橄欖石(ペリドット・Perido)石言葉:夫婦の幸福・和合・豊饒・なぐさめ
オリーブグリーンの石の内部にうっすらと黄色い内包物が見える石。
洋名の語源は、ギリシャ語で「緑れん石/ Epidote(エピドート)」 あるいは、アラビア語で「宝石」を意味する「Faridat(ファリダット)」をフランス人が転訛させ「Peridot(ペリドット)」となったなど、諸説有り。
日本語名の橄欖(かんらん)とはオリーブのこと。
この石の色合いがオリーブグリーンであることが語源。
鉱物としてのグループ名もオリビン(olivine)といいます。
(ペリドットという宝石として流通するのは、オリビングループの中のフォルステライト:苦土橄欖石のことです)
マグネシウムとケイ素を主成分とする鉱物で、微量に含まれているニッケルがきれいな涼しげなグリーンを発色させます。
屈折率が高いため、夜の薄明かりの中でも美しい緑色がはっきりと見えます。
このため古代のローマ人はこの石を「イブニングエメラルド(夕方の緑柱石)」と呼んでいました。
太陽と関係深いとされていて、光の射すまっすぐな道筋と正道に立ち返ることを象徴するともいわれます。
パートナーの浮気心が気になるとき、冷静さが欲しいとき、判断に迷っているときに。