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クレール 光の伝説
剣と魔法(?)と男装の麗人と無精髭中年の異世界ファンタジーシリーズです。
この作品には、激しい戦闘や暴力、苦痛を伴う行為の描写があります。
むろん、作者はそのような行為を礼賛するために作品を書いているのではありません。
また、時にグロテスクで、不気味で、陰鬱な物語が展開することもあります。
あらかじめご了承下さい。
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【あらすじ】
ハーン帝国の最後の皇帝にして、ミッド公国の最初の大公たるジオ・エル=ハーン三世は、彼から帝位を禅譲されたギュネイ帝国の初代皇帝ヨルムンガントの猶子・ヒルダを後妻とした。
ジオ三世は当初ハーンの血筋を己の代で絶やそうと考えていた。
そのため、彼は新しい妻との間に子をなそうとしなかった。
あるいは、先妻との間にできた皇子二人が、幼くして死してしまった、その悲しみを三度味わうことを畏れていたからやも知れない。
しかし年若い妻の考えは違っていた。
むしろ、夫の血筋は絶やしてはならないと主張した。
やがて妻は身籠もり、小さな命が生まれた。
女の子だった。
大公は初め落胆した――彼は「跡取りは男の子であるべき」と思いこんでいたのだ。
しかし老大公は己の腕の中で安らかな寝息を立てる娘が、
小さく儚げでありながら力強いぬくもりを持っていることを知るに至って、
己の古い考えが間違っていることに気付いた。
姫にはクレールという名が与えられた。
彼女が十三歳の誕生日を迎えたその日から、物語は動き出す。
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