Yomi-Search FAN!さんの掲示板に
「
栗原潔のテクノロジー時評Ver2というブログに
日本企業による検索エンジン運営は(仮にサーバが海外にあっても)違法??
という記事があるが、業務でYomiを運営している人は有罪なのか?」
という書き込みがありました。
Yomi-Searchで2つもサーチを運営している我が身としては、
そのタイトルは驚愕ものでございますので、
慌てて
該当エントリを読みに行ってきました。
記事の内容は、毎日新聞Webサイトの
2006年12月9日付記事「検索サーバー:国内に設置 実現へ著作権法改正方針」という報道を受けてのものでした。
で、その内容は、
Webサイトのデータをキャッシュして、
それを検索データとして自サイト上に公開すると、
日本国の現行の著作権法では「著作物の複製と編集」にあたるので、
著作者(キャッシュされるWebサイトの制作者)の許諾なしに行うと、
著作権法に違反してしまうことになる。
そこで、海外サーバーで運営しているサーチエンジンが多い。
でも海外サーバーでも運営団体が日本法人なら、
やっぱり違法状態なんじゃないか。
というものでした。
※上記は銀の字が端折って書いたものです。
間違いが含まれている可能性がありますので、
詳しいことは
栗原潔さまの記事をご自分の目で確認していただきますよう。
つまり、
Googleさんとか、Yahoo!さんとか、msnさんとかのような、
ロボット・クローラーが自動的にデータを拾ってくるタイプの
システマチックなサーチは、著作権法違反の可能性が高い
ということ。
Yomi-Searchや、パワーサーチや他のリンク集・検索スクリプトの場合、
ロボが情報を取ってくるんじゃありません。
基本的に登録者が自発的に登録にいらっしゃって、
自分のサイトの説明・アピール文をご自分で入力なさるわけです。
サーチ・リンク集管理者が有益だと判断したサイトを代理登録することもありますが。
フツウに運営している限り、
登録サイトのデータを勝手に複製しているわけではないので、
有罪ってことにはならないのではないかと。
↑この言い方は変なんですけどね。
……もっとも、ちょっと前、
他のYomi系サーチに登録されているデータの上っ面をコピーして
自分の立ち上げたサーチに片っ端から登録していっちゃった
困った方がいらっしゃったそうですが……。