縞瑪瑙(オニキス Onix)誕生石に指定している国:カナダ
石言葉:宗教的思索・成功・雄弁・聡明・夫婦の愛
オニクス・オニックスと発音されることもあります。
ギリシア語のOnix(かぎ爪・縞模様)を語源としており、もともとは縞模様のある瑪瑙(アゲート)・
玉髄(カルセドニー)の総称ですが、通常は白と黒のものをこう呼びます。
赤(ブラウン)系の縞模様の物は
サードオニキス、オレンジ系のものはカーネリアンオニキスと呼んで区別します。
黒一色のカルセドニーが「ブラックオニキス」と呼ばれることがありますが、語源から考えると、こちらは「ブラックカルセドニー」と呼んだ方が良いのかも知れません。
縞模様の厚みが十分にある物は、縞の部分に沿って切り分け、彫刻を施して
カメオに加工されます。
インドの行者が邪念や誘惑を祓うと信じ、カトリックでは情熱を抑制すると考えていた石です。
魔除けとして尊ばれる一方、悪魔を封印した災いを呼ぶ石と考える地域もあるようです。
意志・信念を強め、邪心を祓い、心身を安定させるとされ、戦の護符として使われたこともあります。
浮気心を沈めたいとき、スポーツに打ち込むとき、決別したいとき、強い意志が欲しいときに。