・「素材画像が全部BMP形式になっちゃう!?」
この項目は「OSがマイクロソフトWindowsで、wwwブラウザがマイクロソフトInternet Explorer(IE)」という場合限定のお話しです。
まず確認してください。「その素材屋サンで配っているのは、Web素材(ホームページ用の素材)ですか?」
素材屋サンによっては、WindowsのPC(パソコン)のデスクトップで使うアイコンや壁紙をBMP形式で配布していることもあります。それらの「元からBMP」の画像はパソコン専用です。
ウインドウズ(Win)パソコン用のbmpファイルは、マッキントッシュ(Mac)などの他のパソコンでは見えませんので、世界中の色々なパソコンがアクセスするできるインターネット上では、bmpは使わない方が賢明です。
さて、その素材が元は「Web(ホームページ)用」の「jpg(jpeg)」「gif」「png」の筈なのに、ダウンロードしたらbmpになってしまったのなら
インターネット一時ファイル(キャッシュ)を削除しましょう。
ホームページに載っている画像をダウンロードすると、何度やり直してもビットマップ(BMP)になる…これは、「インターネット一時ファイルの破損(ないしはインターネット一時ファイルを保存する領域の決定的な不足)」が原因のもようです。
あ、インターネット一時ファイル(キャッシュとも云いますが)ってのは、一度見たWebサイトの情報を仮に保存した物です。
何故こんなファイルができるかって云いますと「ネット上のデータを読み込むよりも、HDにあるデータを読み込んだ方が時間が早い」からです。
さて。BMPはWindows系のOS固有の画像形式で(追記:Macにも「BMP」形式はありますが、Win用のBMPとは別の物…らしいです)、Windows君は画像の中ではこの形式の物を扱うのが一番楽な様子です(あくまで想像)
ですからWindows君は、インターネット一時ファイルがのっぴきならなく溜まっちゃったりすると、どうやら仕方なく(?)に画像を「自分が一番扱いやすい形式」に変えて処理しようとするらしいんです。
つまり、画像がBMPになっちゃうのはPCのセイで、決して素材屋さんがあなたに意地悪をしているわけではないんですよ。
でもビットマップじゃWeb素材としては使えません。お絵かきソフトがあれば「形式を変えて保存し直す」って手段もありますが、それも面倒ですね。
ではどうしたらいいのかと申しますと、そう、「インターネット一時ファイル」を削除してしまえば良いのです。
そうすればWindows君も「だってもう引き出しが一杯なんだもん」的な言い訳をしなくなります。
IEにはキャッシュを削除する機能がありますので、それを利用してください。かんたんですよ!
手順
- IEのツールバー「ツール」から「インターネットオプション」を選ぶ
- 「全般」メニューの真ん中編に「インターネット一時ファイル」に関する項目があるので、思い切って「ファイルの削除」ボタンを押す
- なんだか怖そうな警告(下図参照)が出るけど、心配しないで「OK」をPush!
- 「インターネットオプション」メニューの一番下にある「OK」を押して、メニューを閉じる
これで終了!
参照画像↓(OSのバージョンによっては、細かい違いがあります)
どうしても心配な方はメーカーのサポートページを確認してください。
マイクロソフト サポート技術情報 (古いバージョンのIEに対するセキュリティ情報だけど、基本な事は同じです)