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光栄(現「コーエー」)刊「歴史パラダイス6巻」に掲載された、TRPGのリプレイ記事「角色扮演遊技・三國志秘話『桃の木は残った』」を元に、プレイヤー参加していた銀凰恵(神光寺かをり)が編集・脚色を施して作り出した非公式(黙認?)ノベライズ。
時は西暦305年。大陸は「晋」として統一されるも、外戚同士の争い「八王の乱」により、太平は崩れかかっていた。 故郷である巴蜀を捨てて旅をする5人の若者(一部渋い中年含む)が立ち寄ったのは、桃の花咲き乱れる寒村。 のどかな村は、しかし鮮卑(せんぴ)族の将「独孤紹」により占拠されていた。 男装の女傑・祝英台を村人達が「異国の姫君」と思い込んだのを利用して団結力を強めさせた「軍師」遼伯羽は、弟分の翔雷公をつれて、密かに敵陣に潜入。 英台の義弟・張恵生と、商人の娘・黄鈴梅は援軍を求めて近隣の街へ向かう。 村に残った英台の前に現れた独孤紹は、彼女に子供達の命と引き替えに己に嫁すことを求めた。 序・桃園・劉桃君・英公主・勇と優・木っ端役人・略奪婚・知 将・月光・桃夭・剣と大刀・匕首・桃の木は残った・跋の14章からなる中・長編。
ちなみにこのセッションでは、PC(プレイヤーキャラ=ゲーム参加者が演じる登場人物)とNPC(ノンプレイヤーキャラ=ゲームマスターが演じる登場人物)にそれぞれ一名ずつの死者が出ておりますので、いわゆる「死ネタ」がお嫌いな方はご注意下さい。
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