このサイトを作った人のせつめいでは、しりたいことがわからないという人は、
こんなホームページにいってみてください。
インターネットのこと
インターネットはじめの一歩
コンピューターでつかうことば
ハピーくんのネットきょうしつ
ソネットインターネットワード
本:パソコン名人になろう! レベル2
この本の内容
子どもたちが楽しみながらパソコンを活用し、自分の道具として利用できるようになることを目指したガイド。
eメール、インターネット、アニメ作りが誰でも簡単にできる!
ネチケット(インターネットの中でけんかにならないようにするには)
ネチケットってな〜に?!
ホームページの作り方
やさしいホームページ入門
だれでもできる超簡単ホームページ制作講座
7日で作る!タグ打ちホームページ
5・6年生にもわかるやさしいJavaScript
本:みんなのホームページ作り 完全ガイド&実例ベスト200
この本の内容
はじめての人でもカンタンに、しかも無料でできちゃう、ホームページ作り!
企画・スケジュールの組み方から、作成・更新までをわかりやすく解説します。
「学校」「学年」「クラス」「クラブ」「個人」といった、いろいろな単位でのホームページ作りに対応した、すぐ実践できるカイドブックです。
本:学校公式ホームページ作成&管理運営の手引き
この本の内容
学校の先生にお勧め!
どのようにして個人情報を保護し著作権・肖像権を守りながら「地域に開かれた学校」をアピールしていくか。
学校の公式ホームページの作り方と管理運営のノウハウを具体的に分かりやすく解説。
学内に設けられたHP管理運営委員会であらかじめ決めておいた方がよい事項を箇条書きで示すなど、校務としてのHPへの取り組み方がわかりやすくまとめられています。
直リンのこと
直リン絶対やっちゃダメ!
著作権(ちょさくけん)のこと
楽しく学ぼう著作権
しゅんしゅんの著作権講座
本:イラストで学べる著作権(1)学校編
この本の内容
「著作権ってなに?」ということからはじめ、マンガとQ&Aでわかりやすく解説したシリーズの「学校編」です。
本:イラストで学べる著作権(2)生活編
この本の内容
マンガとQ&Aで著作権をわかりやすく解説したシリーズ。
ホームページやインターネットでであう著作権の疑問に優しく答えます。
バナーやアイコンをじぶんでつくりたい
バナーを作ろう
Hyper Banner Makerバナー自動作成
本:Webページでひときわ目立つロゴ&バナーの作り方・飾り方
この本の内容
の基本から多彩なエフェクトやデザインのテクニックまで、あなたの思い通りにロゴ&バナーを作るための技を紹介。
本:なるほどカンタンWeb素材の作り方
「ぱどタウン」「ハピタン★コム」「サイタン★コム」「ミルタン★コム」などのユーザーさん
ぱどタウンを快適に使う方法
壁紙・アイコン 正しく使おう!
作文・文章・小説の書き方
実践!作文研究
作文が好きになるblog
作家でごはん!>執筆の基礎
がんばれ凡人!>よい文章の書き方
本:小学生のための「文章の書き方」トレーニング〈1〉初級編
本:小学生のための「文章の書き方」トレーニング〈2〉中級編
本:小学生のための「文章の書き方」トレーニング〈3〉上級編
この本の内容
自分の伝えたいことを、相手に、いかにわかりやすく、的確に「ことば」に表現するか。文章を書く力をつける、小学生のための「文章の書き方」入門です。
絵のかき方
えがきこむ
Lavender house(ラベンダーハウス)>CG初心者講座
本:マンガテクニックスペシャル カラーイラストの描き方for kids
この本の内容(「MARC」データベースより)
マンガをはじめて描く人のための入門書。マーカー、鉛筆を使う画材、CGの3つの方法について、カラーイラストの描き方を詳細に解説。
作品の発表の仕方についても紹介。巻末に練習用線画4種を収録。
小学生・中学生のネットサーファーのための、ウェッブとインターネットのガイド
Yahoo!kids(やふー!きっず)
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kids.goo(きっずぐー)
きけんなホームページにアクセス出来ないようにするには
親子ネット
親子ネット(おやこねっと)は、インターネット上の有害情報だけをシャットアウトし、ブラウザに表示させません。
一ヶ月300円〜のフィルタリングサービスで、お子様を有害情報から守ります。
メールやBBS(掲示板)やチャットではなしをするときや、自分でホームページをつくるときに気をつけないといけないことは、
「はなしをしているあいての人やホームページを見ている人たちには、あなたの本当のすがたが見えていない」
ということと、
「BBS(掲示板)やホームページはあなたのパソコン本体の中にあるものではないのだ」
ということです。
インターネットを使ったやりとりで「見える」のは、あなたが書いた文章だけです。(写真やムービーを見せることもできますが、ほかの人の写真を勝手に使うこともできてしまうので、本物だという証拠にはならないことがおおいのです)
その文章も、コンピュータで書いているので、だれが書いてもおなじような文字になってしまいます。
だから、あいての人は、あなたが子供なのか、大人なのか、女なのか、男なのか、ぜんぜんわかりません。
「子供です」といわれても、本当に子供なのかたしかめる方法がありません。
あいての人には、あなたがだれで、どんな人なのかが、ぜんぜんわからないのです。
ぜんぜんわからない人や、ぜんぜん知らない人から、あいさつもないようなお手紙をもらったら、ビックリしてしまいます。
ですから、あなたが初めてそのあいての人にメールを出したり、掲示板に書きこんだりするときは、ていねいなコトバで、何をしたいのか、何が知りたいのかということを、説明してください。
それからときどき、あいてに自分のすがたが見えないというのを悪く利用して、「子供です」とか「女子です」というウソをついて、人を騙そうとする悪い人もいるので、気をつけてください。
あなたがインターネットを通じて利用しているホームページやチャットや掲示板、ホームページで使われているステキなイラストや音楽や映像、それからあなた専用のアバター日記やブログ、友達とはなすチャットも、あなたのコンピュータの中ではなく、日本のどこか(もしかしたら世界のどこか)にある、大きなコンピュータに保存されています。
あなたがホームページやチャットや掲示板を見たり書きこんだりするときにや、イラストや音楽や映像を見たり聞いたりするときは
、あなたのコンピュータを電話線やインターネット専用のケーブル(電線のようなもの)を使って、その大きなコンピュータにつなげているのです。
その大きなコンピュータのデータは、とくべつな仕組みを使っていないかぎり、世界中の人が自由に見たり使ったりできます。
そういうわけですから、あなたがホームページやチャットや掲示板に書いたモノ、かざっている絵などは、世界中の人に見られているかもしれません。
きらいな人の悪口、好きな人の名前、内緒のはずの話でも、だれかが見ているかもしれないのです。
もしあなたが、自分のホームページをもっていて、自分の本名や住所、学校の名前や住所、や友達の名前や住所、それから自分の写真、家族の写真などをホームページに書いたりかざったりしていると、それを見たあなたの知らない人が、とつぜんあなたの家に来たり、学校に電話をかけてきたりするかもしれません。
その「知らない人」が悪い人だったら、あなたや友達にいじわるなことをしたり、良くないことをするかもしれません。
悪い人があなたにいじわるなことをしなくても、あなたの「にせもの」になって悪いことをするかもしれません。
そうすると、あなたは何も悪いことをしていないのに、あなたは色々な人から悪い人だと思われたり、突然怒られたりしてしまいます。
そういうわけですから、自己紹介を書くときには十分注意をしましょう。
とうぜん、自分のホームページではないところに自己紹介を書くときにも、十分注意をしてください。
もしあなたが、自分のホームページをもっていて、だれかから
「この文字をはりつけると、ステキな絵がで出るよ」
とか
「カッコイイ音楽がでるよ」
とか
「おもしろいことがおきるよ」
といわれて、英語のような文字や記号やマークがたくさんならんだものを教えてもらったとしたら、使うのを少しだけまってください。
そのステキな絵や、カッコイイ音楽は、あなたのコンピュータやあなたのホームページの中に入っていないものかもしれません。
そうだとすると、はりつけたときにはちゃんと見えていた絵や、聞こえていた音楽が、突然消えたり、ちがうものにかわったりすることがあります。
あなたが自分のホームページや掲示板やチャットで使った、絵や音楽は日本のどこか(もしかしたら世界のどこか)にある、あなたの知らない人が一生懸命がんばって作った「作品」で、その人のホームページ以外では使ってはいけないものだったのかもしれません。
使ってよくても、間違った使をすると使えなくなったり、怒られるという規約(約束・ルール)があるものなのかもしれません。
ルールを守らないで使うと、その絵や音楽などを作った人が困ってしまいます。
もしかしたらとても怒っているかもしれません。
そして、その絵や音楽を消してしまったり、別のものにかえたり、「使うのを止めなさい」と注意しにきたりするかもしれません。
もしそれでもあなたがルールを守らない使いかたをつづけると、あなたは「悪いことをする人」だと思われてしまいます。
そして、あなたのホームページなどは「悪いことをしているから」という理由で、消されてしまうかもしれません。
それに、絵や音楽などをインターネットでやりとりするときには、コンピューターがたくさん働かないといけません。
ほかの人のホームページにある絵や、音楽を自分のホームページや(掲示板)やチャットでつかうと、コンピュータがたくさん働きます。
ところがコンピュータは働きすぎると、つかれて止まってしまうことがあるのです。
コンピュータが止まってしまうと、たくさんの人が困ってしまうので、コンピュータやコンピュータを持っている人や、ホームページを持っている人が、絵や音楽が使えないようにしてしまうことがあるのです。
そうすると、あなたのホームページなどで絵や音楽がでなくなるだけでなく、ほかの「その絵や音楽が好きだった人」も絵や音楽をと見たりと聞いたりできなくなって、と悲しくなるでしょう。
それから、もしかしたら、おしえてもらった英語のような文字や記号やマークがたくさんならんだもの(タグとかスクリプトとかいうこともあります)を使っても絵や音楽がでなかったり、でたとしても怖い絵や音楽だったり、コンピュータが変な音や画面になったりすることがあります。
それはあなたを怖がらせるためのひどい悪戯かもしれません。
ホームページや掲示板、あなたやほかの人のコンピュータやソフトウエアをこわしてしまうよくないプログラムを呼びだすための、悪スクリプトかもしれません。
そういう悪いスクリプトを「ブラウザクラッシャー(ブラクラ)」、悪いプログラムを「ウイルス・トロイの木馬」などとよびます。
もしあなたが、「そのタグやスクリプトを使うと、どうして絵や音楽がでるのかという仕組み」がわからないなら、そのタグやスクリプトは使わないほうが安全です。
わからないことがあったら、まずは自分で辞書を引いたり、インターネットでしらべてみましょう。
その次に、自分の近くにいる人……お父さんやお母さん、兄弟姉妹、学校の先生……にしつもんしましょう。
それでもわからないときは、「やりかたを教える」とかいてあるホームページのかんりにんさんにしつもんしてみましょう。
それでもやっぱりわからないときは、わかるようになるまでやらないでもっと勉強しましょう。
わからないことをやってやり直しのできないような大しっぱいするよりは、わからないあいだはやらないほうが安全です。
Webサイト(ホームページ)をつくっている人たち……「管理人(かんりにん)」とよぶこともあります……は、全員がホームページの先生ではありません。
教えてくれといわれても、うまくせつめいできないことだってあります。
それは、自分でつくることができるというのと、だれかにつくりかたを教えられるというのは、ぜんぜんちがうことだからです。
人に何かを教えてあげるためには、それが好きだったり上手だったりするだけではダメなのです。「人に何かを教えてあげるほうほう」が上手でなければ、先生にはなれません。
たとえば、あなたの回りにいる「むずかしい漢字が読める人」「計算がとくいな人」「野球が上手な人」は、全員が国語や算数や体育の先生ではないでしょう。
先生になれるのは、好きなことの勉強のほかに、先生になるための勉強(人にものをおしえること)もした人たちです。
ですから、ホームページのことをしつもんしたいときには、「ホームページをつくるのが得意な人」ではなくて、「ホームページのつくりかたを教えるのが得意な人」にきいてください。
「ホームページのつくりかたを教えます」「ホームページのつくりかたのしつもんを受け付けています」と書いてあるホームページのかんりにんさんに聞くのがよいほうほうです。
同じように、ゲームのことを聞きたいときには「ゲームのことを教えます」といっている人に、マンガやCGのかきかたを聞きたいときは「絵のかきかたを教えます」といっている人に、小説や作文の書き方をしりたいときは「小説の書き方・文章作法教えます」といっている人に聞きましょう。
メールやBBSでしつもんするときに気をつけないといけないことは、
もしあなたが自分のことを「小学生です」とか「初心者だから」と書いても、あいての人がしんせつに何でも教えてくれるとはかぎりらない
ということです。
それどころか、ぎゃくにおこられたり、きらわれたりすることがあります。
それは、ホームページをつくっている人たちは、ホームページをつくるためにとてもがんばってるからです。
ホームページをつくっている人たちは、自分がわからないことがあったときは、まずだれかに聞く前に本やインターネットでしらべたりします。
自分でがんばって勉強して苦労しておぼえて、自分のホームページをつくっています。
自分でがんばって苦労してホームページをつくっている人たちからみると、「こどもだから」「初心者だから」といってかんたんにしつもんする人たちは、努力をしていない人・がんばっていない人に見えてしまいます。
(「こどもだから」「初心者だから」というコトバを、努力をしない『いいわけ』としてつかっているようにきこえてくるからです)
そういう人はしゅくだいの問題を自分でかんがえずに、問題集の答えのページをみて書きうつそうとしているずるい人のように思えて、気分が悪くなったりはらがたったりする人もいます。
ですから、どうしてもしつもんしたいことがあるときには、「小学生だからわからない」とか「初心者なので教えてください」などということは書かないで、
「何のことについて知りたいのか」「そのことについてどこまでしらべてみたのか」「じぶんはどこまでわかっているのか」
ということだけを、ていねいなことばでしつもんしましょう。
そうして、だれかがしつもんに答えてくれたら、かならす「ありがとうございました」とおれいをいってください。
もしあなたが、しつもんのメールをおくったり、BBSに何かをかいたあと、すぐにへんじがもらえなかったからといって、がっかりしたり、おこったり、「早く返事を下さい」と何度もくりかえしたりないでください。
へんじがこないということは、あなたがしつもんした人に、あなたのしつもんがとどいていないからかもしれません。
そのひとはまだメールソフトをあけていないのかもしれません。まだBBSをよんでいないのかもしれません。
ホームページをつくっている人たちや、BBSではなしあっている人たちは、一日中ずっとホームページをつくっていたり、BBSのないようを見ているわけではありません。
あなたが学校に行ったり会社に行ったり仕事をしたり家事をしたりしているのとおなじように、その人たちも学校に行ったり仕事に行ったりしています。
だからみんな、学校や仕事がおわって家にかえってきてからねる前までのちょっとしたじかんや、学校や仕事にゆく前のすこしだけあいた時間や、学校や仕事に行かなくていいお休みの日に、ホームページをつくったり、BBSではなしをしたりしているのです。
もしかしたら、あなたがしつもんをした時間に、あなたがしつもんをした人はまだ仕事をしているさいちゅうなのかもしれません。
まだ学校から帰ってきていないのかもしれません。
ねむっていたり、ごはんをたべていたりしているのかもしれません。
あなたとはお休みの日がちがうお仕事をしている人なのかもしれません。
かぞくがびょうきになったのかもしれません。きゅうにでかけなくてはいけなくなったのかもしれません。
あなたが書いたことを、ホームページをつくっている人や、BBSではなしあいをしている人たちが、すぐに見るとはかぎらないのです。
そういうわけですから、自分のしつもんやあいさつにすぐに答えてくれなくても、おへんじがもらえるまですこしまってみましょう。
※注意※
電子メールはときどき「まいご」になります。
あてさきをちゃんとかいてもうまくとどかなかったり、とどいてもコンピュータのちょうしがわるいときには正しくひょうじできなかったりします。
そういうときにはおへんじがもらえません。(とどいていないのですから、おへんじもかけないのです)
保護者の皆様へ
インターネットは開かれた世界です。
インターネットに接続されたお茶の間(あるいは子供部屋)のパソコンは、全世界への出入り口です。
掲示板やホームページはあなたの家のPCの中にある物ではなく、あなたのPCとつながっている「世界のどこかにあるコンピュータの中」に存在します。
そしてその掲示板やホームページには、世界の何処からでも、誰でもアクセスでき、内容を見聞きできます。
ですから、掲示板やホームページに個人情報を書き込む・自分の写真を掲載するという行為が、決して「自分だけのこと」「自分と友達だけの秘密」では済まないのだと言うことを、どうか子供達に教えてあげてください。
インターネット上にある情報・言葉・絵・音楽などは、ほとんどが「著作物」であり、それを書いた人、つくった人(著作者・著作権者)の財産です。
誰かの努力や創意工夫で作成されたものを、たとえ無料で公開されていたとしても、勝手に「自分のもの」にしていいという訳ではありません。
著作者が許可していない使い方をすると、著作者や著作者のホームページに負担が掛かります。
それを使って良いか、あるいはどのように使えば良いかを確認してから利用しなければならないことを、お子さんに説明してあげてください。
インターネットでは、相手の顔が見えません。
(例え写真や動画・音声が公開されていても、それが本人のものだと証明をするのは大変難しいことです)
そのため、総ての人が大人(ルールを知っている、自分で判断できる立場の人間)として扱われてしまいます。
総ての利用者が自己の判断で「そのサイトを利用するのか、しないのか」「そこに書かれていることを信用するのか、しないのか」「同意するのか、しないのか」を決めることになります。
そして、その「結果」は自己の責任とされます。
行動は自分自身で決め、自分の身は自分で守らなければならない……現実世界と同じ事が、現実世界よりも厳しく身に迫ってくる、それがインターネットのバーチャル世界です。
Webサイト(ホームページ)には、大概「注意事項」や「規約」が書かれています。
たとえ利用者が読んでいなくても、理解していなくても、「子供」であっても、Webサイトを利用するからには注意や規約を守る義務を負うことになります。
「読んでいないから」「わからないから」「子供だから」というのは、残念ながら言い訳にもなりません。
お子様の自主性は尊重すべきです。しかし人生経験の少ないお子様が自主的に判断するに際しては、人生経験の豊富な大人が意見とヒントを与えることも重要ではないでしょうか。
お子様がインターネットという清濁併せ持つ大海で無事に航海ができるように、海図と羅針盤を用意してあげてください。そしてあなたは北極星として輝き、お子様を導いてあげてください。
先生方にお願い
学童・生徒がインターネットという「良くも悪くも全員が平等に扱われる世界」に入り、社会経験が豊富でないためにトラブルに巻き込まれたり、時には自身がトラブルを巻き起こしたりすることが増えています。
特に、学校内で教育の為に著作物をコピーすることが自由に行われている様子を見て、学童・生徒はそれが著作権法第35条(下記参照)で「特別に許可されている」いわば「例外」であるということを知らないまま、
「学校でやっていることだから、自分もやって良い」
と誤認してしまっているがために、トラブルを生じることが多々あります。
著作権法第35条
学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。
ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
授業などで生徒にWebページ(ホームページ)を作る実習を行わせたり、あるいは先生方自身がサイト作りをなさる際には、以下の点について十分ご注意下さいますよう、お願い申し上げます。
- Webサイトで公開されている画像・文章・プログラムは、著作権法によって保護される「著作物」です。
著作者の許可なく自分のサイトで二次使用することは控えてください。
ただし「引用」の範囲であれば著作権法で利用を認められています。
- 書籍やCDなどの内容をコピーした物・好きな歌の歌詞といったものをWebサイト(ホームページ)上で公開することも、著作物の二次配布となります。
「引用」の範囲を超えた掲載は、著作者の許可がないと著作権法に触れますことをご理解下さい。
- ファンアート(好きなマンガ・アニメなどのキャラクターを模写したり、自分流にかいたりしたもの)は著作権法のグレーゾーンにあります。
かくことそのものは法律に触れませんが、それを無制限に複製したり配布したりホームページで公開したりすると、場合によっては著作権法違反となります。
- 人物写真などは、被写体となった本人やその人が所属する会社・団体などが「肖像権・パブリシティ権」を主張することがあります。(特に芸能人やオリンピック選手・メジャーリーガーといったスポーツ選手の場合は、所属事務所や所属機構が写真利用を管理しています。また、一般の人でも肖像権を主張することが可能です)
テレビの画面や、雑誌・写真集などからの転載はもちろん、例え自分が撮影した物でも、ホームページで公開することは避けてください。
- 著作物(ホームページ素材など)を利用するときには、それらを直接的に参照すること(直リン。「自分のサーバーに無い画像やファイルを絶対パス<http://〜ではじまるURL>で呼び出すこと)を避けてください。
その素材を保存しているサーバーコンピュータに高負荷がかかります。
なお、著作権法は「親告罪」です。著作権者本人がその利用について民事的あるいは刑事的なアクションを起こさない限りは、罰せられることはありません。
だからといって本人にバレなければ何をやっても良いと言うことではないと思われます。(見つからなければ泥棒してもイイか、捕まらなければ殺人しても良いのか、というのと同列です)
生徒が授業でWebサイト(ホームページ)・ブログを作ったり、あるいは個人的にサイトを公開したりする場合には、個人情報の取り扱いに関して十分な注意を促してください。
ホームページに個人を特定できる情報を掲載することによって、その情報を犯罪に利用される可能性があります。
- 自分の住所や電話番号、学校の住所や電話番号は、ホームページ・ブログに載せない。
掲示板やメールで聞かれても答えない。
- ホームページに自分の写真を載せない。家族や友達の写真を載せない。
(それらの写真を自分や自分の家族と偽って使う人がいます。また、かわいらしい子供の写真を性的な目的に使う人がいるかもしれません)
- パスワードやIDを他人に教えない。
(「あなたの代わりに更新してあげる」とか「格好いいページを作ってあげる」という申し出は、「あなたのページを勝手に書き換える」とか「ウソを書く(本人にはできないことを、できるように見せかける)」のと同義になってしまいます)
自分のサイトは自分で責任を持って管理すべきです。
- 他人のパスワードやIDを訊ねない。
(親切心から「あなたの代わりに更新してあげる」と申し出たのだとしても、結局「あなたのページを勝手に書き換える」ことになります)
ホームページは開かれた空間です。
決して「自分の家」「隠れ家・秘密基地」「自分と友達しか知らない場所」ではありません。
世界中の何処からでもアクセスできる場所であり、どんな人が見ているのか判らないのです。
学童・生徒が本人の無自覚の為に犯罪に巻き込まれ、あるいは犯罪行為に走らないために、彼らに適切な指導を行ってくださいますよう、お願い申し上げます。
このページにリンクを張ったり、内容を複製したり、引用したりすることは、全く自由です。
ここに書かれていることは一般的なことですから、複製に際してこのサイトの管理人に許可を取ったり、連絡や報告をする必要性はありません。
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