【番外】キャラクター設定 − その他のキャラクター 【3】

レオン・クミン
性別・男性 髪の色・黒  瞳の色・鉄紺

 ミッド大公ジオ3世の祐筆(書記官)。
 若いが学に長じており、主君からの信頼も篤い。
 瞬発力はあるのだが腕力がなく、ヤットウ(剣術)は不得手としている。
 無口であるものの、人当たりが柔らかいので、ジオ3世が「私的」に外 交の役を与えることがあり、国土を広く歩いている。
 その外遊先でアームを手に入れ、ハンターとして覚醒した。
 銘は【死神(ザ・デス)】。形状は大鎌。彼が黒服を好んで着るために、 彼がアームを発動させたその姿は、まさしく死神の様相である。

------------

ガイア・ファテッド=クミン
性別・女性 髪の色・褐色 瞳の色・搗(かち)色

 ジオ3世が封じられる以前にミッドを治めていた少数部族出身の 代官の末娘で、クレール姫の学友。
 大柄で、剣術に長けている。
 美女とは言い難いが、整った顔立ちをしており、そこへ来て乗 馬服を常用しているため、一目で彼女を女性と見抜く者は少ない。
 壊滅したミッドのがれきの下から、半死半生で助け出され長く 入院。
 大公一家を守りきれなかった無念からオーガに堕ちかけていたが、 レオンの尽力で人に留まり、ハンターとして覚醒。
 使用するアームの銘は【力(ストレングス)】。
 右腕そのものの形に変じたそのアームで掴んだ総てのモノが、 オーガ・グールを倒しうる武器となる。当然拳そのものも強力な 破壊力を持っている。

------------

ジオ=エル・ハーン3世

ハーン帝国最後の皇帝にして、ギュネイの属国「ミッド公国」の大公。
クレール=ハーン姫(エル・クレール)の父。
小国の領主としては有能かも知れないが、大国の皇帝には不向きであった。
正妃と二人の皇子を病で失ったことをきっかけに、帝位を腹心のヨルムンガンド=ギュネイに禅譲し、隠棲。
学者肌で、海洋軟体生物の研究をするのが趣味であった。しかし封地ミッドは山奥であるため、あらたに雑穀類に関する研究をしていた。
オーガ【戦車(チャリオット)】の手にかかり崩御するも、幼い一人娘の行く末を案じるその魂は現世に残り、【正義(ラ・ジュスティス)】のアームに変じた。

------------

ヒルダ(クリームヒルデ)・ギュネイ=ハーン
ジオ3世の2番目の妻。
16歳で40歳のジオ3世に嫁ぎ、一人娘クレール姫を生む。
夫に意見することのない良き妻であり、我が子を淑女に育て上げることが生き甲斐の良き母である。
ヨルムンガンド=ギュネイの第3夫人の連れ子で、現皇帝フェンリル=ギュネイの父親違いの姉に当たる。
ミッド滅亡時、行方不明(生死不明)になる。

------------
フェンリル・ギュネイ
ギュネイ帝国二世皇帝。
初代皇帝ヨルムンガンド・ギュネイの第3夫人の産んだ子で、長男。
クリームヒルデとは父親違いの姉弟であり、クレール姫から見ると叔父にあたる。
先帝の急な崩御により帝位に就いた皇帝は、政治手腕に「若さ故の強引さ」があるものの、相対的には優れた支配者といえるのだが、あまり評判が良くない。
父帝の後宮にいた宮女達を年金付で全て実家に戻した後、その倍の女性を雇用…であるとか、軍事費を削減して舞踏会を開いている…であるとかいうあたりが、臣民には嫌われている原因であろう。
少々派手好みでかなり女好き。

------------

ヨルムンガンド=フレキ・ギュネイ(皇弟フレキ)
北の最果ての小国「ガップ」の領主。
先帝ヨルムンガンド・ギュネイの第1夫人の子。ヨルムンガンドにとっては


[2]

[4]BACK [0]INDEX [5]NEXT
[6]WEB拍手
[#]TOP
まろやか連載小説 1.41
Copyright Shinkouj Kawori(Gin_oh Megumi)/OhimesamaClub/ All Rights Reserved
このサイト内の文章と画像を許可無く複製・再配布することは、著作権法で禁じられています。