Harlequin est amoureux
恋するアルルカンリンク集

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  【5月15日発行】「氷のハートが燃えるまで」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
氷のハートが燃えるまで
氷のハートが燃えるまで
[著]スーザン・アンダーセン [翻訳]立石ゆかり
発行: ハーレクイン
シリーズ: MIRA文庫

カジノホテルでショーに出演するカーリーは、信頼できる友人と愛するペットに囲まれて自由な生活を楽しんでいる。
唯一の悩みは新しい隣人のこと。
同じホテルで働くウルフガングは犬嫌いなうえに堅物で傲慢で、彼女とペットを目の敵にする。
そんなある日、カーリーは部屋に怒鳴りこんできたウルフガングと、はずみから情熱的なキスをしてしまう。
ところがカーリーが激しい欲望に駆られたのもつかの間、彼は体を離して言い放った。
「これは間違いだ。ぼくの人生計画に君は存在しない」
横柄な物言いに彼女は怒りを爆発させるが……。

紙書籍版

  【5月15日発行】「ブロンドの熱い罠」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
ブロンドの熱い罠
ブロンドの熱い罠
[著]デビー・ローリンズ [翻訳]山田信子
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・スポットライト・プラス

熱く奪って欲しいのはあなたと続いた『愛と欲望のテキサス』シリーズの最終話。

初めての大仕事に、キャシーは胸を高ぶらせていた。
この仕事をうまくやり遂げられれば、私立探偵として高い評価を受けるだけでなく、上司のジェンの信用も勝ち取れる。
とはいえ、容姿を武器にしたおとり捜査なんて、できればしたくないけれど……。
捜査対象が出入りするバーに颯爽と入ったキャシーは、店内を見まわした。
カウンター席には、とびきりゴージャスな男が一人。
次の瞬間、立ち上がった男はいきなりキャシーを抱き寄せると、強引に唇を奪った。

紙書籍版

  【5月15日発行】「ボディガードは一人だけ」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
ボディガードは一人だけ
ボディガードは一人だけ
[著]ビバリー・バートン [翻訳]西江璃子
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・スポットライト・プラス

大人気シリーズ「狼たちの休息」最新刊。
ビク・ノーブルは、その女性を一目見て、茫然と立ちすくんだ。
ほほえみながら近づいてくる彼女に、息も止まりそうだ。
「わたしがペニー・スー・ペインです」
ボディガードのビクは、任務を引き受けたことを心底後悔していた。
億万長者の遺産相続犬の警護を、後見人のペニー・スーから依頼され、警備会社が人手不足を理由に、彼に無理やり押しつけてきたのだ。
代わりが見つかるまででいいからと。いつ見つかるかわからないのに。
さらに悪いことに、ビクはペニー・スーに一目でまいってしまった。
だが、一夜限りの関係など求めたら、当然結婚を迫られるに違いない。
そんな高い代償はまだ支払いたくはない。
ビクにはわかった。この任務は地獄の試練となるだろうと……。

紙書籍版

  【5月15日発行】「罪なプロポーズ」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
罪なプロポーズ
罪なプロポーズ
[著]クリスティン・リマー [翻訳]神純子
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・スポットライト・プラス

シャーリーンには、どうしても許せない男性がいた。
十年前、両親を亡くした彼女を見捨てた元恋人のブランドだ。
彼に結婚を断られたために、シャーリーンは裁判に敗れ、幼い妹シシーの監護権は冷酷な叔母夫婦に奪われてしまった。
そして妹は今や、身勝手で反抗的な娘に成長している。
ある朝、仕事に出かけようとしたシャーリーンは、ソファに赤ん坊が寝かされているのを見つけて驚愕した。
置き手紙によると、シシーがひそかに産んだ子らしい。
だが、シャーリーンの目は手紙の一節に釘づけになっていた。
“この子の父親はブランドよ”

紙書籍版

  【5月15日発行】「ドクターはプリンス」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
ドクターはプリンス
ドクターはプリンス
[著]メラニー・ミルバーン [翻訳]青木れいな
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ニローリ・ルールズ

看護師のアメーリアは近道をするため、隣家の裏庭のフェンスを乗り越えようとしていばらの枝にスカートをひっかけ、身動きがとれなくなった。
それを見つけたのが隣家に越してきたばかりのアレックスだった。
アメーリアは彼の目の前でフェンスから落ち、たくましい彼の腕に抱きとめられた。
最悪の恥ずかしい対面のあと、アメーリアは彼が国王の手術のためニローリに招かれた心臓外科医で、アメーリアの勤務する病院でも働くと知る。
男性にはかかわるまいと決めたのに、アメーリアの心は揺れた。

紙書籍版

  【5月15日発行】「楽園の罠」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
楽園の罠
楽園の罠
[著]カーラ・サマーズ [翻訳]ささらえ真海
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ブレイズ

熱い旅路をたどるうち、見知らぬ罠へと落ちていた――。
親友になりすまして乗り込んだ自家用ジェット機の中で、ナタリーは心臓が飛び出しそうだった。
美しい南の島では、何も知らない親友の兄が妹の到着を待っている。
もう後戻りはできない。大切な研究のためなのだから。
男性を引きつけて離さない方法を知るために、秘めたファンタジーを探り出し、データを集め、分析してきた。
あとは実地に試すだけ。いつも研究室でしている実験と同じよ。
彼を説得して、ぜひとも協力してもらわなければ! 
ナタリーは深呼吸をし、危険な賭に立ち向かう覚悟を決めた――ほんとうの危険が待ち受けていることなど、露ほども知らずに。

紙書籍版

  【5月15日発行】「シンデレラに憧れて 都会のシンデレラ」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
シンデレラに憧れて 都会のシンデレラ
シンデレラに憧れて 都会のシンデレラ
[著]キャサリン・ジョージ [翻訳]吉田洋子
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・リクエスト

「君はいったいだれだい?」
掃除の仕事をしているエミリーは、派遣先での作業を終えたとき、突然現れた黒髪の男性に問いただされて狼狽した。
仕事はいつも留守の間にすませるので、会ったことは一度もないが、この男性が雇主の裕福な銀行家ルーカス・テネントだろう。
「あなたの家を掃除している者です」
顔を赤らめながら答えたエミリーは、彼の顔色の悪さに気づいた。
ひどいインフルエンザにかかって早めに帰宅したのだという。
熱と咳に苦しむルーカスに懇願され、エミリーは彼の家に泊まりこんで看病をすることになった。

紙書籍版

  【5月15日発行】「ボスに恋愛中 ボスには言えない」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
ボスに恋愛中 ボスには言えない
ボスに恋愛中 ボスには言えない
[著]キャロル・グレイス [翻訳]緒川さら
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・リクエスト

ジョーのもとで秘書として働いた三年間、クラウディアはずっと彼に思いを寄せてきた。
その恋はパーティの夜、成就したかに思えた――次の日何事もなかったかのように、彼が振る舞うまでは。
これ以上、彼が美女たちとデートするのを見てはいられない。
クラウディアは辞職の決意を固め、彼の出張中に会社を去った。
ところが、ジョーは退職を頑として認めず、戻ってくるよう主張して譲らない。
クラウディアは仕方なく、二週間だけの職場復帰に同意した。
いくら望まれてもあまり長くは働けないと、こみ上げる吐き気が彼女に告げていた。

紙書籍版

  【5月15日発行】「愛に惑うシーク」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
愛に惑うシーク
愛に惑うシーク
[著]アニー・ウエスト [翻訳]柿原日出子
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

シークの略奪愛でヒーロー・ラフィークと結ばれたヒロイン・ベルの妹の物語。

クアルームの王妃となった姉を訪ね、ロザリーは美しい小島で日ごろの疲れを癒していた。
三年ぶりに絵筆をとって夜明けの海辺を描いていると、白馬に乗ったすてきな男性が現れ、波打ち際で水と戯れるのが見えた。
男性が島のシークとも知らずに、ロザリーは夢中で描き始める。
やがて馬が岸のほうに戻ってきたかと思うと、すぐ近くに止まった。
請われて描きかけの絵を見せたロザリーに、馬上の男性は言った。
「ぼくの絵を完成させたいなら、きみにぼくの朝を四日あげよう」
喜んだのもつかの間、続く彼の言葉にロザリーは息をのんだ。
「きみの午後をぼくにくれるなら」

紙書籍版

  【5月15日発行】「運命のバルセロナ」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
運命のバルセロナ
運命のバルセロナ
[著]ルーシー・モンロー [翻訳]中野かれん
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

エリーが青年実業家のサンドルと交際を始めて三カ月がたつ。
彼はデートの最後に官能的なおやすみのキスをするものの、なぜかそれ以上の関係に進もうとしない。
先を促そうとするエリーのほのかなヒントも無視されつづけてきた。
ところが彼は、ある夜のディナーのあとで、妻になってほしいと唐突なプロポーズをしてきた。愛しているという言葉もないままに。
サンドルは、海運王と呼ばれるエリーの父と仕事上の取り引きがある。
彼が本当に求めているのは私自身? それとも富豪の娘という立場? 
戸惑いのあまりエリーは、これ以上ないほど不器用な返答をしてしまう。

紙書籍版

  【5月15日発行】「甘美な罠に落ちて」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
甘美な罠に落ちて
甘美な罠に落ちて
[著]マーガレット・メイヨー [翻訳]茅野久枝
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

向こうに立っているのは……ハンター・ドナヒュー! 
友人に誘われたパーティで元夫と再会し、キーシャは愕然とした。
仕事第一のハンターに幻滅し、彼女が家を出たのは三年前。
いまや彼は広告業界で大成功を収め、一方キーシャは、家賃滞納で立ち退きを迫られる身の上だった。
「ぼくの会社で働かないか?」
元妻の窮状を見かねたハンターの申し出に、彼女の心は揺れた。
いまだ惹かれている彼のもとで働くのは危険すぎる。
でも、家賃が……。
背に腹はかえられず、キーシャはハンターにすがった。
ハンターの真の狙いは、彼を捨てた妻への復讐にあったのに。

紙書籍版

  【5月15日発行】「灼熱の恋の終わりに」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
灼熱の恋の終わりに
灼熱の恋の終わりに
[著]アン・マカリスター [翻訳]松本果蓮
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

美しき船出のヒーロー、エリアス・アントニデスの妹マルタの感動的な愛の物語。

マルタは交際相手から裏切られ、エーゲ海に浮かぶ故郷の島を訪れた。
今は誰も住んでいない我が家で傷心を癒すつもりだった。
ところが懐かしい家は海賊のような男性テオの手に渡っていた。
彼は早く出ていってほしいと言い捨てて、海へ行ってしまう。
そこへ、テオを追いかけてきたらしい女性が二人やってくる。
マルタはつい自分の家のように彼女たちを中に入れた。
帰ってきたテオは、マルタに怒りをあらわにしたが、次の瞬間彼女の唇を奪うなり、提案した。
「僕の恋人のふりをしてくれないか」
女性を撃退するために、わたしを利用しようというわけ?


紙書籍版

  【5月15日発行】「盗まれたのは心」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
盗まれたのは心
盗まれたのは心
[著]メラニー・ミルバーン [翻訳]萩原ちさと
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

シャーロットはシドニーにある美術館の学芸員。
自ら企画したギリシア彫刻展を成功させようと奔走していた。
なのに、よりによって最大のスポンサーである財団の代表が、ギリシア人の実業家で億万長者のデイモンだなんて! 
デイモンはかつて彼女に愛の手ほどきをしてくれた恋人だった。
だがほどなく、身に覚えのないことで責められ、別れたのだ。
美術館主催のパーティの夜、四年ぶりに二人は再会する。
家で待つ、彼にそっくりな目をした娘のことだけは、なんとしても隠さなければ――
不安に震える彼女の緊張をよそに、デイモンは金が欲しければ彼の愛人になれと迫った。

紙書籍版

  【5月15日発行】「魅入られた美女」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
魅入られた美女
魅入られた美女
[著]サラ・モーガン [翻訳]みゆき寿々
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

グレースは培ってきたすべてを失いかけていた。
大富豪ラファエルが会社への投資を引きあげるというのだ。
そんなことになったら、大勢の従業員が路頭に迷う。
グレースは、十分だけの面談の約束を取りつけ、彼が住むジャングルのロッジへと飛んだ。
しかし何を言っても、ラファエルはまるで態度を変えず、彼女への侮蔑を隠そうともしない。
追いつめられたグレースは、泊まっていけという彼の言葉に飛びついた――何が待ち受けているのかも知らずに。

紙書籍版

  【5月15日発行】「裏切りの舞踏会」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
裏切りの舞踏会
裏切りの舞踏会
[著]キム・ローレンス [翻訳]水間朋
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

旅先のイタリアで道に迷ったエリンを救ってくれたのが彼、黒馬にまたがった驚くほどハンサムな男性だった。
うぶなエリンはたちまち恋に落ち、翌日には二人は結ばれた。そして五日後には結婚式――。
出会ったとき、彼はフランチェスコと名乗り、独身だと言ったが、真実はそれくらいで、あとはことごとく偽りだった。
案の定、土台の弱い結婚はすぐに危機に直面する。
夫の浮気を疑って、エリンは早々にイギリスに帰り、フランチェスコも妻を連れ戻しに行こうと思わなかった。
しかし偶然、妻の秘密を知った彼は、怒りに駆られてイギリスに旅立つ。


紙書籍版

  【5月15日発行】「冷酷な求婚」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
冷酷な求婚
冷酷な求婚
[著]ミランダ・リー [翻訳]高田恵子
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

セバスチャンはオーストラリアでも指折りの大富豪。彼の恋人の座を狙う女性はごまんといる。
そんななか、セバスチャンの屋敷で家政婦として働くエミリーは、彼が快適な生活を送れるよう心を砕くことで十分満足していた。
そう、自分が彼に恋をしていることを思い知るまでは。
でも、私が求めているのは彼のようなプレイボーイじゃない。結婚して平穏な家庭を築いてくれる誠実な男性よ。
このままこの家で働きつづければ、私は不幸になる。
辞表を出したエミリーにセバスチャンは言った。
「夫と子供が欲しいなら、僕がかなえてやる。結婚しよう」


紙書籍版

  【5月15日発行】「囚われの花 1」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
囚われの花 1
囚われの花 1
[著]光崎圭 [原作]ジャクリーン・ネイヴィン
発行: ハーレクイン
レーベル: ハーレクイン・コミックス

12世紀イギリス。
貴族の娘リリーは、城を訪れた騎士ローガンと恋に落ちる。
美形の城主ローガンを、リリーの姉もみそめ誘惑する。
だが、ローガンはリリーを選んだ。
結婚初夜を過ごし、幸せにつつまれる二人。そ
んな中、リリーの姉はローガンを罠に陥れる! 
陰謀によって引き裂かれた、二人の愛の行方は?

書籍版

囚われの花 (ハーレクイン・ヒストリカル (HS106))
原作

  【5月15日発行】「囚われの花 2」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
囚われの花 2
囚われの花 2
[著]光崎圭 [原作]ジャクリーン・ネイヴィン
発行: ハーレクイン
レーベル: ハーレクイン・コミックス

殺されたと思っていたローガンが、再び現れた!! 
が、彼がリリーを奪って逃げたのは、愛の為ではなかった。
彼女を捕らえ、閉じ込める為だった。
リリーにさえ不審の目で見られ、ムチ打たれて殺されかけた彼は、今や復讐の鬼と化していた。「
私は君の人生すべてを支配する」
そう言い放ったローガンに、リリーは……。

書籍版
囚われの花 (ハーレクイン・ヒストリカル (HS106))
原作

  【5月15日発行】「アポロンの誘惑」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
アポロンの誘惑
アポロンの誘惑
[著]岡田純子 [原作]スザンナ・キャレイ
発行: ハーレクイン
レーベル: ハーレクイン・コミックス

家族想いのエズミは、妹が出会ったばかりのミュージシャンと結婚すると聞き、思い止まらせるためギリシアへと向かった。
ところが彼女の前におもわぬ敵が現れた。
妹の婚約者の叔父セオは二人の結婚に賛成で、エズミになにかと対立してくる。
しかも業を煮やした彼はエズミの気をそらすため彼女を誘惑し始めて!?


書籍版

  【5月15日発行】「小さな愛の願い」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
小さな愛の願い
小さな愛の願い
[著]原ちえこ [原作]ベティ・ニールズ
発行: ハーレクイン
レーベル: ハーレクイン・コミックス

養護施設で育ったヘンリエッタは、今は病院でパートとして懸命に働き、生計をたてている。
ある日、病院の庭で猫を拾ったのをきっかけに、彼女は憧れの医師アダムと話す機会を得る。
その後、重なるピンチを偶然アダムが救ってくれる内、彼女はアダムに心惹かれていく。
でも、高名で裕福な医師と彼女では、住む世界が違いすぎて……。

書籍版

  【5月15日発行】「復讐は恋の始まり」電子書籍(デジタルブック)版 2008年05月15日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
復讐は恋の始まり
復讐は恋の始まり
[著]上杉可南子 [原作]リン・グレアム
発行: ハーレクイン
レーベル: ハーレクイン・コミックス

恋人のコナーを死に追いやった悪女……。
周囲のひどい評判に、リジーは傷ついていた。
だがその真相は、義母とコナーとの不倫をかばったがためのものだった。
沈む心を抱え、友人に誘われるがままにクラブを訪れたリジー。
そこで、人目を引くギリシア人男性・セバステンに声をかけられ、一夜を共にしてしまう。
だが実は、彼は亡くなったコナーの兄で……!?

原作(ハーレクイン・リクエスト)
書籍版

  【パピレス調べ】今週の週間ベストセラー コミック編 2008年05月02日(Fri) 電子書籍・デジタルコミック
謎めいた美女 魅惑の独身貴族II
謎めいた美女 魅惑の独身貴族II
著: 村田順子 原作: キャロル・モーティマー
発行: ハーレクイン
シリーズ: 魅惑の独身貴族 レーベル: HQ comics
ナイトクラブで1人鬱々とグラスを傾けていたファーガスの前に、黒髪で青い瞳のとびきりの美女が現れた。
彼女、クロエはファーガスが売れっ子小説家であることをなぜか知っていて、さりげなく質問を投げかけてくる。
僕の追っかけか? それともレポーター? 
あやしむうちに酔いのまわったファーガスの記憶はやがて途切れた。翌朝、自分のベッドで目覚めると、横には彼女が! 
しかし、こんな美女とベッドをともにしたというのに、ファーガスは何も覚えていなくて……!?


幸せの蜜の味
幸せの蜜の味
著: 鳥羽笙子 原作: エマ・ダーシー
発行: ハーレクイン
レーベル: HQ comics
父に憎まれ、追放されるように故郷を飛び出したリー。
彼女は6年後、父の葬儀のために屋敷に戻った。
父が亡くなった今であれば、母や姉たちとわかりあえるかもしれない。
だが、期待は見事に裏切られた。
一族の冷たい態度は変わらないどころか、むしろ悪化していた。
いたたまれない雰囲気の中、唯一、父の築いた企業帝国の若き後継者、リチャードだけが声をかけてきた。
6年経ってもまぶしいほどの美しさは変わらない。その彼が、突然言った。
「君と結婚したい」と。


恋を忘れた公爵
恋を忘れた公爵
著: 碧ゆかこ 原作: ニコラ・コーニック
発行: ハーレクイン
レーベル: HQ comics
クララは裕福な貴族の娘。
キス1つ知らない世間知らずの箱入り娘だったが、年頃になり、財産目当ての求婚や貴族たちからの浮ついた誘惑にうんざりしていた。
そこで彼女は、“ロンドンの偉大なる放蕩者”、セバスチャン・フリート公爵に、男性のあしらい方を教えてほしいと頼み込む。
だがクララは考えてもみなかった。
以前、世慣れた美青年のセバスチャンに熱をあげたこともあったけれど、まさかすべてを捧げてもいいと思えるほど、再び彼に惹かれてしまうとは……!


フィレンツェの薔薇 奪われた王冠 IV
フィレンツェの薔薇 奪われた王冠 IV
著: 佐伯かよの 原作: ニーナ・ブルーンス
発行: ハーレクイン
シリーズ: 奪われた王冠 レーベル: HQ comics
「いったい私は誰? 私が何を知ってるというの……?」
一週間前、シルバーシャー王宮内の医療棟のベッドで目覚めたときから、ザラは何も覚えていなかった。
頭痛がして、見るのは奇妙な夢ばかり。
――記憶喪失なのだ。そんなザラを治療するために、今回、わざわざ専門医が派遣されたという。
しかし、そのハンサムな医師は、鋭いまなざしでザラをひと目見るなり怒りと情熱をあらわにした!? 
彼は私を知っている。彼を信用してもいいのかしら?


ライラックが薫るとき
ライラックが薫るとき
著: 内村月子 原作: ジョーン・ホール
発行: ハーレクイン
レーベル: HQ comics
ゲイルは夫ルイスを亡くして以来、生きる気力を失っていた。
けれど、悲しみに沈んだまま一生を送るわけにはいかない。
悩んだすえゲイルは、夫との幸せな思い出に満ちた家を売り「人生の新たなスタートをしよう」と決意した。
義理の息子の友人が、買い手として名乗りをあげてくれた。
だが、家の下見に現れた男は、ゲイルの期待を完全に裏切っていた。
長身から危険な香りを漂わせ、彼は値踏みするようにゲイルをじっと見つめている。
ゲイルは警戒心をみなぎらせた。
こんな人にこの家は渡せない!

  【パピレス調べ】今週の週間ベストセラー ノベル編 2008年05月02日(Fri) 電子書籍・デジタルコミック
薔薇の冠
薔薇の冠
著: ジュリエット・ランドン 翻訳: 大倉貴子
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン文庫ハーレクイン文庫ヒストリカル

十四世紀、ヨーロッパがペストや飢饉、戦争に苦しんでいたころ、イングランド王国のヨーク近隣にある、とある修道院では、預けられた多くの少女が清らかな毎日を送っていた。
ジネヴラも、五歳のときから十二年間そこにいる。
しかし、平和な日々はふいに終わりを告げた。
身なりの立派な男性客を見かけたその日、院長から、ここを出て家に帰るようにと言われたのだ。
やむなく兄の家に身を寄せてほどなく、その男性が訪ねてきた。
彼は領主で、ジネヴラを妻に望んでいるという。
横柄で失礼な人。だが領主の所望を拒むことは許されない。


復讐は愛にも似て
復讐は愛にも似て
著: ジュリア・ジェイムズ 翻訳: 森島小百合
発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・ロマンス

ヴィッキーは父亡きあと、かわいがってくれた叔父の会社を救うため、ギリシア人実業家のテオと便宜的な結婚をした。
それは二年間の期限つきで、離婚の際にはテオから多額の金を受け取る約束だった。
ふたりは社交の場では夫婦として振る舞い、広い屋敷内では他人同然に暮らしていた。
ところがある夜、テオの妖しい目の輝きにからめとられ、ヴィッキーは彼とベッドをともにしてしまう。
動揺した彼女がテオのもとを逃げ出したことが、彼の怒りを買った。
そしてすべてが、取り決めから外れて動き始める――。


ガラスの心を抱いて
ガラスの心を抱いて
著: シャンテル・ショー 翻訳: 藤村華奈美
発行: ハーレクインシリーズ: ハーレクイン・ロマンス

友人夫婦の開くパーティに招かれたスーパーモデルのアナは、国際的な建設会社を率いるギリシア人のダモンと同席した。
二カ月前にエーゲ海の島で初めて会った彼のことは、女性関係が派手な男性と知りつつも、忘れられなかった。浮気性の父親を持ったために、アナは異性と距離を置いている。
それなのに、ダモンは何かとアナに誘いをかけてきた。
彼女がチャリティ活動に熱心とみるや、多額の寄付を申し出る。
代償は何? ベッドをともにしろというの? そんなふしだらなことは我慢できない。
でも寄付金はぜひとも欲しい。
ためらいつつも、アナは彼の申し出を受けることにしたが……。

  【5月1日発行】電子書籍(デジタルブック)版新刊 23冊 2008年05月01日(Thu) 電子書籍・デジタルコミック
赤毛の公爵夫人

ジョージーナ・デボン (著),
片山 奈緒美 (翻訳)
いわれのない決闘を申し込まれた父親の命を守らなければ!
ジュリエットは少年に変装し、身代わりとして会場に向かった。
相手はロンドンきっての道楽者と噂のブレイボーン公爵。
彼は代理人との決闘を渋ったが、彼女が挑発すると乗ってきた。
だが銃弾は、無情にもジュリエットの肩を貫いてしまう――
かすり傷を負わせて追い払うつもりだった公爵は、予想外の展開に慌てふためいた。
子供が死んだら大問題になる。
彼は気を失った少年を屋敷へ連れ帰り、手当することにした。
それが街中の噂となり、望まぬ結婚へ導かれるとは思いもせず。


囚われの恋

スザーン バークレー (著),
柊 羊子 (翻訳)
出版社: ハーレクイン (2008/5/1)
南仏アールズの城が襲撃され、非道な略奪に遭って以来、ジェルヴァーズは領民とともに苦しい日々を過ごしてきた。
全てはサマーヴィルの所業。
憤る彼は伯父の復讐計画に乗った。
英仏から多くの騎士が集まる華々しい武術大会の場で、サマーヴィル家の娘を誘拐し、身代金を要求するというのだ。
報復、そして領民のための金――望みはそのふたつ。
狙いは英国一の富を受け継ぐキャサリン・サマーヴィルだ。
誇り高くもどこか物悲しげで、蜂蜜色の髪が美しい女。
この血が騒ぐのは、彼女が憎き敵の娘だからか、それとも……。


君は僕を愛してる

ローリー・フォスター (著),
和香 ちか子 (翻訳)
建築家のギャヴィンにとって、顧客のセーラは特別な存在だった。
いつか彼女も、ギャヴィンこそ運命の人だと気づくと信じていた。
ところがセーラは、経済的な事情で家を手放すと言い出した。
僕が彼女の――未来の花嫁のために設計した家だというのに!
最善の解決方法はこうだ。僕がルームメイトになって家賃を払う。
ともに暮らして自分に目を向けさせたら、そっと愛を告げるのだ。
一方のセーラは、ギャヴィンの申し出に動揺を隠せなかった。
同居なんてしたら、私のひそかな願望を見抜かれてしまうわ!
彼ほどすてきな人に、私が相手にされるはずはないのに……。


愛は遠いあの日から

シャロン・サラ (著),
葉月 悦子 (翻訳)
1877年、娼婦がお尋ね者の男を射殺し、自らも命を断った。
男は縛り首になるよりは愛する女に撃たれることを選んだのだ。
そんな悲恋伝説などまったく知らないレイチェルは、最近、自分に起こっていることが理解できずに苦しんでいた。
夢のなかで危険な男と愛しあっていたかと思うと、目覚めたときには涙を流しながら森にたたずんでいる。
そんな姿を、ある夜とうとう見知らぬ男に目撃されてしまった。
いいえ、彼のことは知っている――黒い瞳も、黒髪の手触りも。
謎めいたその男に、レイチェルは強烈な引力を感じた。


テムズの恋人たち

ケイシー・マイケルズ (著),
名高 くらら (翻訳)
孤児だったアミーリアはキャロライン皇太子妃の養子となり、その後はコンパニオンとしてずっと生活をともにしてきた。
ところが、キャロラインに思いがけず離婚話が持ち上がり、二人の周囲にはにわかに危険な雰囲気が漂い始める。
そんななか、キャロラインの熱狂的な支持者だというペリー・シェパード伯爵が面会を求めてきた。
上品な物腰と、端整な顔立ちをした、なんてすてきな男性なのかしら。
アミーリアはひと目でペリーに惹かれたものの、ペリーがある目的を持って彼女に近づいたとは想像もつかなかった。


買われた令嬢

著者:ジュリエット・ランドン
訳者:鈴木たえ子
放蕩貴族の愛人(著: ジュリエット・ランドン 翻訳: 石川園枝)に登場した歌姫カテリーナの物語。
放蕩者で鳴らすチェイス・ボストンがスティーブン・チェスターに語るのは、スティーブンの息子が彼に莫大な借金を負った顛末。
娘のカテリーナは十七歳で歌姫として華々しくデビューし求婚が殺到したものの、二度も土壇場で婚約を破棄。結婚はしたくないと言う。
おまけに息子までこのていたらくとは。頭を抱えるスティーブンに、チェイスは話を持ちかけた。
「娘さんを妻に迎えたい。代わりに借金は帳消しにしましょう」
チェイスが優しくカテリーナに結婚したくない理由を尋ねると、彼女は突然、絶望の嗚咽をもらして走り去った。
結婚恐怖症の歌姫か。おもしろいことになってきたぞ。


幸せの記憶

著者:アン・アシュリー
訳者:大谷真理子
エミリーは十六歳のとき、セバスチャン・ホークリッジ卿と婚約した。
幼いころから憧れていたハンサムなセバスチャンとの婚約――エミリーは幸せの絶頂にいるはずだった。
ところが、ある日彼が従妹のキャロラインと話しているのをもれ聞き、その内容を知ったエミリーは愕然とした。
彼が本当に愛しているのは、私ではなくキャロラインなのね……。
それから五年がたち、エミリーの周囲で起きた盗難事件をきっかけに、再会したセバスチャンはすっかり道楽者の雰囲気を漂わせていた。
今さら、こんな遊び人になど興味はないわ。
だが、冷淡にあしらおうとしたエミリーに、彼は意外な提案をした。



春の嵐のように

著者: ジャン・コリー
訳者: 青山有未
まやかしのプロポーズ すれ違うままにスキャンダラスな令嬢狙われた初恋と続いてきた「富豪一族の絆」シリーズの第五話。
玄関のドアを開けたスカイラー・フォーチュンは凍りついた。
ザック! 彼がどうしてここにいるの?
ザックは、スカイラーの従兄がニュージーランドから連れてきた、幅広い事業を手がける敏腕の実業家だ。
スカイラーは会った瞬間に彼に心奪われたものの、内気で臆病な性格が災いしてまともに会話もできずにいた。
だが四カ月前、あるパーティの夜にザックと二人きりになり、一世一代の覚悟で身を捧げたのだ。
彼はその翌日に帰国した。
まさか、再び現れるなんて……。
ザックはスカイラーのこわばった顔を見つめたあと、ふくらみを帯びた腹部に鋭い視線を向けた。
「君は妊娠しているんだね」


悪魔を愛したら

著者: キャサリン・ガーベラ
訳者: 土屋 恵
白昼夢の恋人に続く「億万長者の戯れ」シリーズの第二話。
ジェレミーの来訪をアシスタントに告げられ、イザベラは固まった。
ついに契約を実行に移すときがきたというわけだ。
かつてイザベラは、両親を亡くし、貧しさのなか必死で弟を養っていた。
そんな彼女の前に現れたのがジェレミーだ。
弟が一人立ちしたあと、半年間イザベラが彼のものになるなら、経済的に援助しようとジェレミーは申し出た。
藁にもすがる思いでイザベラはその条件をのんだのだ。
オフィスに入ってきたジェレミーは相変わらずセクシーで、裕福な実業家というオーラを全身にまとっている。
不安と、意思に反した胸の高鳴りを覚え、イザベラは身を震わせた。


カリブで見た夢

著者: モーリーン・チャイルド
訳者: 植村真理
婚約者に捨てられた女性三人のロマンスを描く「失恋に乾杯!」シリーズの第1話。
船舶会社を営むジェファーソン・ライアンは、多大な富と生まれ持った魅力を武器に、望みどおりの人生を送ってきた。
だがある日、思いがけない事態が彼を襲った。
突然、アシスタントのケイトリンが仕事を辞めると言い出したのだ。
いつもの冷静さはどこへやら、ケイトリンは彼の傲慢な態度を責め、一方的に辞職を告げるとカリブのリゾート地へ飛び立ってしまった。
彼女のような有能な人材に辞められては困る。絶対に引き留めなくては。
ジェファーソンは悩んだあげく、すばらしい方法を思いついた。
ケイトリンを誘惑して彼の虜にし、離れられなくさせるのだ。
彼は邪な笑みを浮かべると、さっそくみずからもカリブへ向かった。


真夜中のジンクス

著: クリスティン・ガブリエル 
翻訳: 茉有理
サラは赤い衣装に身を包み、招かれざる仮装舞踏会にまぎれこんだ。
新年を迎える瞬間までは、誰も仮面をはずさないはずだ。
ここは祖父の代からの宿敵、ウルフ家の屋敷。
これから部屋へ忍びこむのだ。家族の名誉を守るために。
「迷ったのかい、赤ずきんちゃん?」
黒い仮面の下で光る瞳は、屋敷の主マイケル・ウルフに違いない!
彼は思いがけない言葉をささやいた。
「真夜中に会ってくれ。名前はきかないから」
豪華できらびやかなパーティという喧噪の森で、よりによって腹ぺこの狼につかまるとは思わなかった。


戻れない二人

著者: ケイト・ウォーカー
訳者: 糸永光子
サフランはある事情によって怒りのあまり平静を失い、見ず知らずの男性の前で、とんだ醜態をさらしてしまった。
ところが、運命の女神のいたずらだろうか、ほどなくその男性――国際的大企業の社長ナイアルとふたたび顔を合わせるはめになった。
サフランは絶対かかわり合いたくなかったのだが、どうやら彼のほうは違っていたらしい。
ナイアルは、サフランのことをまさにぼくが探していた相手だと言い、官能的なキスで彼女の情熱を燃え上がらせた。
しかし、サフランにはわかっていた。
彼が望んでいるのは、つかの間の情事にすぎない。それに飽きれば、ためらいもなく立ち去るのだ。


赤いばらは君に

著者: ベティ・ニールズ
訳者: 塚田由美子
ロンドンの花屋で働くユーレィリアは、縁あって結びついた三人家族の生活を支える、大黒柱だ。
ある日、とても趣味のいい大柄な男性が店に現れ、彼の婚約者に花束を届けるよう注文した。
すてきな男性だが、態度はひどく不機嫌で高慢だ。
花を贈るのは喧嘩の謝罪らしいが、うまくいくだろうか?
案の定、届けた花束を彼の婚約者は、ユーレィリアに叩き返した。
同じことが何度かあり、ついに婚約者は高価な蘭を足で踏みにじった。
その女性が腹立ちまぎれに、花屋のオーナーにあらぬことを告げ口し、とうとうユーレィリアは解雇されてしまった。
しかたなく、わびしい雨のなか、必死で職探しをするユーレィリアを、そっと見ていたのは、花を注文した男性ヴァン・リンセンだった。


契約結婚

著者: キャスリン・ロス
訳者: 泉屋ゆり子
五年前、手ひどく裏切られ傷ついたアビゲイルは、その張本人グレッグとだけは二度と会いたくなかった。
だが、今度ばかりは避けられない事態だ。
妹夫婦が突然の事故で亡くなったとの急報で、ロンドンからニューヨークへ、とるものもとりあえず駆けつけた今、妹の夫の兄であるグレッグと、顔を合わせないわけにはいかない。
グレッグは会う早々敵意をむき出しにした。
妹夫婦の忘れ形見の哀れな幼いきょうだいを、アビゲイルが引き取ってロンドンにつれて帰るつもりだったのに、彼は自分が引き取ると言って頑として譲らない。
解決策はただ一つ―グレッグと契約結婚することだった。


恋のレシピはいかが?

著者:エリザベス・ハービソン
訳者: 秋庭葉瑠
ローズはケータリング会社で料理人をしている。
ある晩の仕事先は、不動産開発業界の大物ウォレン・ハーカー主催の豪華なパーティー会場だった。
たまたまウォレン本人から声をかけられ言葉を交わした彼女は、嫉妬深い上司の怒りを買い、泥棒の濡れ衣を着せられる。必死に無実を訴えたものの周囲の誰一人耳を貸してはくれず、ついにはウォレンの手によって会場から追い出されてしまった。
職を失ったローズは後日、さびれたレストランで仕事を見つけるが、そこで二度と会いたくないと思っていたウォレンに遭遇する。
できすぎた偶然だ――彼女は不安な思いに包まれた。
十二時の鐘が鳴るまで(著: エリザベス・ハービソン 翻訳: 有森ジュン)で王子様とのロマンスを実らせたリジーの姉で名料理人のローズがヒロイン。


涙は砂漠に捨てて

著者:メレディス・ウェバー
訳者: 三浦万里
ネルは熱傷治療の専門医師。
最新の医療技術を紹介するために、砂漠の国を訪れていた。
でもそれは表向きの理由。本当は別に目的があった。
十四年前に別れた、かつての恋人カルを捜し出すことだ。
そう、なんとしても彼に会って、真実を告げなくては。
愛する息子の命を救えるのは、医師でもある彼だけなのだから。
ネルの息子は白血病に冒され、骨髄移植が必要な状態だった。
しかもその骨髄はカルの国の民族に特有の型だという。
今こそ、どんな非難を受けることになろうと彼に打ち明けるのだ。
あなたには息子がいて、あなたの助けを待っているのだと!


嘘と愛の間で

著者:リズ・フィールディング
訳者: 古川倫子
ベルは朝のテレビ番組の人気司会者として活躍中。
そのうえ私生活では億万長者の妻となれば、人々の羨望の的だった。なのに、ベルはいつもむなしさを感じていた。
私は本当の自分を巧妙に隠し、作られた人生を演じているだけ。
夫のアイヴォにさえ、真実を話すことができずにいる。
そもそも、彼との結婚生活に感情の入り込む余地などなかった。
二人の結婚は、互いに望むもの――生活の保障とベッドの相手を手に入れるための取り引きにすぎなかったのだから。
今さら愛が欲しいなどとどうして言えるだろう?
だからベルは自分にできる唯一のこと――別れを切り出した。
ヒマラヤで親友となった三人の女性の物語を連続刊行するminiシリーズ。



隠された素顔

著者:アリー・ブレイク
訳者: 秋元美由起
マギーは海辺の小さな町のはずれにある古びた屋敷に暮らしていた。
一人暮らしに不満はないが、ある必要に迫られて、便利屋に仕事を依頼することにした。
裏庭が荒れ放題で、ビーチに出たくても行けないのだ。
マギーの家を訪れた便利屋のトムは、たちまち彼女に興味をそそられた。
なかなかの美人だが、態度はとても冷ややかだ。
その後インターネットを使って、マギーの素性を知り、トムは驚いた。
彼女は有名な画家で、かつては都会で華やかな生活を送っていた――。
なぜ、都会を捨てたのだろう?
似たような過去を持つトムは、マギーに近づかずにはいられなかった。


ボスには内緒

著者:ジェシカ・スティール
訳者: 山本瑠美子
上司にいきなりキスされてオフィスを飛び出したタリンは、涙をこらえてエレベーターに駆けこんだ。
「大丈夫かい?」――気遣うような声に、彼女は顔を上げた。
一目でエリートとわかる長身の男性がじっとこちらを見つめている。
取り乱した姿を見られたかと思うと恥ずかしくて、タリンは返事もそこそこにエレベーターを降りた。
ハンサムなその男性のことはずっと心に残っていたけれど、将来、彼と深くかかわるとは予想もしなかった。
その男性、ジェイク・ナッシュと思いもよらぬ場所で再会し、大会社の社長である彼の秘書をつとめることになるなんて……。


プリンスからの招待状

著者:マリオン・レノックス
訳者: 東 みなみ
ヨーロッパの公国アルプデステラでは大公が世を去り、大公位の継承者を立てる必要に迫られていた。
その権利があるのはただ一人、オーストラリアに暮らす八歳のマークだ。
大公の血を引く母親亡きあと、母の親友ピッパに育てられているという。
そこで、元妃殿下の息子マックスがオーストラリアに出向いた。
突然、遠い国から見知らぬ男の訪問を受けたピッパは驚き、反発したが、結局、マークを城に連れていくことに同意する。
なぜ私はマックスを信じ、マークと自分の運命を彼に託したのかしら?
彼が目の前に現れたとき、まるでおとぎの国の王子様のように頼もしく見えたから?


無垢な誘惑

著者: スーザン・ネーピア
訳者: 雨宮幸子
火事で自宅兼工房を焼け出された骨董品修復士のエミリーは、亡き祖父の顧客だった裕福な老人に呼ばれ、彼の家に工房を造ったので住み込みで働いてほしいと言われる。
厚意はありがたいけれど迷惑はかけられないと思い、断るすべを考えていたとき、庭にヘリコプターが着陸した。
颯爽と降り立ったスーツ姿の男性に、彼女は既視感を覚えた――二年前、よんどころない事情で潜り込んだ怪しげなパーティで、不埒な男に襲われそうになっていたところを救ってくれた男性だ!
老人から甥のイーサンと紹介され、エミリーは胸を高鳴らせた。
だが彼は冷たい目で、老人をたぶらかす愛人だと彼女を責め立てた。


仮面の下の純情

著者:スーザン・スティーヴンス
訳者:藤倉詩音
幼いとき親に捨てられたカズは、学校に通えなかったため、やむなく名前と学歴を偽って職を得た。
強気で冷淡な人格を演じて成功してきた彼女だが、私生活はないも同然で、二十八歳の今もなおバージンだった。
そのことを笑う友人もいるが、カズはかまわなかった。
わたしの人生には恋などしている時間も余地もないのよ!
ところが、亡くなった叔母から相続した家を訪れたとき、ガレムという頼りになる男性と出会い、胸の高鳴りを覚える。
強がりな仮面の下の自分を知ってほしいと思った矢先、じつはガレムが彼女の家を奪おうとしていることに気づいてしまう。


マンハッタンの恋人

著者:ジョー・リー
訳者:大田朋子
ハーレクイン (2008/4/30)
マンハッタンの一等地に立つ、エロティックな隠れ家――それがハッシュ・ホテルだ。
パイパーはカメラのフラッシュを浴びながら、自分のホテルを眺め、誇らしい気持ちになった。
今日ようやく私の夢は叶った。
だが、ホテル王と呼ばれる厳格な父は、けっしてこのホテルを気に入らないだろう。
その美貌と奔放な私生活のせいで、今や父親までもがパイパーを“タブロイド紙の女王”として侮蔑的に扱っていた。
お目付役として送りこまれてきた弁護士のトレースは、開口一番こう告げた。
「このままでは財産の相続権を失うことになる」
冷酷なトレースの言葉に、パイパーはなぜか心をかき立てられた。
週末のファンタジー (ナンシー・ウォレン (著), 松村 和紀子 (翻訳) )摩天楼に抱かれて(イザベル・シャープ (著), 青山 梢 (翻訳) )の関連作品。
「ハッシュ・ホテル」創業の裏に秘められたストーリー

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