官能小説の書き方: 鹿月舎で官能小説を書く人のために [Kindle版]鹿鳴館執事 (著)
フォーマット: Kindle版
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紙の本の長さ: 60 ページ
出版社: 鹿月舎; 1版 (2015/6/26)
何を偉そうなことを書いているのか、と、書きながら、何度も迷いました。お前は先生にでもなったつもりなのか、と、自分に問うことも一度や二度ではありませんでした。
筆者が縋るものは、筆者は社会人として、人として、落ちこぼれかもしれませんが、ものを書く人間としては落ちこぼれていないという自負だけでした。何故なら、筆者は文学賞作家になれなかったために、メジャーの出版社に勤めることが出来なかったために、エロ小説を書き、エロ雑誌を編集していたわけではないのです。
筆者はエロ小説が書きたくてエロ小説を書き、エロ雑誌を編集したくてエロ雑誌を編集してきたのです。成りたいものに成ったということから考えるならエリートなのです。
ゆえに、誤解ないようにお願いします。これは小説の書き方ではありません。官能小説の書き方なのです。
それも、鹿月舎での官能小説の書き方なのです。
官能小説の書き方入門: 現役ライターが教えるとっておきの秘訣 Kindle版六堂ジン (著)
フォーマット: Kindle版
皆さんは官能小説を書いたことはありますか? 「なんとなく書くのが難しそう」「ふつうの小説とは書き方が違うのかな」と、漠然としたハードルを感じていらっしゃるかもしれません。
しかし、官能小説を書くうえで大切なことは、ふつうの小説を書くうえで大切なことと同じです。
テーマがあって、ストーリーがあって、世界観があって、キャラクターがいる。たしかに官能小説には《性行為の描写》という特殊な物語展開はありますが、基本はふつうの小説と同じです。
本書では「生まれて初めて官能小説を書くよ!」という方でも、挫折せずに楽しんで執筆ができるようになる、いくつかのコツをご紹介しています。一見して書くのが難しそうな官能小説も、コツを掴んでしまえば執筆は楽しいものです。
官能小説を書く皆様のお役に立てれば、また本書が官能小説を書き始めるきっかけとなれれば、私としてもこれ以上に嬉しいことはありません。
【目次】
・官能小説を書くのは恥ずかしい?
・官能小説にはストーリーがない?
・官能小説は描写が難しい?
・まずは短編から書いてみよう!
・プロットとキャラが命です”
・長編を書き切るためのヒント
・役立ち辞書と書籍の紹介
・筆者略歴