グリム童話「白雪姫」
Snow White and the Seven Dwarfs
グリム兄弟
英訳:Margaret Hunt(の訳をベースにしているがちょっとちがうらしい。)
英語訳からの重訳:松本博則
むかしむかし、真冬のころ、鳥の羽のような雪が空からふっていたとき、ひとりの女王さまが黒檀の窓わくにこしかけて、ぬい物をしていました。女王さまは窓から雪をみた拍子に針で指をさしてしまい、三滴の血が雪のうえにおちました。赤い血は白い雪のうえでとてもきれいに見えたので女王さまは思いました。「雪のように白く、血のように赤く、黒檀の木のように黒い髪をした子がほしいわ。」
それから間もなく女の子がうまれました。お姫さまは雪のように白く、血のように赤く、黒檀の木のように黒い髪をしていたので白雪姫という名前になりました。白雪姫が生まれると女王さまは死んでしまいました。
一年たつと王さまはあたらしい女王さまをむかえました。あたらしい女王さまはとてもきれいでしたが、自信満々で人を見くだしたようなところがありました。それで女王さまにとって、女王さまよりきれいな人がいるということは我慢のならないことでした。女王さまはふしぎな鏡をもっていて、鏡のなかの女王さまを見てこういいました。
「鏡よ、かべの鏡よ、この世でいちばん美しいのはだれか。」
鏡はこたえました。
「女王さま。女王さまが一番うつくしい。」
女王さまは鏡が本当のことを言うということがわかったので満足でした。
白雪姫は大きくなると、どんどんきれいになっていきました。七才になるとお日さまのようにきらきらして、女王さまよりきれいになりました。あるとき女王さまが鏡にききました。
「鏡よ、かべの鏡よ、この世でいちばん美しいのはだれか。」
鏡はこたえました。
「女王さま。女王さまがここでは一番。だけど白雪姫の方が何千倍もうつくしい。」
これを聞いた女王さまはびっくりして、ねたましくてねたましくてまっ赤になったり青白くなったりしました。この時からというもの、白雪姫を見るたび胸の心臓がひっくり返りそうになりました。女王さまは白雪姫が憎くて憎くてたまりませんでした。ねたましい気持ちと負けてくやしい気持ちが心のなかで草のようにだんだんのびてきて、夜も昼もじっとしていられませんでした。女王さまは猟師をよんで言いました。
「あの子を森に連れていっておくれ。もう見るのもいやだ。あの子を殺して、その証拠に肺と肝をもってきなさい。」
猟師は言われたとうりに、白雪姫を森につれだし、刀をとりだしました。そうして何も悪いことをしていない白雪姫の心臓を突きさそうとすると白雪姫はなきだしていいました。
「猟師さん、殺さないで。わたし、森の中に行ってもうぜったい家にはもどってこないから。」
あまりにも白雪姫がうつくしいので猟師はかわいそうだとおもっていいました。
「では、おにげなさい。かわいそうな姫さま。」
猟師はけものにすぐに食べられてしまうだろうとおもいました。それでも猟師は自分で殺さずにすんで、胸から石がころがりおちたような気分でした。そこにちょうど熊が走ってきたので猟師はさし殺して肺と肝をとりだし、女王さまに白雪姫が死んだ証拠としてもっていきました。コックさんがそれを塩漬けにして、悪い女王さまが食べました。女王さまは白雪姫の肺と肝を食べたとおもっていたのでした。
さて、かわいそうな白雪姫は大きな森の中でひとりぼっちでいると、とっても怖くて木の葉っぱを見ていました。白雪姫はどうすればいいのか分からなくなっていました。それで走り出して、とがった石やいばらを飛びこえてゆきました。けものたちも横を走っていきましたが、何もしませんでした。
走れるだけ走りました。やがて日も暮れかけたころ、ちいさな家をみつけ休もうとおもって中にはいりました。小屋の中はみんな小さかったけれど、とてもきちんとしていて、きれいになっていました。白い布がかけられたテーブルがあって、七つのちいさなお皿とそれぞれのお皿にはちいさなスプーンがありました。それだけではありません。七つのちいさなナイフとフォーク、それに七つのマグカップもありました。壁には七つのちいさなベッドが端から端まで並べておいてあって、白雪のようにまっ白なベッドカバーがしてありました。
白雪姫はとてもお腹がすいていて、のどもかわいていたので、みんなのお皿から野菜とパンをすこしずつ食べて、みんなのマグカップからぶどう酒をすこしずつ飲みました。なぜって、ひとつのお皿からぜんぶ食べてしまいたくなかったからです。白雪姫はとてもつかれていたので、ちいさなベッドに寝転がってみました。どれも大きかったり小さかったりでちょうど良いものがありませんでした。でも七番目のベッドはぴったりで、白雪姫はお祈りをして眠ってしまいました。
すっかり暗くなったころ、小屋の持ちぬしが帰ってきました。かえってきたのは山で鉱石を探してほっている七人のこびとでした。七人のこびとは七つの灯りをつけました。小屋の中が明るくなると、出かけたときとは部屋の様子が違っていました。それで誰かがいたことにきづきました。
一人目のこびとが言いました。ぼくのイスにすわっていたのはだれだ。
二人目のこびとが言いました。ぼくのお皿から食べたのはだれだ。
三人目のこびとが言いました。ぼくのパンをたべたのはだれだ。
四人目のこびとが言いました。ぼくの野菜をたべたのはだれだ。
五人目のこびとが言いました。ぼくのフォークをつかったのはだれだ。
六人目のこびとが言いました。ぼくのナイフをつかったのはだれだ。
七人目のこびとが言いました。ぼくのマグカップからのんだのはだれだ。
すると一人目のこびとがあたりをみまわして、自分のベッドに小さなくぼみがあるのに気がついていいました。
「ぼくのベッドにだれかがはいっていたぞ。」
ほかのこびとたちも、
「だれかがベッドに入っていたぞ」
と言いました。ところが七人目のこびとが自分のベッドにちいさな白雪姫がねているのをみつました。七人目のこびとがみんなを呼ぶとかけよってきました。みんなびっくりして騒ぎだして、めいめい小さなあかりを持ってきて、白雪姫をてらしました。
「おお、なんてこった。なんてこった。」
みんな騒いで言いました。
「なんてかわいい子供だろう。」
みんなはあまりにうれしかったので起こさないでそのままベッドに寝かせておくことにしました。それで七人目のこびとは、一時間ずつ、順番に仲間といっしょに寝ているうちに、夜はすぎていきました。
朝になって白雪姫が目をさますと、七人のこびとがいたのでびっくりしました。だけどみんな親切で、名前をききました。
「わたしは白雪姫っていいます。」
とこたえました。
「どうしてぼくたちの家にきたんだい。」
とこびとたちはいいました。それで白雪姫はあたらしい女王さまが自分を殺させようとしたこと、猟師が見のがしてくれたこと、それから一日中ずっと走って、やっとこの家を見つけたことを話しました。
こびとたちはいいました。
「ぼくたちの家の手入れしたり、料理をつくったり、ベッドのしたくをしたり、お皿をあらったり、ぬいものをして、なんでもきちんとして、きれいにしてくれればぼくたちと一緒にいてもいいよ。なにも不自由はさせないよ。」
白雪姫はいいました。
「ええ。よろこんで、そうします。」
そうしてこびとたちと一緒にいることにしました。白雪姫はこびとたちのために家のかたづけをしました。こびとたちは朝に山にでかけていって、銅や金をさがして夕方にかえってくるので、それまでにご飯のしたくをしておかなければいけませんでした。白雪姫は一日中ひとりでした。それでこびとたちは、白雪姫に用心するように言いました。
「女王さまに気をつけるんだよ。お前がここにいることはすぐにわかってしまうだろうからね。決して誰も入れちゃいけないよ。」
ところが女王さまは白雪姫の肺と肝をたべてしまったと信じていたので、またも白雪姫がいちばん最高にきれいだなんてことは考えもしませんでした。それで鏡にむかっていいました。
「鏡よ、かべの鏡よ、この世でいちばん美しいのはだれか。」
鏡はこたえました。
「女王さま、女王さまはここではいちばん。でも、山のむこう、七人のこびとくらしている白雪姫ほど美しい方はいない。」
女王さまはびっくりしました。鏡がぜったいに嘘をつかないことを知っていたからです。女王さまは猟師がうらぎって白雪姫が生きているということが分かったのでした。
女王さまはどうやって白雪姫を殺すか考えに考えました。女王さまは自分が国で一番の美人にならないうちは、くやしくてくやしくて、たまらなかったのです。やっとのことで何かを思いつくとお化粧をして物売りのおばあさんのような服を着ました。すると誰も女王さまだとは分かりませんでした。こうやって変装して七つの山をこえ、七人のこびとのいるところへ行くと、扉をたたいて言いました。
「すばらしい物はいらんかね。とってもやすいよ。とってもやすいよ。」
白雪姫は窓の外を見ていいました
「こんにちは、おばあさん。なにを売っているの。」
「良いものだよ、きれいな物だよ、色とりどりの紐だよ」
と、おばあさんはいうと、きれいな色のシルクで編まれた紐を一つ取り出しました。こんなおばあさんなら家の中に入れても大丈夫だろう、と白雪姫は思いました。扉の掛け金をはずすしてきれいな紐を買いました。
「お嬢ちゃん、なんていうかわいい子だろう、こっちおいで、ちゃんと紐をつけてあげよう。」
とおばあさんはいいました。白雪姫は疑いもしませんでした。おばあさんの前にいって新しい紐をつけてもらいました。ところがおばあさんは、あまりにもはやく、きつく結んだので白雪姫は息ができなくなって死んだように倒れてしまいました。
「これでわたしが一番だね。」
と女王さまは独り言をいうと、逃げるように出ていきました。
それからすぐのことです。夕方になって七人のこびとが家に帰ってくるとかわいい白雪姫が地面にたおれていたのでびっくり仰天しました。びくりとも身動きもしないで、まるで死んでしまったようにみえました。こびとたちは白雪姫をだきおこすと、紐がきつく巻いてあることがわかりました。紐を切ると白雪姫は少し息をして、そのうち元気になってきました。こびとたちは何が起こったのか話をきくといいました。
「その物売りのおばあさんは悪者の女王さまに違いない、ぼくたちがいないときは誰も家にいれちゃいけないよ。気をつけるんだよ。」
意地悪な女王さまは家に帰るとガラスの前にきてききました。
「鏡よ、かべの鏡よ、この世でいちばん美しいのはだれか。」
鏡はこたえました。
「女王さま、女王さまがいちばんうつくしい。でも丘の向こう、七人のこびとがすむところ、まだ元気にいきている白雪姫はもっときれい。」
女王さまはそれを聞くと、恐ろしくなって血が心臓を駆けめぐりました。白雪姫がまだ生きていることがはっきりしたのですから。
「こんどこそ」女王さまはいいました。「どうにかして絶対にあの小娘を殺してやる。」
女王さまは知っていた魔法をつかって毒のあるくしをつくりました。それから違うおばあさんの格好に変装しました。七つの山をこえて七人のこびとのいるところにいくと、扉をたたいて言いました。
「いい物はいらんかね。やすいよ。やすいよ。」
白雪姫は家の中からみて言いました。
「いりません。だれも家に入れられないの。」
「見えるだろう」
とおばあさんは言うと、毒のあるくしを取り出して高く持ち上げました。白雪姫はあまりにも気に入ってしまって、扉を開けてしまいました。買い物がきまると、おばあさんはいいました。
「じゃあ、すこしきれいに髪をとかしてあげよう。」
かわいそうに白雪姫はすこしも疑いませんでした。よろこんでおばあさんにやってもらうことにしました。しかし髪をとかすかとかさないうちに毒が効いて、白雪姫は気を失ってしまいました
「天下の美人もこれでおだぶつだね。」
とわるい女王さまはいうと、行ってしまいました。だけど運のいいことにもう夕方ちかかったので、七人のこびとがかえってきました。
こびとたちは白雪姫が地面に死んだように横になっているのをみて、これは継母の女王さまが犯人じゃないかとおもいました。そして毒のあるくしをみつけました。こびとたちがくしをとるとたちまち白雪姫は目を覚まして、こびとたちに何が起こったか話しました。こびとたちはまた白雪姫に気をつけるように注意して、誰が来ても扉を開けてはいけないよ、と言いました。
女王さまは家にもどると、鏡の前にきていいました。
「鏡よ、かべの鏡よ、この世でいちばん美しいのはだれか。」
鏡はいままでのようにこたえました。
「女王さま、女王さまがいちばんうつくしい。でも丘の向こう、七人のこびとがすむところ、まだ元気にいきている白雪姫はもっときれい。」
鏡がこう言うのを聞くと、女王さまは怒りのあまり身をふるわせました。
「なんとしても白雪姫をころしてやる。自分の命をかけてでも殺してやる。」
それから女王さまは誰もこない秘密の隠れ部屋でとても強い毒のりんごをつくりました。見た目はとてもおいしそうでした。白い実にまっ赤な皮で、誰もがほしくなるようなりんごだけど、ひとかけらでも食べたら死んでしまうのです。
りんごができあがると、女王さまはお化粧をするとお百姓さんの格好になりました。そうして七つの山をこえて七人のこびとがいるところにいきました。扉をたたくと白雪姫が窓から顔を出していいました。
「だれも家に入れちゃいけないんです。こびとさんたちがいれちゃダメって。」
「かまわないよ。りんごをどうにかしたいんだがね。さあ、ひとつあげるよ。」
白雪姫はいいました。
「だめなの。なにももらっちゃいけないって。」
「毒があると思ってるのかね。」」
とおばあさんはいいました。
「じゃあ、りんごを二つにきってやるから赤いところをたべるといい。わたしは白いところをたべるよ。」
ところがそのりんごはずるいことに赤いところだけ毒がはいっていたのです。白雪姫はおいしそうなりんごがほしくなって、おばあさんがりんごをちょっとかじるのをみると我慢できなくなってしまいました。それで毒の入っている方に手をのばしてしまったのです。りんごをちょっと口にいれただけで白雪姫はたおれて死んでしまいました。女王さまは世にも恐ろしい目つきで見ると、高笑いして言いました。
「雪のように白く、血のように紅く、黒檀の木のように黒い白雪姫。こんどこそ、こびとたちも助けられんぞ。」
女王さまは家に帰ると鏡にききました。
「鏡よ、かべの鏡よ、この世でいちばん美しいのはだれか。」
鏡はついにこう答えました。
「女王さま、女王さまがいちばんうつくしい。」
ねたみ深い女王さまもこれでやっと安心しました。
こびとたちは夕方になって家に帰ってくると地面に白雪姫がたおれていました。白雪姫は息もなく死んでいました。こびとたちは白雪姫をもちあげると何か毒のある物はないか探しました。そして紐をとって、髪をとかして、水やワインで白雪姫を洗ったりしましたが、どれも役に立ちませんでした。かわいそうな白雪姫は死んで、もう息を吹き返しませんでした。
白雪姫を台に乗せると七人のこびとは死んだ白雪姫のまわりにすわって泣いていました。三日間泣き続けていました。こびとたちは白雪姫を土に埋めようとしたけれど、白雪姫はまだ生きているみたいに頬は紅く、きれいでした。
「白雪姫を暗い土のなかにうめるなんてできないよ。」
とこびとたちはいうと、どこからでも見えるようにガラスでできた透明な棺桶をつくると、その中に白雪姫をいれました。棺桶の上には金の文字で白雪姫の名前と、王様の娘だということを書きました。こうして、その棺桶は山の上へ置きました。いつも誰か一人がそばにいて見張り番をしていました。鳥も来て白雪姫のことを悲しんで泣きました。最初にきたのがフクロウで次がカラス、最後にきたのがハトでした。
さて、もうずいぶん長いこと白雪姫は棺桶の中にいました。それでも変わらず雪のように白く、血のように紅く、黒檀の木のように黒く、まるで眠っているように見えました。
ある王子さまが森にきてこびとたちの家に泊まったときのことでした。王子さまは山にある棺桶と、中の美しい白雪姫をみると、棺桶にかかれている金の文字をよみました。すると王子さまはいました。
「この棺桶をぼくにくれないか。くれるならなんでもさしあげよう。」
こびとたちはこたえました。
「世界中の金をくれたって手放せません。」
すると王子はいいました。
「それでは、贈り物としてぼくにくれないか。白雪姫をみられないと生きていけないのだ。白雪姫を何よりの宝物として、大切にするから。」
こういわれると心の良いこびとたちは王子さながかわいそうになってあげてしまいました。
こうして王子さまは召使いに棺桶をかつがせてもっていってしまいました。そのときでした、召使いが切り株につまずいた拍子に、白雪姫ののどから毒りんごのかけらが出てきたのです。
それからまもなくして白雪姫は目を開けて棺桶のふたを持ち上げて立ち上がりました。白雪姫はまたしても息を吹き返したのです。
「あれ、ここはどこ。」
白雪姫は涙ながらにいいました。王子さまは大喜びでいいました。
「ぼくと一緒にいるんだよ。」王子さまはいきさつを話すとこういいました。
「世界中のなによりも君が大好きなんだ。ぼくと一緒に父上のところにいこう。そうしたらぼくのお嫁さんになるんだ。」
白雪姫はその気になって王子さまと一緒にいきました。二人の結婚式はそれは豪華絢爛におこなわれました。白雪姫の悪い継母もまた式によばれました。
女王さまはきれいな服で身なりをととのえると鏡の前に行っていいました。
「鏡よ、かべの鏡よ、この世でいちばん美しいのはだれか。」
鏡はこたえました。
「女王さま、女王さまがいちばんうつくしい。でも若い女王さまの方がもっときれい。」
これを聞いた悪い女王さまは悪態をつくと、どうしようもなくみじめになって気分が悪くなってどうしていいかわからなくなってしまいました。
女王さまは初めは結婚式なんか行く気はぜんぜんなかったのだけど、どうしても気分が落ち着かなかったので、若い女王さまを見に行くことにしました。入ってみると、若い女王さまは白雪姫だとわかり、いらだたしいやら恐ろしいやらで立ちつくしたまま、身動きひとつできませんでした。
ところが、火にくべられていた鉄のはきものがあって、それが、やっとこで女王さまの前にもってこられました。
それで、女王さまは赤熱したはきものをはいて、倒れて死ぬまで踊り続けなければなりませんでした。
おわり
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更新履歴
*2002 2/22 とりあえず訳し終わる
*2002 2/26 プロジェクト杉田玄白正式参加
*2002 2/27 結城浩氏の指摘により一部変更
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プロジェクト杉田玄白 正式参加作品
公開日:2002/02/26(2002 2/27 修正)
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