カネダ工房 (著)
出版社: 誠文堂新光社 (2012/3/22)
手足の描き方を正攻法・裏技取り混ぜ様々なアプローチで迫る。難しいポーズの攻略法、応用作例も豊富に、親しみやすい絵柄で解説。
漫画、イラスト、アニメーションを制作する上で、手足を描くことは難しくかつ重要なことである。
「手」に限って言えば、感情表現を豊かにしキャラクターを決定づけるアイテムであり、「足」は女性の色気を演出する「絵の武器」として、またはスタイル、地に立つための重心を司っていく。
さらに共にアクションの基点ともなり、多様なバリエーションに富む。
本書はこのような様々な顔を持つ手足を描くためのテクニック集で、豊富な図版で作例と活用例を示す。
また、骨や筋肉の構造からの解説の他に、裏技としてデッサンを無視した描き方も取り入れ、ロジックの他に感性からのアプローチも試みている。
著者について
民俗芸能集団活動、漫画家アシスタントを経て2005年に商業漫画家・イラストレーターとして独立。
以降、出版・ウェブでの連載、広告・実用本のイラスト等々、用途に合わせて画風を変化させての活動から工房のペンネームを名乗る。
主な作品に『
天空の富嶽』(学研パブリッシング刊)、『
戦国武器甲冑事典』『
人体解剖図から学ぶキャラクターデッサンの描き方』(誠文堂新光社刊)、『
医者が教えるココロとカラダこれが世界の新常識 』(三笠書房刊)『
萌えキャラクターの描き方 しぐさ・感情表現編』など多数。
2012/02/19(Sun)16:14