アニメキャラクターの作画&デザインテクニック羽山淳一 (著, イラスト)
出版社: 玄光社 (2014/7/31)
オリジナル設定から考える!
アニメ『北斗の拳』『ジョジョの奇妙な冒険』『魁!!男塾』『ボトムズファインダー』などの作画やキャラクターデザインで知られるアニメーター・羽山淳一。
本書のために考えたオリジナルストーリーに沿ってキャラクターデザインを考えていく形式で、キャラクターごとの特徴を最大限に発揮させるための描き分けの方法などを解説します。
監督役のスタッフとキャラクターを構築していく模様を誌面に再現し、羽山淳一がキャラクターをどのように捉え、どう絵に落とし込んでいくかが実感できる、まさにライブ感たっぷりの本になっています。
またアニメ作画の基本や動きをつける羽山流の方法についても紹介。
その他にも仕事場レポートや愛用している道具の解説など、アニメーターを志す人にとってのみならず羽山ファン垂涎の内容になっています。
【Amazon.co.jp限定】アニメに学ぶ 魅力的なキャラクターと動きの描き方 オリジナルアニメ「サンタ・カンパニー」絵コンテPDF付き糸曽 賢志 (著), KENJI STUDIO (著)
出版社: マイナビ (2014/7/24)
「この絵はどうしてこう描かれたの?」
――キャラクターの気持ちを表現するための動き、表情、構図がわかる!
本書では、Kickstarterで資金調達を行ったオリジナルアニメーション『サンタ・カンパニー』の原画・完成ムービー画像を使って、魅力的なキャラクターの描き方を説明します。
Chapter1では、アニメーションに登場する舞台やストーリーを紹介するとともに、登場キャラクターの性格付けや、それをどのようにビジュアルとして落とし込んでいるかを説明します。
Chapter2では、特徴的なカットを取り上げ、どのような意図でキャラクターの動きや表情、構図が決められているのかを説明しています。
また、制作途中の修正内容などを紹介することで、より表現力を高めるためにどのような演出がされているのかを説明したり、動きのカットを連続して掲載し、自然な動きに見せるためのコツなどを解説しています。
Chapter3では、Chapter1やChapter2では登場しなかった関連資料を掲載しています。
室内、屋外をはじめ、さまざまなシーンでキャラクターの色がどのように設定されているのかといった色彩設定資料のほか、アニメーションのエンディングで登場する1枚もののカラーイラストについて、魅力的に見せるポイントなどを説明しています。
プロが教える アニメ背景画の描き方加藤 浩 (著)
出版社: ソーテック社 (2014/7/19)
本書は、「日本のアニメーションにおける背景美術」というテーマで制作・執筆しました。「デジタルで作業している背景美術の現場で背景を描く時には、例えばこういう手順で作業しますよ」という手引き書的な種明かし本を、微力ですがご用意させていただきました。
「背景美術に興味があるけれど、よくある技術書や解説書では書いてあることをどのようなシチュエーションでどう応用するのかがわからない…」「もうちょっとステップ・バイ・ステップで展開する手引き書があればいいのに…」という声にお応えすべく、デジタルツールで描いた背景のサンプルパターンを5つ用意しました。
当然、アニメーションの背景美術という意味では、もっと押さえるべきことは山ほどあります。というより、実際の現場では日々カットごとに違った場所、違った季節、時間、ムード、空気感、照明など、それぞれの作品の演出意図に合わせて、キャラクターたちがイキイキと芝居ができる舞台を底なしに作り出すのが背景美術の仕事ですので、ここですべてを出し切るのは難しい話です。
さらに言えば、この一冊を理解すれば明日から背景が描けるというものでもありませんし、そんなうまい話は幻想です。
本書は眺めるだけでも良いのですが、不慣れな人でも進められるように構成してありますので、まずは一度描いてみることをおすすめします。
描くことで、文章では書ききれない部分を体で感じていただけるかと思います。
とりあえず、サンプルを模写して自分の描いたものと見比べながら練習してみてください。
現場のスタッフでも、新人のうちは、まず壁などのグラデーションやちょっとした小物、単純な室内など、簡単なモノから描かされます。
最初から大変な仕事を任される人は稀ですので、もし、あなたが不慣れな場合で上手くいかなくても、気にせずに何度もやり直しながら慣れていくとよいでしょう。
そして、物足りなくなったら夜の風景や自分の部屋や家など、自分の描きたいものを描いてみるとよいでしょう。
まずは、描き始めないと何も始まりません。本書が、そのためのきっかけ作りとなれば幸いです。
初めて背景を描く方、アナログからデジタルへ乗り換える方、これからデジタルツールで絵を描く方、その他すべての方にとって、本書が参考になりますように。
(本書「まえがき」より)
名作に学ぶアニメのつくり方トムス・エンタテインメント (監修)
出版社: 玄光社 (2014/7/17)
アニメに関心のある人、アニメ科に通う学生、これからアニメを勉強しようと
思う方に適した入門書です。
東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)が2014年で50周年となります。
老舗でしかも数多くのヒット作を抱える同社の協力を得て、特に若手のために「アニメを作る人」になるための教科書をつくりました。
アニメを作るには何工程も分かれていて、それぞれの選任がいます。
本書はアニメに関わる全工程を紹介し、まったくの素人にもアニメ制作のノウハウが分かるように構成しています。
肝の作画には多めのページを割き、先人のインタビュー(こだま兼嗣、杉野昭夫、友永和秀、小林七郎、各氏)も載せています。
作例には、トムス・エンタテインメントの数々の名作をふんだんに使っています。
【主な収録作】
「あしたのジョー2」「アタックNo.1」「家なき子」「エースをねらえ! 」「ガンバの冒険」「侍ジャイアンツ」「それいけ! アンパンマン」「宝島」「天才バカボン」「ど根性ガエル」「パンダコパンダ」「ベルサイユのバラ」「ルパン三世」「名探偵コナン」「LUPIN the Third 峰不二子という女」「六神合体ゴッドマーズ」
などなど。