UPDATE:2016/06/05(Sun) 18:39 |
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● | のこり香 Up! |
| その男は、ある『小説家』を毛嫌いしていた。人物だけでなく、作品をも忌避していた。 ところがある時、よんどころない事情が発生し、その『小説家』に関わる場所へ行かねばならなくなった。 朝から不機嫌な彼の様子に不審を感じた細君は……
400字詰め原稿用紙25枚分。現代日本もの、幻想(ファンタジー)要素なしの短編。 池波正太郎文体パロディ。
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● | Νεκρός Όνειρα-ねくろすおーにら-
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| これらの短文はみな「いつか見た夢物語」です。 実在する人物場所組織などとは一切関係ありません。 今宵も良い夢を見られますように……。 筆者が実際に見た夢を文章化しています。 ちなみにΝεκρός Όνειραは「死の夢」程度の意味です。 掌編、不定期連作。 |
● | 【屈狸《クズリ》】 |
| 現代物。コメディかな? 幻想要素は無し。
実母倒れると聞いて病院に駆けつけた「娘」が見たのは、妙に(というか、いつも通りに)脳天気な父親の姿だった。 年寄り夫婦のほのぼのもの(だと書いた本人は思っている)。 「娘」による一人称。 「作家たちの夢束」ショートストーリーイベント(SSE)参加作品。 (お題「扉」を使用) 400字詰め原稿用紙換算9枚 掌編というにはチと長く、短編というにはかなり短い。
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● | ゾッキ男とベタ塗り姫 |
| 締め切りぶっちぎってとんずらこいたスカタンの穴埋め用に八ページ、なんて無茶を押しつけられさえしなければ、こんなイカ臭い仕事場に二人閉じこもってなんかいるはずがなかった。 現代物。幻想要素は無し。 真夜中の修羅場(締め切り直前の漫画家の仕事場)での出来事。 穴埋め原稿を押しつけられた漫画家(♂)が、焦燥感のままに叫ぶ現代物一人称。 ほんのちょびっとだけエロす。 「作家たちの夢束」ショートストーリーイベント(SSE)参加作品。
400字詰め原稿用紙換算13枚 短編
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● | 【習作】魚 |
| 「TUNAMI」をテーマにした習作。 海岸線が引いた砂浜に、魚が跳ねている。
400字詰め原稿用紙換算 0.9枚。掌編とも言えない、情景描写のみ。
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● | 【習作】無題
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| 「死体」をテーマにした習作。 クレールシリーズの番外編というかセルフ二次創作というか……。 廃墟の薄暗がりで、それは確かに声を発した。
400字詰め原稿用紙換算 2.8枚。掌編
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● | 【習作】パスタ |
| 「緊張している人(補足:異性と食事する場面。食事に誘った側の人間が異常に緊張している)」をテーマにした習作。 現代日本。男と女が対峙する。 彼らの間にあるのは……山盛りのスパゲティ。
400字詰め原稿用紙換算 1.9枚。掌編
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● | 【習作】明治 |
| 「時代を感じさせる描写」をテーマにした習作。 文明開化の田舎町。 小さな男の子と年若い叔父は、花街をそぞろ歩く。 このことは、内緒。誰にも秘密。
400字詰め原稿用紙換算 3.0枚。掌編
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