金剛石(ダイヤモンド・Diamond)誕生石に指定している国:アメリカ イギリス オーストラリア カナダ フランス 日本
石言葉:清浄無垢・純潔・永遠・不変
ギリシャ語のadamant(不屈)が転じたラテン語のadamas(征服せざるる者)を語源としています。
硬く、加工しづらいことから、正義・普遍・永遠を象徴する石として尊ばれています。
地球上でもっとも硬い鉱物ですが、力が一定の方向に加わると、簡単に割れてしまうことがありますので、指輪として身につけるときはぶつけないように気をつけて下さい。
愛の誓いに、潜在能力の活性化に、勝利を求めるときに。
モルガナイト(Morganite)誕生石に指定している国:日本
2021年12月20日に4月の誕生石の一つに加えられました。
和名はモルガン石。
発見者である宝石愛好家のJ.P.モルガン氏に由来。
別名はピンクベリル(pink beryl)。
ベリル鉱物グループの1種。
色はピンク、ピンクがかったオレンジ。
硬度は7.50〜8.00。
1911年にマダガスカルで発見された、ピンク色の
ベリル(緑柱石)。
色は、微量のマンガンを含むことによって発色。
主産地はアフガニスタン、ブラジル、マダガスカル、ナミビア、ロシア、アメリカなど。
石言葉は:謙虚、自立、清純、優美、愛情の本質 、洞察力の向上
白水晶(ロッククリスタル・Crystal)誕生石に指定している国:イギリス
石言葉:浄化
水晶(クオーツ・Quartz)の仲間の中で、透明な物を特に白水晶・クリスタル(またはロッククリスタル)と呼びます。
語源はギリシャ語で氷を表す「krustallos」。
古くは水(あるいは氷)が化石化したものと考えられていました。
水のように清浄で、透き通った輝きから、洋の東西を問わず「優れた力を持っている」信じられてきた鉱物です。
精神を高め、疲れた心身を癒すとされます。
邪気を払いたいとき、霊的な防御が必要なとき、潜在能力を開花させたいときに。
風信子石(ジルコン・Zircon)誕生石に指定している国:オーストラリア
石言葉:幻覚・夢想・成功
赤や黄色、褐色系の色のものが多く産出されてきたことから、アラビア語のZARQUIN(朱色)、またはスペイン語のZARGUN(金色)を語源として名前が付けられました。
無色、青色、黄色、赤色、褐色、緑色、オレンジ色など様々な色を発します。
その中で青い物が12月の誕生石として珍重されています。
また、透明な物や合成ジルコニアは
ダイヤモンドの代用品として4月の誕生石の一つとして数えられることもあります。
安らぎ・純粋・夢想・幻覚を象徴しています。
芸術的なアイディアが欲しいときに。
青玉(サファイア・Sapphire)誕生石に指定している国:フランス
石言葉:誠実・徳望・慈愛
ラテン語のsapphirus(青)を語源としています。
古代にはは「青い石」の総称でしたが、現在は「赤くない(つまり、
ルビー以外の)
コランダム」の総称となっています。
そのため、ピンク色のコランダムは青くなくても「ピンクサファイア(桃色の青い石)」と呼ばれます。
宝石としてはやや紫がかった濃い青色が珍重されます。
火や酸に強く、変質しづらいと言う特徴があります。
アイディア・ひらめきが欲しいとき、平安・静寂が欲しいとき。
なお、モーゼの十戒は「青い石」に書かれているという伝説がありますが、これは「ラピスラズリ」のことであるという説もあります。