ローズマリー 和名はマンネンロウ(万年香/万年郎/万年老/万年蝋)、中国名は迷迭香。 和名は元々「万年香」と書き、「マンネンコウ」と呼んでいたが、いつの間にか「マンネンロウ」と誤記されて、誤記の読みの方が定着した。 「万年郎/万年老/万年蝋」は音に合わせた当て字。
英名のローズマリー(ドイツ語読みで「ロスマリン」)は、 学名でもあるラテン語名のros marinus(ロスマリノス:「海のしずく」の意。花の形が水滴を思わせることから)からの転訛。 ros marinusがrose marine(海のバラ)に、更にrose mary(マリアのバラ)へと変化していった様子。
シソ科マンネンロウ属の常緑性低木(多年草)。 花期は春〜夏(場合によっては秋の終わりまで)と長いが、一つの花が咲いている時期は割と短い。 地中海地方原産。 消臭効果や殺菌作用があり、肉の鮮度を長持ちさせることから肉料理に使われることが多いハーブ。 独特の強い芳香には、記憶力を高める・若返りなどの薬効があるともされる。 ヨーロッパではリューマチなどの関節炎、消化不良に対して医薬として使用されている。
花言葉は「私を思って」「追憶」「追憶」「思い出」「静かな力強さ」 |