タウンゼント版イソップ寓話集

hanama(ハナマタカシ) 訳


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タウンゼント版イソップ寓話集について

ジョージ・ファイラー・タウンゼント師(1814-1900)
イギリスの文学者。イソップ寓話の標準英語版の翻訳者。
英語版ウィキペディアhttp://en.wikipedia.org/wiki/George_Fyler_Townsendに「Reverend George Fyler Townsend」と記述されているので本業は「聖職者」だと思われる。

現在様々な翻訳がなされているイソップ寓話だが、300という大量の寓話について、各話の結末に簡潔な教訓を叙述する方式を導入したタウンゼント版は、未だに影響力を持っている。

以下、タウンゼント版イソップ寓話集について、 「イソップ」の世界:http://aesopus.web.fc2.com/のhanamaさまによる記述を転載
タウンゼント版「イソップ寓話集」の分類


・ギリシア起源の(少なくともギリシア語で書かれた)寓話 269話

この内、現在は失われてしまった、紀元前300年頃のデメトリウスの寓話集に、最も近いとさ れる、アウクスブルク校訂系の写本
ペリーの第1部〜第3部(1番〜273)までの話
(Aesop)155話

バブリオスによる寓話。ペリーの第4部(274番〜378)
(Ba)84話

イソップ伝に出てくる寓話。ペリー5部(379番〜388)
(Life)1話

偽ドシテオスによる寓話。ペリー第6部(389番〜392)
(Ps.-Dositheus)1話

アプトニスによる寓話。ペリー第7部(393番〜400)
(Aphthonius)7話

シュンティパスによる寓話。ペリー8部(401番〜415)
(Syntipas)6話

Codex Laurentianus ペリー10部(419番〜421)
(Laurentianus)1話

ギリシア作家の作品からとられた話 ペリー11部(423番〜471)
10話


・ラテン語を起源とする43話

パエドルス系の寓話 ペリー1部〜2部(472番〜579)
(Ph)40話

Odo of Cherion ペリー5部(588番〜628b番)
(Odo)1話

シュタインヘーヴェルによる寓話(番外) ペリー15部(702番〜707)
(Steinhowel)1話

ポッジョによる寓話 ペリー18部(721番〜725)
(Poggio)1話

・その他

パンチャタントラ(ラ・フォンテーヌ)
(Panca)1話

その他4話

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