江戸の性語辞典 (朝日新書)永井義男 (著)
出版社: 朝日新聞出版 (2014/10/10)
江戸時代の性に関する言葉は、
現代まで使われているもの、意味が変化したもの、
まったく使われなくなったものなど様々。
豊かで奥深い288の性語について、
春本や戯作から採取した豊富な用例を入れて解説。
春画も53点収録した永久保存版。
【目次】
■第一章 女と性器
ぼぼ/つび/壺/陰門/玉門/穴鉢/おまんこ/さね/さねがしら/ひたい際/ひたい口/空割/子宮/あらばち/土器/お開帳/上開/巾着ぼぼ/蛸つび/淫水・婬水/精汁/吐淫/初花/馬/行水/月役/経水/湯ぼぼ/練れる/裾腋臭/湯文字/乳/玄人/素人/地女/地者/其者/商売人/商売あがり/勤めあがり/させ上手/床上手/裾っ張り/腎張/婀娜者/ぼっとり者/相模下女/二八/新造/中年増/年増/妾/囲者/手かけ/手活けの花/色/お屋敷/女中/宿下り/代参
■第二章 男と性器
へのこ/魔羅/得手吉/おちんこ/鈴口/雁/雁高/馬/紫色雁高/八寸胴返/麩魔羅/すぼけ/皮かぶり/二形/生物/生のもの/生やす/生える/木のようになる/淫水・婬水/腎水/腎虚/提灯/腎張/強蔵/菊座/後門/色/色男/若衆/稚児/寺小姓/衆道/男色/間男/男妾/宿六/道楽/どら者/大尽・大臣
■第三章 男女の関係、性技
とぼす/ぼぼ/祭り/口吸い/くじる/指人形/なめる/本手/後取り/茶臼/居茶臼/曲取り/四十八手/ちょんの間/むしかえし/湯ぼぼ酒まら/湯つび酒まら/よがり泣く/気がいく・気をやる/気が悪くなる/がっかりする/水揚/割る/新枕/つばき/三浅九深/大腰/しずかに/素股/水風呂で牛蒡/据風呂桶にて牛蒡を洗う/色事/色/地色/ちんちんかも/密通/七両二分/ぼろっ買い/夜這い/芋田楽/畜生道/尻/釜/釜を抜く/実/信実/起請文/一盗二婢三妾四妓五妻/命の洗濯/せんずり/かく/かわつるみ/手わざ/五人組/あてがき/毛雪駄/春三夏六/夏ぼぼ/伽/岡惚れ/おっこち/湿深い/甚助・甚介/強婬/廻りを取る/駆落・駈落/相対死
■第四章 性風俗
遊廓・遊郭/廓・郭/女郎/女郎買い/女郎屋/吉原/飯盛女/岡場所/ちょう/さと/仮宅/太夫・大夫/花魁/呼出し昼三/傾城/新造/禿/苦界/泥水/河竹/勤め/初会/裏/馴染み/間夫/揚代/一切/水揚/廻し/ふる、ふられる、もてる/床急ぎ/遣手/若い者/引手茶屋/張見世/陰見世/芸者/転ぶ/身売り/女衒/年季/身請け/請出す/根引き/深川七場所/子供/呼出し/伏玉/娘分/羽織/太夫/割床/四六見世/切見世/局見世/河岸見世/ちょんの間/鳥屋につく/行水/鍋墨/さわり用事/おしげり/床上手/させ上手/泣く/そら泣き/起請文/彫物/入黒子/精進落し/船宿/屋根船/山谷堀/柳橋/出合茶屋/裏茶屋/夜鷹/買い逃げ/陰間/陰間茶屋/舞台子/芳町/比丘尼/舟饅頭/湯女/地獄/それ突けやれ突け/女犯/投込寺
■第五章 性具と病気
枕絵/笑絵/枕草紙/枕本/笑本/よがり薬/四ツ目屋/女悦丸/帆柱丸/?丸/長命丸/地黄丸/腎薬/朔日丸/通和散/張形/互形/肥後ずいき/鶺鴒台/吾妻形/琳の玉/瘡/瘡毒/瘡かき/鼻っ欠け/淋病/横根/中条流、仲条流/女医者/おろし薬/月水早流/間引