アンディ・ラウ(劉徳華)が趙子龍を演ずる香港の三国志映画。
「三国志」(原題:三国之見龍卸甲:Three Kingdoms: Resurrection of the Dragon)
前半は長阪坡メイン。
後半は相当時間をすっ飛ばして
箕谷道のあたりの話の模様。
地元の映画館にはかからないもよん。
長野まで行かないと見られない……。
228年の第一次北伐。
趙雲と芝が箕谷で囮となって魏軍を引き寄せている間に、祁山を攻めとるという諸葛亮の作戦。
作戦そのものはとりあえず成功したんだけど、魏の主力軍と戦うことになった趙雲&芝軍は敗走。
子龍は責任とって降格。(撤退の仕方が良かったってことで、孔明ちゃんからご褒美を貰ってるけど)
んで、散々苦労してとった祁山なんだけど、
街亭の戦いで馬謖がお山のてっぺんに陣を張るというポカをヤッちまって、潰走。
副将についてた王平が頑張ったんで、どうにかこうにか撤退。
孔明ちゃんは「泣いて馬謖を斬る」はめに。
ちなみに、正史三国志の著者・陳寿のパパンは馬謖の部下で、この大チョンボに連座して坊主頭(髠刑)にさせられたとか。
(「親から貰った体を損ねちゃならない」っていう儒教の教えのある古代中国では、髪の毛を含めて「体の一部を切られる」というのはとんでもなく重たい刑罰だった)