新刊情報
書く人はここで躓く!: 作家が明かす小説の「作り方」 書く人はここで躓く!: 作家が明かす小説の「作り方」 宮原 昭夫 (著)
出版社 : 河出書房新社
発売日 : 2024/2/27
「ファーストシーンは後に書け」など、小説の「作り方」が誰にでもわかる!
芥川賞作家・村田沙耶香氏推薦の実践的小説教室。
新装版
絶対破綻せず書ききれる!?小説家になろう!最強のストーリー・キャラクターの作り方。 絶対破綻せず書ききれる!?小説家になろう!最強のストーリー・キャラクターの作り方。 (30分で読めるシリーズ) CACAO (著)
出版社 : まんがびと
発売日 : 2023/9/29
オンデマンド (ペーパーバック) –
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
突然ですが、ラノベ、お好きですか?
現代の学園ものから、古城と素敵な王子様が出てくるハーレクイン、魔物がたくさんいるダンジョンを制覇する冒険ものまで、
今やラノベは実に多種多様な趣味趣向を満たすエンタメです。
当然多くのファンをゲットする市場に発展し、活字離れに憂えていた文学界にディープインパクトを与えているのでした。
もう一つラノベがもたらした革命とも言うべき現象が、作家デビューの簡略化です。
今まで小説家になるには、有名作家の弟子となり、秘書兼助手のようなことをしながら腕を磨いて、編集さんとコネを作り、満を持してデビューする…と言う数年がかりの工程が必要でした。
ところが今は、まずは無料で読める小説サイトや常時小説を募集しているコンテスト(敷居も賞金も低め)に募集・投稿すれば、
あっと言う間に歴戦の編集さんたちから評価を下され、良いとなれば単行本になり、コミックス化され、とんとん拍子に作家デビューが済んでしまいます。
ラノベのもたらしたもの、それはホンモノの編集さんがものすごく身近な存在になったこととも言えるのです。
そこでもう一つ質問をします。
ラノベ、書きたいと思いませんか?
書きたいけど書き方が分からない!
一応書いたけど、何でかストーリーが最後までできない!
そんな方いらっしゃいませんか?
そこで本書では小説家でもあるCACAOが、ストーリーやキャラクターの作り方、破綻のない展開のさせ方まで、素敵な小説を書く上で必須のテクニックや裏技をお教えしたいと思います。
本書で覚えて欲しいのは
1 物語の「制約」と「世界観」を重視しよう!
2 バランスが良く、滑らかな物語進行を心がけよう!
3 主人公は制約と世界観から、サブキャラは主人公と物語の需要から生まれる!
4 個性を振りまけ!
のたった4つです。
これだけで、あなたはホンモノの小説を書けるようになるのです!
書く行為 書く行為 大江 健三郎 (著)
出版社 : 岩波書店
発売日 : 2023/10/30
三十代の著者が二つの長篇『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』執筆時に、作家という仕事について認識論・方法論的に分析した創作術。
なぜ文学を選ぶのか、文体や視点、表現とは何か、書くことは現実に対していかに有効か。
小説のkhaosにたちむかう作家の意識=肉体を、若い書き手にむけて臨床的に書き記す。
たった独りのための小説教室 たった独りのための小説教室 花村 萬月 (著)
出版社 : 集英社
発売日 : 2023/9/26
獲るぞ、新人賞!
目指せ、エンタメ作家デビュー!
小説推理新人賞、小説現代新人賞、文學界新人賞……数多くの新人賞の選考委員を務めた作家だけが知っている、新人賞受賞のための一本道! 覚悟を決めた貴方だけに向けた全35講。
「能力や才能といったものを特別扱いしていませんか。バカと鋏は使いようという私に向けたかのような失礼な諺がありますが、これは能力と鋏は使いようとしたほうが正しい。『たった独り』の貴方は能力や才能のあるなしを悩む前に、それらの使い方、用い方を考えましょう。だいじょうぶ。その他大勢でない『たった独り』の貴方にはそれらを自在に使う能力が備わっています。ヒントはこの本にしっかり詰め込んでありますから」(「あとがき」より)
主な目次……「日記を書く」「小説にオチはいらない」「セックスを書いてみる」「嘘をつくセンス」「新人賞に応募する」「描写と説明1~3」「テーマとモチーフ」「辞書を引く」「地図を描く」「段落の作り方」「エンタメ作家の心構え」「承認慾求と名誉」など。
「SAVE THE CATの法則」で書ける 物語創作ワークブック 「SAVE THE CATの法則」で書ける 物語創作ワークブック ジェイミー・ナッシュ (著), 大久保ゆう (翻訳)
出版社 : フィルムアート社
発売日 : 2023/5/18
“世界で最も売れている脚本術”
『SAVE THE CATの法則』の書き込み式ワークブックが登場!!
小さなアイデアが大きな物語に。
一冊まるごと書き込んでいけば
「あなただけの」ストーリーができあがる!
その分かりやすさと実用性から、読者から圧倒的な支持を得ている究極の物語創作指南書『SAVE THE CATの法則』。映画脚本だけでなく、マンガや小説、ゲームなどの物語に関わる制作現場では、分野を問わずそのメソッドが活用されています。
本書はその『SAVE THE CATの法則』を下敷きにした書き込み式のワークブックです。手順どおりにワークに取り組めば、あなたの身の回りのことやちょっとしたアイデアが、ストーリー設計に必要な「プロット」や「設定」に早変わり。ページをたどって一冊まるごと書き込んでいくだけで、読者や観客を惹きつける「あなただけの」物語を完成させることができるのです。
初めて物語を書くことにチャレンジする人から、すでに作品を発表したことのあるプロの人、もしくは、あと一息のところで書きあぐねている人――どんな人でも、アイデア練りからストーリーのアウトライン作りまで、ひとつひとつステップごとに進みながらメソッドを体得することができます。
「読む」より「手を動かす」ことを第一に、楽しみながら自分の力でストーリーを設計していける、すべての物語創作者の秘密兵器となる「超実践的」ワークブックの登場です。
【関連書】
物語を作る魔法のルール 「私」を物語化して小説を書く方法 物語を作る魔法のルール 「私」を物語化して小説を書く方法 山川 健一 (著)
出版社 : 幻冬舎
発売日 : 2023/7/28
なぜ1行目が書き出せないのか?
なぜ途中で行き詰まるのか?
小説を書きたいあなたの悩みに、全てお答えします!
ウラジミール•プロップ、ロラン•バルト、ジョーゼフ•キャンベル
物語論(ナラトロジー)を解体し再構築した、最も本質的な小説執筆講義。
面白い小説を書くためのプロット徹底講座 面白い小説を書くためのプロット徹底講座 榎本 秋 (著), 橋本 愛理 (著), 榎本 海月 (著)
出版社 : 玄光社
発売日 : 2023/8/22
物語を作るうえで、そもそもその工程を端折ったり、どうしても適当になりがちな「プロット作り」ですが、実はストーリーだけでなく、キャラクターや世界観などの整合性や魅力にも大きな影響を及ぼす、とても重要な工程です。
そこで、本書では「プロットとは何か?」、「それはどう書けばいいのか?」といった基本中の基本から、様々なプロットの失敗例をもとに、初心者が陥りがちな間違いをずばり指摘する実践編まで、プロット作りに関する、あらゆるノウハウを網羅しました。
これから物語を紡いでみたいと思っているあなたや、創作に行き詰っているあなた、小説新人賞に応募しようとしているあなたも、ぜひ本書をお役立てください。
プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方 プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方 新井 一樹 (著)
出版社 : 日本実業出版社
発売日 : 2023/7/28
連ドラ脚本家の70%以上、コンクール受賞者の90%以上、日本随一のシナリオライター養成スクールである「シナリオ・センター」。
そこで学ばれている唯一無二の「シナリオの基礎技術」をベースにした「物語のつくり方」がわかる一冊。
設定の練り方から、登場人物のつくり方、構成の立て方、シーンの描き方まで、丁寧に解説。
アイディアが浮かばない、最後まで書ききれない、何から書き始めたらいいかわからないという方でも、脚本、小説、自分史、マンガ原作などに共通する「物語」が誰でもつくれるようになるコツを身につけられます。
名場面でわかる 刺さる小説の技術 名場面でわかる 刺さる小説の技術 三宅 香帆 (著)
出版社 : 中央公論新社
発売日 : 2023/5/24
名場面があれば小説は勝てる!
『
バズる文章教室 』等で話題の書評家が、人気作家25人の書いた名場面を例に、「読む技術」と「書く技術」を指南。
あなたが書きたい場面を活かすポイントがわかる、創作クラスタ必読の1冊。
初心者にやさしい 小説の書き方・売り方 初心者にやさしい 小説の書き方・売り方 神野守 (著)
出版社 : Independently published
発売日 : 2023/4/5
ツイッターを拝見していますと、たまに「小説を書き始めました」というツイートを目にします。「小説家になろう」や「カクヨム」など、ネット上に小説投稿サイトが溢れていますから、誰でも気軽に執筆活動を始められる時代になりました。
かく言う私も、2018年に初めて「小説家になろう」に投稿をスタートして丸5年が経過しようとしていますが、振り返ればあっという間だったなあと感慨深いものがあります。
子どもの頃から「小説家になりたい」という夢は抱いていました。でも、小説を書く事を仕事とするなんて出来るわけないと思っておりました。
いったい何人の人が小説を書いているかはわかりませんが、執筆活動だけで生計を立てている人は全体の総数に比べて極々わずかではないでしょうか。私自身、執筆活動だけで生活しているわけではありません。本業があって、副業としての執筆活動です。
書き始めた頃は「書いたものを読んでもらうだけで嬉しい」という思いだけです。投稿サイトがない時代、書いた作品を世に出すためには紙の本で出版するしかありませんでした。しかし、自費出版するには相当のお金がかかりますし、出版社にお願いしたくても「売れる本」でなければ出してもらえません。
例えば、全国的に知名度がある芸能人やスポーツ選手などの著名人であれば、出版社から「本を出してみませんか」とお誘いがあるでしょう。また凶悪事件を犯した犯罪者が、本人の手記として出版してベストセラーになる事もあります。だからと言って凶悪犯罪者になる人はおそらくいないでしょう。
ごく普通の一般人である我々が作品を世に出すためにはとてつもない壁がありましたが、投稿サイトがあるおかげで、その気になれば今すぐに「作家」を名乗る事が出来る素晴らしい時代になりました。
しかも出版界やテレビ局、映画業界などが「当たる作品」を探しているでしょうから、無名のネット作家が一夜にして「売れっ子作家」になる可能性も大いにあります。まさに「夢の印税生活」が実現するかも知れない可能性はゼロではないのです。
そして現在、たとえ売れっ子作家でないとしても、文章を書く事で収入を得る事が可能の時代になりました。
方法は様々あります。一番手軽なのはブログでしょうか。ブログに記事を書いてグーグルアドセンスやアフェリエイトで稼ぐやり方です。芸能人の方が有利かも知れませんが、一般人でもブログで稼いでいる人はたくさんいます。また「note(ノート)」に文章を書いて有料記事として販売する人もいます。
私が小説を書いて初めてお金を得たのは「ココナラ」です。「あなたが読みたい小説を書きます」という名目で仕事として請け負いました。また「あなたの夢を叶えます」として、夢が叶った未来小説を書いてきました。その次にはネットショップを開設して自分の作品を販売しました。
そうこうしているうちにアマゾンのKDP出版を知りました。紙の書籍ではなく電子書籍ですが、自分の本を世に出せるのです。電子書籍が素晴らしいのは、アメリカやブラジルの人など地球の裏側に住んでいる人にも読んでもらえる点です。おそらく海外在住の日本人だと思いますが、ありがたいなあと思っています。
私は今までに40冊の本を出してきました。わずかではありますが毎日少しずつ収益があります。KDP出版の場合、たとえ本を買ってもらわなくても「読まれたページ数」が収益に加算されます。それだけで生活するまでには至りませんが、創作活動の励みになる事は確かです。
この本では、私がどのように小説を書いているのか、どのようにお金にしようとしてきたのかを紹介していこうと思います。私は商業作家ではありませんから、商業作家を目指している人には参考にならないかも知れません。ですが、商業作家でなくても小説は書いて良いし、本を出版して良いのです。
「小説を書きたいけど、どうしたら良いの?」
「どうしたら読んでもらえるの?」
「本を出版したいけど、どうしたら良いの?」
このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
私は、小説の書き方を誰かに教えてもらったわけではありません。あくまでもこの本は「私のやり方」を紹介するものです。「これが正解です」「これが正しいです」「皆さん、真似してください」と言うつもりはありません。「こんな考え方ややり方もあるよね」くらいに受け止めていただければ良いと思います。
読者の皆様が有意義な執筆活動をされるために、本書が少しでもお役に立てれば幸いです。
初心者でも必ず完成できるストーリーの作り方: この1冊でストーリーが生み出せるようになる、小説の書き方シリーズ第二弾! 初心者でも必ず完成できるストーリーの作り方: この1冊でストーリーが生み出せるようになる、小説の書き方シリーズ第二弾! 我那覇アキラ (著)
出版社 : Independently published
発売日 : 2022/11/13
基礎から応用まで!
小説の書き方シリーズ第2巻
0から徹底解説!
この一冊でおもしろいストーリーが作れるようになっちゃう!
初心者向けに5ステップで分かりやすく解説している、ストーリーの作り方指南書です。
ステップ1:テーマを決める
ステップ2:ネタ(モチーフ)を決める
ステップ3:キャラクター設定
ステップ4:ストーリーのアイデアを出す
ステップ5:ストーリー構成を決める
これがストーリー作成の5ステップです。
・小説を書きたいけど、ストーリーが全然思いつかない
・書きたいものはあるけど、話を膨らませられない
・ネタが尽きてきたので、とっかかりが欲しい
ストーリー作りに悩んでいる人が特に知りたいのが、アイデアの出し方、面白いストーリーの作り方ではないでしょうか。
また、キャラクターの生み出し方に悩んでいる人も多いでしょう。
この本では例題も交えながら、初心者にも分かりやすくて具体的なやり方を徹底解説しています。
一般的に知られている正攻法のやり方、基本はもちろん、
・もっともっとおもしろい作品を仕上げる確率を上げていきたい!
・正攻法ばかりじゃ、全然できない。もっと他に方法はないの?
といったような人にこそ、読んでいただきたい内容になっています。
ストーリー作りの基礎から応用までしっかり学んで、面白いストーリーが自ら生み出せるようになりましょう。
【関連書】
「悪魔のささやき」で書く短編小説 「悪魔のささやき」で書く短編小説 わかつきひかる
出版社 : 雷鳥社
発売日 : 2023/2/24
エンタメ小説を初めて書く人のためのドリル形式の手引き。
受講生のデビュー多数!
キャリア26年の作家が、創作教室で教えているテクニック。
小説に必要な5つの文法、書き手のイメージを読者に届けるための描写、起承転結のあるストーリーを考えるコツ、ショートショートや短編を作る方法、そして、小説の書き方本ではあまり説明されることのない、文学賞の応募規約の守り方。
ライトノベルを書きたい中高生から、企業小説を書きたい定年退職したシニア世代まで、一度も小説を書いたことがない人でも、「悪魔のささやき」を使った短編を作ることができるようになります。
「悪魔のささやき」とは?
ショートショートの名手・星新一が題材にしていた物語のパターンのひとつ。悪魔の誘惑に乗った人が、結局はひどいめに遭うという、世界中で昔から愛されているお話です。
全五章。
第一章では、文章の基礎である「文法(小説に必要な5つのポイント)」を身につけます。
第二章では、国語の授業では学ばなかった小説の基礎で必須テクニックの「描写と人称と視点」を学びます。
第三章では、小説の筋トレをして基礎体力をつけ、しっかりした起承転結のある「ストーリー」を作ります。
第四章では、テクニックを使って実際に印象的なワンシーンやショートショートや短編を書きます。
第五章では、新人賞・文学賞の選考対象外にならないよう「投稿のルール」を確かめます。
感情を引き出す小説の技巧 読者と登場人物を結びつける執筆術 感情を引き出す小説の技巧 読者と登場人物を結びつける執筆術 ドナルド・マース (著), 佐藤弥生 (翻訳), 茂木靖枝 (翻訳)
出版社 : フィルムアート社
発売日 : 2022/11/26
登場人物の気持ちを書き出すことは、読者の感情を揺さぶる近道……ではない!
登場人物でも、ストーリーでもなく、読者は自分自身の感情を「体験」している。
小説家の仕事とは、読者を登場人物と同じ気持ちにさせることではなく、ストーリーを通して読者それぞれの感情の旅へと導くことだ。
どうすれば読者自身の感情を動かすことができるのか、敏腕文芸エージェントがその方法と手段を徹底解説!
感情を「見せるか、語るか」。
小説指南書でたびたび取り上げられるトピックです。
ハリウッドの脚本の世界に「語るな、見せろ」という格言があるように、一般的には感情を登場人物に語らせるのではなく、アクションで見せるほうがよいとされています。
しかし本書は「見せること」も「語ること」も、読者の感情には直接的にはほとんど影響を及ぼさないと説きます。
読者は、登場人物とともにストーリーの世界を生きているのだと思われがちですが、実際にはそうではありません。
読者は、小説を読みながら自分自身の経験を重ねているのであって、ストーリーはそのきっかけにすぎません。
同じ小説でも、読む人によって受け止め方や感想がまったく異なるのは、読者の経験やそれによって引き出される感情が異なるからなのです。
必要なのは、感情を向ける対象となるものを作り出すことではなく、読者の感情を引き出すこと。
読者は小説を読むというより、むしろ反応しています。
めざすべきは、「体験」と評されるほど強烈で印象深い感情を引き起こすことです。
本書では、年間150冊以上の小説を売り込むベテラン文芸エージェントの著者が、数多くの小説作品を引用しながら、感情面での鮮烈な経験を読者にもたらすための効果的な見せ方、語り方、その他数多くのテクニックを徹底解説しています。
豊富な経験と知識に裏打ちされたきわめて実践的な一冊です。
「感情を引き出す技巧」が身につく34の演習問題も収録。
この本に書いた方法は、プロットを書くための公式や、創作術の本によくあるシーンのチェックリストに頼るものではありません。偶然の発見や運で片づけることもありません。天賦の才などというあてにならない資質は役には立ちません。感情を引き出す技巧を習得するためには、まず感情面への衝撃がどのように生まれるかを理解してから、実際に応用していきましょう。
魔法のような方法ではありませんが、成果は魔法のように感じられるはずです。この技法を習得しても、ストーリーのタイプやスタイル、意図は変わりません。大衆小説か純文学か、執筆前にプロットを考えるか考えないか、ひとつのジャンルにこだわるか、複数のジャンルを融合させるか、新しく切り開くか、それは問いません。繰り返しますが、あらゆる原稿は、もっと読者の感情を引き出す必要があります。その方法をこの本では紹介していきます。
――「第1章 感情を引き出す技巧」より
物語のつむぎ方入門: 〈プロット〉をおもしろくする25の方法 物語のつむぎ方入門: 〈プロット〉をおもしろくする25の方法 (アルケミスト双書) エイミー・ジョーンズ (著), 駒田 曜 (翻訳)
出版社 : 創元社
発売日 : 2022/12/15
プロット(筋立て)を面白くする25の方法
小説・映画・演劇のどのジャンルにおいても、物語をどのように構成すれば、読者の興味を引くかということにかんして、基本的なセオリーがある。
ストーリーテリングにおけるプロット(筋立て)は、その基本のなかの基本で、本書ではプロの作家が、プロットに関する理論と、具体的なプロットをつくる技術を紹介し、プロットをどのように操作すればドラマチックな効果が得られるかを伝える。
作家を志す人がアイデアをしっかりとした作品に育てることを目的とした実践的な本。
キャラクター 登場人物の本質と創作の技法 キャラクター 登場人物の本質と創作の技法 ロバート・マッキー (著), 越前敏弥 (翻訳)
出版社 : フィルムアート社
発売日 : 2022/9/24
アカデミー賞&エミー賞の請負人ロバート・マッキーが「キャラクターとは何か?」を徹底解明!
登場人物の本質を問い、創造力に磨きをかける。
キャラクター創作術の最新版にして決定版がついに登場。
「キャラクターは人間とはちがう。ミロのヴィーナスが生身の女性ではないのと同じように、キャラクターは実在の人間ではない。キャラクターは芸術作品である――感情を掻き立て、深い意味を持ち、記憶に刻まれる、人間の本質の隠喩である。それは作者の心の奥深くで生まれ、ストーリーの腕のなかでしっかり守られ、永遠に生きつづけるよう運命づけられている。」
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