観客を惹きこむ~インビジブルインクの法則 (共感するストーリーを構築するための実践テクニック) ブライアン・マクドナルド (著), 加藤 諒 (編集)
単行本: 232ページ
出版社: ボーンデジタル (2018/9/30)
「優れたストーリーの仕組みを分析したこの本があれば、あなたの前に立ちはだかるストーリーという山の征服に立ち向えるはずです。
私が次の山頂に到達できたとすれば、それは少なからずこの本を読んだおかげでしょう」
?アンドリュー・スタントン(「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「モンスターズ・インク」の共同執筆、「ファインディング・ニモ」および「ウォーリー」の共同執筆/監督)
ピクサー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ILMにて、ストーリーをテーマとしたセミナーの人気講師が執筆!
「オズの魔法使い」で、なぜ"脳みそがないかかし"が「ひらめいた! 」と新しいアイデアを思いつくのか? インビジブルインクとは、著者がその物語で読者に伝えたいことです。
脚本やシナリオを書くときに、どんな作品にでも生かせる「ストーリー向上のための簡単な7ステップ」をベースに、インビジブルインクを活用して、自身のストーリーをより伝わりやすく、共感を与えるためのストーリーテリングを身に付けましょう。
「物語」の魅せ方入門 9つのレシピ円山夢久 (著)
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: 雷鳥社 (2018/9/29)
「あなたが一番書きたいお話」を書くための、作家が教える9つの魔法のレシピ
料理にたとえれば、第1弾の『
7つのレッスン』では「魚のさばき方」や「お出汁のとり方」のような基礎的なテクニックを解説。
第2弾の『
5つのテンプレート』では「カレー」や「味噌汁」のような、なじみ深く、誰もが好むメニューの作り方を紹介。
第3弾『9つのレシピ』では、本格的なバリエーションの増やし方について、とっておきのレシピをお教えします。
登場人物や話の骨格はそのままに、さまざまなアレンジを加えることで、雰囲気や読後感まで変わります。
同じカレーでも、具材を変えればチキンカレーやビーフカレーになり、スパイスとして使えばカレー風味のドレッシングになったりするように。
本書から、バラエティに富んだ「物語」レシピを、ぜひ学んでください。

物理学的ストーリー創作入門 売れる物語に働く6 つの力ラリー・ブルックス (著), シカ・マッケンジー (翻訳)
単行本: 272ページ
出版社: フィルムアート社 (2018/9/25)
好評の『
工学的ストーリー創作入門』に続く第2弾!
足りないのは、アイデアではない!
売れる物語に共通する「ストーリーの原則」を解説した、天才以外は必読のロジカルな創作指南書。
【6つの力】
パワフルな前提/ドラマ上のテンション/ 情報提示のペース/主人公への共感/疑似体験/語りの戦略
【本書の内容】
売れる物語には必ずこの6つの力が働いている!
ストーリーテリングのための最強の原則
前著『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』で著者は「コンセプト/人物/テーマ/構成/シーンの展開/文体」という物語創作に必要な「6つのコア要素」について説明しました。
そして本書では、物語に働く「6つの力」について解説しています。
「6つのコア要素」と「6つの力」は別物です。
両者の関係は、本書に「6つのコア要素は道具、ストーリーの物理は本質的な力だ。道具を使って物理の力を変化させ、効果を出そうというわけだ。」とあるように、飛行機と引力、サーフィンボードと波という例えで表現できます。
よいストーリーには必ず「6つのコア要素」と「6つの力」の合計12の要件すべてが揃っています。
本書では、「6つのコア要素」についても触れつつ、「6つの力」について、そしてストーリー創作に必要な12の要件の関係性について詳しく説明しています。
どうして自分の作品がアマチュアの域を出ないのか疑問に思っている方もいるでしょう。
実はプロとアマチュアの差はこの「物語の物理」ともいうべき「6つの力」の生かし方にあるのです。
ストーリーに働く物理の力は、人によって違うということはありません。
普遍的な真実です。無視すると痛い目に遭います。
「どんなにアイデアやコンセプトがすごくても、物理的にだめなら失敗する」と著者はいいます。
引力や日光や気温のように決して無視することのできない「6つの力」を最大限に生かし、 読者の記憶に焼きつく「売れる」ストーリーを書きましょう。
工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素