黄玉(トパーズ・Topaz)誕生石に指定している国:アメリカ イギリス オーストラリア カナダ フランス 日本
石言葉:友愛・希望・繁栄・潔白
石英(水晶)より少し硬い(モース硬度8)珪酸塩鉱物で、主に黄色を発色する透明なの石です。
トパズとも表記します。
色合いから、下記のシトリンと混同されることがありますが、別の石です。
宝石としては淡褐色(黄褐色から橙褐色;橙〜黄〜褐)のものがインペリアルトパーズと呼ばれ上質とされています。
また、酸化クロムによりピンク色に発色した「ピンクトパーズ」も愛されています。
日本で多く流通している鮮やかな青・藍色のブルートパーズや、緑色のグリーントパーズは、放射線照射により加工された物。(天然のブルートパーズはライトブルー)
無色透明なカラーレストパーズはかつてはダイアモンドの代用品とされたほど美しい物です。
語源には二説有ります。
一つはギリシャ語で「探し求める」を意味する「
topazos」ないしは「
Topazos」と呼ばれていた紅海の「幻の島(現在のセントジョーンズ島)」。、あるいはサンスクリット語で「火・炎」を意味する
tapas」。
トパーズ太陽と炎の具象化とされ、友情・友愛・希望・潔白を象徴します。
東洋では胃や陽を丈夫にし、食欲を増進させるのに効果があると信じられてきました。
西洋ではなくした物を取り戻す、探しているものを見つけるとされています。
トラウマ(心の傷)をいやしたいとき、憂鬱を払いたいとき、落ち込んだときに。
黄水晶(シトリン・Citrine)誕生石に指定している国:アメリカ 日本
石言葉:夢を追って・希望・知恵・繁栄・友情・友愛・希望・潔白
フランス語で柑橘類・レモンを意味する「シトロン(citron)」が語源。
シトリントパーズの名で呼ばれることもあり、上記のトパーズと混同されることもありますが、別の石です。
シトリンは鉄イオンによって黄変した石英(水晶)です。(モース硬度7)
西洋では友情・友愛・希望・潔白を象徴するとされます。
日本では風水で金運を呼ぶとされる黄色を発色していることから、金運・財運向上の力があると言われてもいます。
人間関係とそれになう体調不良の改善に効果があると言われています。
職場での人間関係、学校での友人関係などに疲れたときに。
なお、
アメシスト(紫水晶)を加熱した加熱シトリンが広く流通していますが、これは模造品・偽物ではなく「エンハンスメント(改良)品」とされています。
また、シトリンとアメシストのバイカラーの水晶は[
アメトリン]と呼ばれ珍重されています。