イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑 (角川ソフィア文庫)澤宮 優 (著), 平野 恵理子 (イラスト)
出版社 : KADOKAWA
発売日 : 2021/2/25
激動の時代を支え、消えていった「懐かしの仕事」から「裏商売」まで
活弁士が紙芝居屋へ転身、貸本屋はいまのコンビニくらいあった、デマで会社をつぶす倒産屋……
激動の時代を支え、高度経済成長と合理化の末に消えていった数々の仕事の記録。利便性と引き換えに、現代は大切なものを失ってはいないだろうか。
懐かしの職業ばかりでなく、文献に残されることの少なかった裏商売や過酷な肉体労働も調査取材し、当時の収入、料金、業務内容まで膨大な情報を収録した保存版。
全114種イラスト付き。
国絵図読解事典: Encyclopedia of Kuni-ezu (provincial maps) of Japan in the Tokugawa Shogunate小野寺 淳 (編集), 平井 松午 (編集)
出版社 : 創元社
発売日 : 2021/2/18
江戸時代の国土を知るための新たな基本図書
徳川幕府が江戸時代を通して、全国諸大名に何度も作成・提出を命じた、巨大な極秘地図・国絵図。
その最新の研究成果を網羅し、情報の宝庫である国絵図の幅広い活用を可能にする、初めてのエンサイクロペディア。
各都道府県・市町村史研究の基本レファレンスとしてはもちろん、歴史・地理・土木・建築・都市工学・災害対策など、幅広い分野での活用が可能。
国絵図研究会の総力を結集して編集。
図版約400点収録のオールカラー版。
イラストでわかる日本の甲冑渡辺信吾(ウエイド) (著), 日本甲冑武具研究保存会 (監修)
出版社 : マール社
発売日 : 2021/2/3
甲冑は、敵の刀剣や矢、銃弾から着用者を守るための防具であり、その機能は現代の軍隊が使うヘルメットや防弾チョッキと大差ない。
しかし、決して合理性だけを追求した工業製品ではなく、華やかな色に染められた絹糸や複雑な透し模様を彫り込んだ金具がふんだんに使われ、細部に至るまで極めて美しく作られている。
本書では、甲冑の素材や細部構造から着用法に至るまで、時代ごとの変遷を追いながら、イラストと写真で徹底的に解説。
日本の美の大いなる象徴であり続けた甲冑の魅力、その奥深さへと踏み入る第一歩におすすめの1冊。