・「二次加工ってどういうコト?」
二次加工っていうのは、ぶっちゃけ「元々あるものに手を加えること」です。
(関係ないかもしれないけど、パロディやパスティッシュのことは「二次創作」って言ったりしますな)
例えば、バナーの素体(文字のない、絵だけの素材ね)に文字を載せたり、一つの絵や写真にに他の絵を重ねたり、色を変えたり、アニメーションにしたり、切り抜いたり、貼り付けたり…これが二次加工です。
つまりアレンジですね。
賑町笑劇場の素材は全てアポなし二次加工OK(商用利用の場合は要連絡)でございますが、素材屋さんによってはNGのところもあります。
気を付けましょうね。
また、GIF形式の素材(背景が透明になっているバナーや、アニメーション類)に関しては、加工にあたって制限があります。
それは「米ユニシス社が許諾した画像加工ソフトの正規ユーザーが加工しないといけない」ってこと。
GIF形式の画像圧縮技術はユニシスさんが権利を持っているとかで、使用するには許諾手続きを取って使用料(50万円くらいだってハナシですが)を払わないといけないんです。
ただ、ユニシスの許諾を受けたメーカーがこしらえた画像ソフトを使うなら、手続きも使用料も要らないってことで。
大概の「ソフト屋さんで売っている画像加工ソフト」なら、問題なく加工OK。
フリーウエアでGIF対応なんてのは、ちょっと気を付けないといけません。配布元に「ユニシスの許可、取ってある?」って聞いてから使いませう。
アメリカは訴訟社会ですから、「このくらいイイダロウ」なんて気軽にGIFアニ作ってたら、ユニシスに見つかった(笑)ときに痛い目を見るかもしれません。
GIF特許権問題について 2004/01/26追記
ユニシスさんが持っていたGIF(LZW)圧縮技術の特許権は、アメリカで2003年6月20日に、他の国でも順次(日本では2004年6月20日)期限切れとなります。
そして、ユニシスさんはこれの延長申請をしない方向のようです。
とりあえず、加工に当たっての制限は撤廃しても良さそうですね