角野栄子さんと子どもの本の話をしよう角野 栄子 (著), 高楼 方子 (著), 富安 陽子 (著), 荒井 良二 (著), 金原 瑞人 (著), ひこ・田中 (著), 令丈 ヒロ子 (著), あべ 弘士 (著), 穂村 弘 (著)
出版社 : 講談社 (2015/8/20)
絵本、童話、児童文学の作家が本に込めた思いから創作秘話まで語りつくしました!
JBBY日本国際児童図書評議会、創立40周年記念出版。
1幼年童話──物語がうまれるとき高楼方子×富安陽子×角野栄子
2絵本・翻訳──世界に通じる言葉のリズム荒井良二×金原瑞人×角野栄子
3児童文学──会話文のおもしろさひこ・田中×令丈ヒロ子×角野栄子
4街や自然、動物からうまれる物語あべ弘士×穂村弘×角野栄子
小説の書きかた須藤 靖貴 (著)
出版社: 講談社 : 2015/9/4
神奈川県立横須賀文翔高校文芸部は2年生ばかりの総勢4人。キミコ、ハルノ、カエデの女子3人は、大造の指導の下、小説誌の新人賞に共作で応募し、文化祭で発表することになった。原稿用紙300枚を10枚ずつ、女子3人がリレー形式で書いていくという。大造は編集者の役回りだ。
キミコは悩んだ。4月までサッカー部にいて、小説なんて書いたことがないのはもちろん、まるで読んだことがない。
・アイポ!(アイポイント/小説の語り手のアイポイント=視点を定める)・ストップ&ゴー!(体言止めを気にしない)・シルコジオ!(汁粉・塩/悲しいときこそ明るく描く)--大造の文章指導は独創的だ。
独自のメソッドで書き進み、夏の千葉・内房合宿で、プロの小説家の藤堂久作に出会い、共作小説は順調に仕上がっていく。キミコもなんとか小説作法を身につけていったが……!?
一 放課後のウォーミングアップ
二 リレー小説
三 三対一でちょうどいい
四 思いやりが目にしみる
五 主人公の人称
六 五つの銀の球体
七 トドやん
八 料理とイメージ
九 「体言止め」で止まるな!
十 なぜ大造は小説好きになったか
十一 さよなら、富浦
十二 ラストスパート!
十三 本当の苦しみ
十四 原稿が目に沁みる
十五 応募!
十六 思いつきをとことん愛せ