ラノベのデザインBNN編集部 (編集)
単行本: 192ページ
出版社: ビー・エヌ・エヌ新社 (2018/6/22)
あのライトノベル作品が目を惹くのはこんなデザインの秘密があった!
ライトノベルのデザイン事例集。71作品もの優れたデザイン事例から、作品を引き立てるためにどんな工夫やアイデアを盛り込んでいるのかポイントを解説。
作品のファンはもちろん、イラスト・タイトルロゴを扱うデザイナー・同人作家必携の一冊。
特徴 1 70作品以上の有名ライトノベル作品の事例集を掲載
事例集として出版社・レーベルの垣根を越えたライトノベルのカバーデザインを紹介。
デザインのポイントとして実際に携わったデザイナーによるアンケートをもとにして構成が
されているので、有名作品のデザインの秘密やロゴ作成時の裏話が満載 !
掲載予定作品:『りゅうおうのおしごと!』、『Re:ゼロから始める異世界生活』、
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』……etc
アニメ化されている人気作品も多数紹介。
特徴 2 人気デザイナーによる
『架空のライトノベル』表紙メイキング
既存の作品の紹介だけでなく、人気デザイナーがこのために『架空のライト
ノベル』というテーマで、用意されたイラストとテキストをもとにカバーデザイン
のメイキングに挑戦しています。デザイナーがどのように考えて表紙を作り上
げていくのかを誌面を通して理解することができます。ライトノベル、コミック、
アニメ業界から引っ張りだこのデザイナーが名を連ねていますので必見です。
参加デザイナー: 團夢見(『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』など)、
柊椋(『ノーゲーム・ノーライフ』など)、世古口敦志(『古都こと』など)
特徴 3 カバーデザインは石田可奈×草野剛が担当!
カバーイラストは石田可奈氏(『魔法科高校の劣等生』など』)による
描き下ろしイラストの予定。デザインを担当するのは草野剛氏
(『Re:ゼロから始める異世界生活』、『デート・ア・ライブ』など)。
ライトノベルを象徴するイラストレーターとデザイナーのコラボレーションで本書を飾ります。
いとしの印刷ボーイズ奈良裕己(BOMANGA) (著)
出版社: 学研プラス (2018/6/12)
GetNavi webで人気の漫画連載「今日も下版はできません! 」をもとに書籍化した一冊。120以上の印刷用語解説や、印刷物ができるまでの過程をまとめたコンテンツなどを収録。中堅の印刷会社「ナビ印刷」を舞台に、毎回起こる印刷事故に現場はてんやわんや。
【目次一部】
■水着に「つんつん大会」開催中! ヘンタイな印刷営業マンの憂鬱
■「なんとなく赤字」で今日も日曜出勤が降ってくる
■芸能人逮捕なら身代わり出頭か!? 写真差し替え大混乱!
■血なのか赤ペンなのか? 指もシャツも校正紙も真っ赤っか…
■恐怖の「先祖返り」は手品なのか!? お盆でもないのに突然に……
■「パタパタ」や「寄り目」が校正作業を制する!
■どんな美人も網点でできている!? 「CMYKさん」と「RGBさん」
■その「伝説の誤植」は後世に語り継がれた また今年も忘年会に出られない…
■家族と食事でもメニューの紙を気にする印刷営業マンの「紙中毒症状」
■表紙が小さいのは俺のせいじゃない! 自然現象につき許してちょうだい
■クレームが恒例の「呪いのDM」今年入っていたのはなんと「アレ」!
■「リッチブラック」って松崎しげる!? 印刷ボーイズの天敵はこの色指定
■「シャッシャ隊」に「ケシケシ隊」緊急出動! 「裏移り」に斜めチェックはやめて…
■アモーレじゃないよ「モアレ」だよ 印刷営業マンはストライプを着ない!?
■「シワトル」「シミトル」「ウエスト細く」アイドル写真集につきものな膨大な赤字!
■「画像修正の魔術師」は伝説となった アイドル本人が画像に寄せて大変身した!
■TPPよりやっかいなのは「PP加工」! フィルムを貼ったら色が変わる…
■工場での「印刷立ち会い」は現場と営業マンが「待ち」のせめぎ合い
■「正誤表」を数万部に1枚ずつ手で差し込む…印刷会社社員、涙の結束力!
■幽霊より怖い印刷事故「ゴースト」あるはずのない色の濃淡が!
■なんと! 「QRコード印刷」は4色=カラー印刷だと読めないかも!?
■夏の日焼けは水ぶくれだが印刷トラブルは「火ぶくれ」=「ブリスタ」
■ムダ毛にはクリーム処理だけどわざとズラして印刷「クリープ処理」!
■「折精度」が低くて製本不良に…「見開き」がズレてしまう印刷事故の悲哀
■「選挙ポスター」は印刷会社の涙の結晶 候補の公認決まらず右往左往…
日本語組版入門: その構造とアルゴリズム向井 裕一 (著)
出版社: 誠文堂新光社 (2018/6/8)
日本語組版を設計するためには、ルールや方針の背景にある構造と原理を理解することが必要です。
本書では組版を「覚えるべき慣習的なルール」ではなく、組版を形成する要素とその属性の組み合わせによるプログラムとして整理。
日本語の記述システムや組版の技術的構造を踏まえたうえで、印刷からオンスクリーンまであらゆる場面に対応する考え方を解説します。
本書ではさらに、組版とページ版面、使用する書体のデザインそれぞれの関係性についても分析・考察。
日本語情報処理を越えたトータルな日本語タイポグラフィへの視点も提示します。
巻末には現場的なニーズにもすぐに対応できるAdobe InDesign CCの設定例一覧も収録。
従来のルールブックの枠組をアップデートし、これからのスタンダードとなる一冊です。