カードの種類(概略)


タロットは通常「大アルカナ(Major Arcana)」22枚と「小アルカナ(Minor Arcana)」 56枚の2種類で構成される。
ただし、小アルカナはカードゲーム以外ではあまり使用されないため、市販のカードには大アルカナのみのセットも多い。
一組のタロットカードのセットを、デッキという。

それぞれのカードには意味があり、カードの絵柄がそれを表している。ここから占い結果を読み取る。これを「リーディング」という。
カードの名称から辞書的に意味を調べるだけでなく、カードに描かれている光景を基に意味を感じ取ることも必要である。

カードの意味は正位置(上下の向きが正しい状態)・逆位置(上下逆さまの状態)で変わってくる。
正位置は「カードの本来の意味」を表し、逆位置は「別の捉え方」をしたものである。
原則として、正位置の意味はカードの善・陽の部分、逆位置の意味は悪・陰の部分として解釈がなされる。
ただし正位置・逆位置の区別を行わないタロットデッキや占い師も存在し、カードの意味は占い師によって解釈が大きく異なる場合がある為、これが正解と言える解釈は存在しない。
それだけに直観力やイマジネーションなど、占い師の資質が問われる占法と言える。

タロット占いは、その特性上「明日の運勢は?」などのような抽象的なテーマを占うのには向いておらず、占う内容を具体的に絞り込む必要がある。
恋愛相談や進路相談などカウンセリング的な要素を含む占いに適していて、根強い人気がある。

但し、大アルカナを使用し任意の1枚を抜き出しおみくじ的に単純な吉凶を占う方法は広く行われている。

以下に「マルセイユ版」のカードに基づいた大アルカナの簡易な解説を挙げる。

[4]カード番号0〜5
[5]カード番号6〜11
[6]カード番号12〜16
[7]カード番号17〜21

[8]【占い】今日のカード


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