半分はスカーフで覆われている。
「きめた・・・」
「え?」
「今日は君が僕のお姫様だ・・・」
「え?な、なにどういうこと・・・」
そこまで言いかけたまろんは言葉を失った。男の顔が迫り、まろんの唇は言葉を失った。
スカーフ越しに、男の唇がまろんの唇を奪ったのだ。
そのまままろんは気を失った。

「・・・・・うう」
風が身を震わせた。まろんは寒さに震え、目を覚ました。
辺りは薄暗い。

ひやっとする風が肌に直接触れる。まろんは驚いて、自分の姿を確認する。
「やだっ!」
すでに制服は脱がされ、キャミソール一枚だ。慌てて隠そうとする。
だが、両手は後ろ手に縛られ、身動きできない。
幸いスカートは脱がされてはいないが、めくれ上がっている。
ショーツが見えていないか心配になった。
「お目覚めかい?お姫様・・・・」
男の声がする。
そこは、廃ビルの一室のようだった。
灯り一つとてない。月明かりが、廃墟となった部屋を照らしている。
まろんは。古びたソファーに縛られて寝かせられている。

 窓際に男はいた。白いロングコートを羽織って、顔はスカーフで隠している。
あの男だ。
「・・・な、なにするの!あ、あなただれ?」
まろんは怒りが押さえられない。
突然のファーストキスを奪われ、拐かされたのだ。
しかも、下着姿に・・・。

「おやおや!俺をご存じないのか?」
・・・・まろんは男の姿を眺めた。その格好、見覚えがある。
「・・・シ、シンドバッド!怪盗の?」
「そのとおり・・・」
「・・・・うそ・・・」
まろんは、最悪の事態に気付いた。
怪盗って都が追っていた悪者。
そんなのに攫われちゃったんだ・・・。
え・・・てことは、目的は・・・。
「そうさ、君の想像通り。知らない歳でもあるまい?」
シンドバットはまろんの心を見透かすようにそう言うと、ロングコートを脱いだ。
「きゃっ!」
コートの下は裸だった。月明かりに照らされ、細身だが鋼のような
筋肉がさらけ出された。
その股間からは、怪盗の欲望がそそり立ってびくんびくんと脈を打っている。
「・・・・・・」
せめてめいっぱい抵抗しようと意気込んだまろんも、それを見て震え上がり、
身体を丸めることしかできない。
「おやおや静かになっちゃったな?これ見るのはじめてかい?」
シンドバッドはまろんにすり寄ると、顔をのぞき込んだ。
「思ったより胸はあるね・・・」
「ぐっ・・・・」
シンドバッドはキャミソールの上からまろんの乳房に触る。そのままこね回したり
摘んだりする。
そのたびまろんは悲鳴を上げた。
「中身を見ちゃおうか・・・」
「だめっ!」
シンドバットの手がキャミソールを捲り上げる。そして、ブラも一気に剥がされてしまう。
月明かりの中に、まろんの2つの乳首がぷるんと震えた。


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