■ 萩の花、赤く[別窓]
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登録: 2009/11/06(Fri) 20:35 更新: 2009/11/06(Fri) 20:35
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赤い花を咲かせる萩。 |
ハギ(萩)とは、マメ科ハギ属の総称。 落葉低木。 茎は木質化して固くなるが、年々太くなって伸びるようなことはなく、根本から新しい芽が毎年出る。 秋の七草のひとつで、花期は7月から10月。 分布は種類にもよるが、日本のほぼ全域。 古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花。秋の七草の一つ。 別名:芽子・生芽(ハギ)。
マメ科植物特有の根粒菌との共生のおかげで、痩せた土地でも良く育つ特性がある。 このため荒れ地に生えるパイオニア植物として、放牧地や山火事跡などに一面に生えることもある。 この特徴を買われ、古くから道路斜面、治山、砂防など現場で緑化資材として活用されている。 現在では、ヤマハギ、メドハギの種子が、斜面緑化のための吹付資材として用いられている。
花言葉は「思案」「思い」「柔軟な精神」 |
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■ 南天の花[別窓]
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登録: 2010/08/18(Wed) 15:18 更新: 2010/08/18(Wed) 15:18
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なんてんの白い花。
ナンテンは、メギ科の常緑低木。中国原産。 幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしている。 先端の葉の間から花序を上に伸ばし、初夏に白い花が咲く。 晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。
音が「難を転ずる」に通ずることから縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。 葉は赤飯などの飾りに、実は南天実という生薬で咳止めの薬として用いられる。
葉は、南天葉という生薬で健胃、解熱、鎮咳などの作用がある。 葉に含まれるシアン化水素は猛毒であるが、含有量はわずかであるために危険性は殆どなく、逆に食品の防腐に役立つ。
南天実に含まれる成分としては、アルカロイドであるイソコリジン、ドメスチン、プロトピン、ナンテニン、ナンジニン、メチルドメスチンなどの他、チアン水素、リノリン酸、オレイン酸が知られている。 鎮咳作用をもつドメスチンは、多量に摂取すると知覚や運動神経の麻痺を引き起こすため、素人が安易に試すのは危険である。
花言葉は「私の愛は増すばかり」「良い家庭」「機知に富む」「福をなす」など |
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