スティーブン・キング (著), 田村 義進 (翻訳)
出版社: 小学館 (2013/7/5)
作家自身が「秘密」を語る。待望の新訳刊行
「われわれ三文文士の多くもまた、及ばずながら言葉に意を注ぎ、物語を紙の上に紡ぎだす技と術に心を砕いている。本書のなかで、私はいかにして『書くことについて』の技と術に通じるようになったか、いま何を知っているのか、どうやって知ったのかを、できるだけ簡潔に語ろうと思っている。テーマは私の本業であり、言葉である」(本文より)
ベストセラーを次から次へと生み出す、アメリカを代表する作家が、自らの「書くことについて」を解き明かしした自伝的文章読本。
作家になるまでの苦闘物語から始まり、ドラッグとアルコール漬けの作家生活を語る半自叙伝の回想。
書くために必要となる基本的なスキルの開陳。
いいものを書くための著者独自の魔法の技。
そして「書くことと」と「生きること」を重ね合わせる作者自身の人生観まで。
ひとりの作家の「秘密」がそこかしこに語られるドキュメンタリー。
2001年に「
小説作法」として翻訳されたスティーヴン・キングの名著を、新たに平明で簡潔な文章で訳した新訳版。
新たに巻末には著者が2001年から2009年にかけて読んだ本の中からベスト80冊を選んだリストを掲載。
2013/05/26(Sun)21:03