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┗ガップ民話集

地上に巨人が生まれて、そのあと絶えた訳
地上に巨人が生まれて、そのあと絶えた訳
クレール 光の伝説シリーズ外典。
「ギュネイ皇弟ヨルムンガント・フレキが、彼の封地であるガップの『非識字者の老婆かたりべ』から聞き取りをして、改変せずに収録した」とされる民話・伝承を集めた書籍』」という設定の小話集「フレキ=ゲー編によるガップ民話集」の一編。
400字詰め原稿用紙換算140.7枚(総文字数 47080文字)。
枚数だけで見るなら中編〜長編。ただし、改行・繰り返し文が多いので、実際に読むと短編の感覚。
創世神話の断片っぽいもの。
最初の娘たちと最初の花婿たちの話」の続き。

この世で最初の夫婦の7人の娘たちは7人の「見張りの天使たち」との間に子供を設けたが、彼等は親よりも50倍も100倍も体が大きかった。
やがて食料が足りなくなり、大きな子供たちの中には互いに争い、殺し合って、その肉を喰らう者さえ現れた。
この世で一番最初に生まれた娘結婚した「見張りの天使たち」の一番末の弟は、事態の打開を図るため、長子ミーミルをつれて炎の山に登り、「最も尊い御方」の神託を受けることにした。
下ってきた御使いは「大雨により地上の者は滅ぼされる」と告げる。
ミーミルは一族の元に駆け戻って危機を告げるが、なかなか信じて貰えない。
やがて雨が降り出し、地面が水に覆われ、心ある者達は山へ逃げた。しかしこの事態になってなお争いを止めぬ者達は、水に溺れた。
雨が上がると、生き残った者達の前に再び御使いが降り、七つの神託を告げた。
最初の娘たちと最初の花婿たちの話
最初の娘たちと最初の花婿たちの話
クレール 光の伝説シリーズ外典。
「ギュネイ皇弟ヨルムンガント・フレキが、彼の封地であるガップの『非識字者の老婆かたりべ』から聞き取りをして、改変せずに収録した」とされる民話・伝承を集めた書籍』」という設定の小話集「フレキ=ゲー編によるガップ民話集」の一編。
400字詰め原稿用紙換算129.6枚(総文字数 43558文字)。
枚数だけで見るなら中編〜長編。ただし、改行・繰り返し文が多いので、実際に読むと短編の感覚。
創世神話の断片っぽいもの。
最初の夫婦と最初の娘たちの話」の続き。

この世で最初の夫婦には7人の娘たち以外に子供が生まれない。このままでは人間が絶えてしまうと考えた「見張りの天使たち」のうち7人は、自分たちが地上に降りて彼女らの夫となることによって人間を増やそうと考えた。
6人の「見張りの天使たち」は地上に降りてすぐにそれぞれ妻と決めた「二番目」から「7番目」の娘の元に行き、それぞれが「天と地との間の銀色の雲の神殿」から持ち出した「結納の品」を渡し、求婚する。
しかし「最初のお父さん」は「長女が結婚しないうちは下の娘たちの結婚は許可できない」として、「見張りの天使たち」にしばらく待つように言う。
その長女の元には「見張りの天使たち」7人の内の末の弟が訪れ、自分たちが人と結婚するためには肉の体が必要で、そのための材料の「土」を届ける必要があると告げる。
長女と「見張りの天使」は土を持って「最初の家族」の家へ戻る。
この世で最初の夫婦から、姉が結婚しなければ妹たちが結婚できないと聞かされた「見張りの天使たち」の末の弟が長女との結婚を願い出る。
末の弟は兄たちに肉の体の材料である土を渡し、皆「人の男」となって、娘たちと結婚した。
最初の夫婦と最初の娘たちの話
最初の夫婦と最初の娘たちの話
クレール 光の伝説シリーズ外典。
「ギュネイ皇弟ヨルムンガント・フレキが、彼の封地であるガップの『非識字者の老婆かたりべ』から聞き取りをして、改変せずに収録した」とされる民話・伝承を集めた書籍』」という設定の小話集「フレキ=ゲー編によるガップ民話集」の一編。
400字詰め原稿用紙換算74.2 枚(総文字数 24597 文字)。
枚数だけで見るなら中編。ただし、改行・繰り返し文が多いので、実際に読むと掌編の感覚。
創世神話の断片っぽいもの。

「この世で最初の夫婦」の間に、最初の娘が生まれるが、生まれ落ちたときに酷い怪我をしてしまう。最初の娘は自分の怪我を治すために、また次に生まれてくるであろう弟妹たちを助けるために、医者兼産婆になった。
二番目と三番目に生まれた娘たちは双子だった。彼女たちは自分たちと家族が飢えないように、狩人と料理人になった。
四番目の娘は逆子で生まれた。彼女は自分と家族のための衣服を作る仕立屋になった。
五番目の娘は早産で生まれた未熟児だった。彼女は自分と家族の財産である毛玉牛を守り増やすため、牧童になった。
六番目の娘は過期産で生まれた過熟児だった。彼女は自分と家族が住む家を建てるため、大工になった。
七番目の末娘は帝王切開で生まれた。彼女は自分が何をするべきか悩み、様々な経験を積んでから、詩人になった。
慌て者の黒騎士の話
慌て者の黒騎士の話
クレール 光の伝説シリーズ外典。
「ギュネイ皇弟ヨルムンガント・フレキが、彼の封地であるガップの『非識字者の老婆かたりべ』から聞き取りをして、改変せずに収録した」とされる民話・伝承を集めた書籍』」という設定の小話集「フレキ=ゲー編によるガップ民話集」の一編。
400字詰め原稿用紙換算16枚。
(枚数だけなら短編。ただし、改行・繰り返し文が多いので、実際に読むと掌編の感覚)
ちょっと残酷な童話のようなもの。

空勇気ばかりが先行し、壊滅的におっちょこちょいな「慌て者の黒騎士」が、不思議な小鳥の歌を聞いて姫君救出へ勇み出立する。
ところが気ばかり急いて結果は伴わず、姫君は塔のがれき下敷きになったり、洞穴の岩盤の下敷きになったり、龍に踏みつけられたり、お城の梁の下敷きになったりで、結局助けることができない。
更に冒険を続けるが、今度は黒騎士自身が、谷底へ落ちたり、砂漠の砂に飲み込まれたり、雷に打たれたりと、姫君に出会うことすらできない。
最後に宮殿にいるという姫君に会いに出かけた黒騎士だったが、王様や王妃に対して無礼をはたらいてしまう。
捕らえられた黒騎士は、縛り首の上に吊り晒しの刑に処せられて生涯を終えた。
フレキ=ゲー編によるガップ民話集 煎り豆
フレキ=ゲー編によるガップ民話集 煎り豆
クレール 光の伝説シリーズ外典。
「ギュネイ皇弟ヨルムンガント・フレキが、彼の封地であるガップの『非識字者の老婆かたりべ』から聞き取りをして、改変せずに収録した」とされる民話・伝承を集めた書籍』」という設定の小話集「フレキ=ゲー編によるガップ民話集」の一編。
400字詰め原稿用紙換算172枚。
(枚数だけなら長編。ただし、改行・繰り返し文が多いので、実際に読むと中編ぐらいの感覚かも)

昔々の話。
貧しく子供のいない老夫婦の前に御使いが現れ、子供ができると告げる。俄には信じられない老夫婦に、御使いは
「神様は例え火を通した豆に酢っぱい水をやったとしても、それを芽吹かせ、茂らせ、咲かせ、実らせることができます」
と、一粒の煎り豆を痩せた土地で育てるように命じる。
言われたとおりに煎り豆を蒔くと、一夜の内に巨木となり、食べても食べても無くならないほど大量の豆が実った。
この話を聞きつけた長者は、自分も真似をして煎り豆を蒔いた。
しかし豆は実らず、かえって財産を失ってしまう。
老夫婦は総てを失った長者を助け、感謝した長者は老夫婦の子供の名付け親になった。
フレキ=ゲー編によるガップ民話集 序文
フレキ=ゲー編によるガップ民話集 序文
クレール 光の伝説シリーズ外典。
「ギュネイ皇弟ヨルムンガント・フレキが、彼の封地であるガップの『非識字者の老婆かたりべ』から聞き取りをして、改変せずに収録した」とされる民話・伝承を集めた書籍』」という設定の小話集「フレキ=ゲー編によるガップ民話集」の一編。
400字詰め原稿用紙換算5枚。
掌編
(といってもあくまで「序文」なので、これ単体では「物語」の体をなしていないのだけれども)

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