英文創作教室 Writing Your Own Storiesレアード・ハント (著), 柴田 元幸 (編集, 翻訳), 今井 亮一 (翻訳), 福間 恵 (翻訳)
出版社: 研究社 (2017/11/22)
★アメリカの英文創作を日本で学ぶ。古川日出男氏推薦!
どんなに世界が失われてしまっても、僕らはみんな、この世界を生み直せる。それも、言葉で。もしかしたら、英語で。ひとりひとりが周囲を「観察」することが、大きな「洞察」をもたらすことなのだと、心優しい教師・レアードが言っている。この教室に入ろう。――古川日出男
「自分の言葉で書く、ということに――特に英語でそうすることに――興味がある人は、ぜひこの本を読んでほしい。興味がない人も、読んで興味を持ってほしい。どちらにしろ楽しい経験になるだろうし、読みおえるまでに、ずいぶんいろんなことを学んでいると思う」――柴田元幸
※A Bilingual Book(English-Japanese) !
英日対訳
【目次】
まえがき ● 柴田元幸
本書について
第I部 物語を書いてみよう
第1章 今けさ朝起きてから目に入ったものを描写しよう
デイヴィッド・グレアム「天井の飾り物」
田辺恭子「雨」
第2章 写真から物語を
レイチェル・パーカー・マーティン「ハシュ」
菊池裕実子「祖父の挨拶」
第3章 君の人生、君の経験、君の物語
トニ・ロクサーヌ・オズワルド「バーバラおばさん」
田島幸子「焼き林檎の甘くて苦い思い出」
第4章 悲劇のあとに書く
ブレイク・ガフィ「侵入」
今井亮一「鎌倉」
第II部 改稿版
第III部 創作集
レアード・ハント「鯨の脚」
チャールズ・シミック「私はなぜある種の詩をその他の詩より好むか」
レベッカ・ブラウン「天国」「見ることを学ぶ」
レアード・ハント「雪と金槌のある静物画」
あとがき ● レアード・ハント
形容詞を使わない 大人の文章表現力石黒 圭 (著)
出版社: 日本実業出版社 (2017/11/16)
◆より「伝わりやすい」文章を書くための9つのテクニック
「すごいね」「かわいいね」「それ、いいね」
→ありきたりのほめ言葉で、相手は本当に喜ぶ?
「おいしそうなパンケーキ」
「メープルシロップたっぷりの絶品ふわふわパンケーキ」
→より「おいしそう」に感じる描写はどっち?
1つの言葉でいろんな感情を表現できる形容詞(すごい、かわいいetc…)や、
ざっくりした説明と相性がいい副詞(ほとんど、たくさんetc…)は、
ついつい使ってしまいがち。
でも、使いすぎると、「中身が伝わらない」文章になってしまうことも!
◆豊富な語彙を的確に使うことで、文章は洗練される!
そこで、本書では、ありきたりな形容詞や副詞を使う代わりに、
動詞を使って丁寧に書きこむ「描写」、擬音語・擬態語を駆使する「オノマトペ」、
イメージをふくらませる「比喩」、前向きな姿勢を示す「否定表現」など、
大人なら知っておきたい、文章を洗練して「知的な印象」を与える表現技法を紹介。
国立国語研究所の教授で、日本語のレトリックに精通する著者が
豊富な問題と解答例をベースにわかりやすく説明します!