月刊群雛 (GunSu) 2015年 03月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~ [Kindle版]
神楽坂らせん (著), 芦火屋与太郎 (著), 晴海まどか (著), 青海玻洞瑠鯉 (著), 合川幸希 (著), 盛実果子 (著), 王木亡一朗 (著), きうり (著), 高瀬拓史 (著), 鷹野凌 (編集)
フォーマット： Kindle版
ファイルサイズ： 3738 KB
紙の本の長さ： 150 ページ
同時に利用できる端末数: 無制限
出版社: 日本独立作家同盟; 1版 (2015/2/23)

2015年03月号のゲストは高瀬拓史さん。表紙イラストは長鳥たまさん。新作枠は芦火屋与太郎さんの連載小説（前編）、晴海まどかさんの連載小説（第１回）と合川幸希さんの挿絵コラボ、盛実果子さんの連載小説（前編）、神楽坂らせんさん・青海玻洞瑠鯉さん・王木亡一朗さん・きうりさんの読み切り小説。ほか、既刊再録１点と、参加者へのインタビューを収録。

高瀬拓史『僕の「電子書籍元年」』〈ゲストコラム〉
神楽坂らせん『０１−２０』〈読み切り小説〉
芦火屋与太郎『夢を継ぐ』〈連載小説・前編〉
神光寺かをり『みまちがい』〈既刊小説・再録〉
晴海まどか『ギソウクラブ』〈連載小説・第１回、編集〉
合川幸希『（※晴海まどかコラボ）』〈連載挿絵・第１回〉
青海玻洞瑠鯉『Pisces』〈読み切り詩集〉
盛実果子『わた雪』〈連載小説・前編〉
王木亡一朗『サイクロプス』〈読み切り小説〉
きうり『７・１８豪雨』〈読み切り小説〉
長鳥たま『春香しく』〈描きおろし表紙イラスト〉
Yuki TANABE〈表紙デザイニング〉
西野由季子〈編集〉
竹元かつみ〈編集〉
鷹野凌〈編集、制作、プロモーションなど〉


立ち読みは↓で

『月刊群雛 (GunSu) 2015年 03月号 〜 インディーズ作家を応援するマガジン 〜』　鷹野凌（編）　神楽坂らせん（著）　芦火屋与太郎（著）　晴海まどか（著・編）　青海玻洞瑠鯉（著）　合川幸希（著）　盛実果子（著）　王木亡一朗（著）　きうり（著）　高瀬拓史（著）　長鳥たま（著）　神光寺かをり（著）　Yuki TANABE（デザイン）　宮比のん（群雛ロゴ）　西野由季子（編）　竹元かつみ（編）著

オンデマンドブック（紙の本）は↑こちら↑でご購入頂けます。

Elizabethan Costume Design and Construction: (The Focal Press Costume Topics Series)
Helen Q Huang (著), Emily Hoem (著), Kelsey Hunt (著)
ハードカバー: 240ページ
出版社: Focal Press; Spi版 (2015/1/6)
言語: 英語

Learn how to create historically accurate costumes for Elizabethan period productions with Elizabethan Costume Design and Construction! Extensive coverage of a variety of costumes for both men and women of all social classes will allow you to be prepared for any costuming need, and step-by-step instructions will ensure you have the know-how to design and construct your garments. Get inspired by stunning, hand-drawn renderings of costumes used in real life productions like Mary Stuart as you’re led through the design process. Detailed instructions will allow you to bring your designs to life and create a meticulously constructed costume.

とりあえずグーグル翻訳に突っ込んでみた。

エリザベス朝衣装デザインと建築とのエリザベス朝時代の制作のための歴史的に正確な衣装を作成する方法を学ぶ！すべての社会階級の両方の男性と女性のための衣装の様々な大規模な報道は、あなたがどんな衣装の必要性のために準備することを可能にし、ステップバイステップの手順は、設計し、あなたの衣服を構築するノウハウを持っていることを確認しますします。あなたが設計プロセスを通じてつながっているようにメアリー・スチュアートのような実際の制作に使用される衣装の見事な、手描きのレンダリングによってインスピレーションを得る。詳細な手順は、あなたの人生にあなたのデザインを持参し、細心の注意を払って構築衣装を作成することができます。

エキサイト先生にもお伺いを立ててみた。

どのようにエリザベス1世時代の衣装デザインと建築によってエリザベス1世時代の期間の製品のための歴史的に正確な衣装を作成するかを学びなさい！すべての社会的なクラスの両方の人と女性のための各種の衣装の広い記事は、あなたがどのような衣裳の調達必要の準備でもすることを可能にする、そして、ステップ・バイ・ステップの手順は、あなたの衣服をデザインし、組み立てるためにあなたがノウハウを持っていることを保証する。あなたがデザインプロセスを通じて導かれるとメアリー・スチュアートのような本当のライフ製品において使われた衣装の,手引かれた表現に衝撃を与えることによって引き起こされなさい。詳細な手順は、あなたがあなたのデザインをライフにもたらし、こせこせと組み立てられた衣装を作成することを可能にする。

上田古地図帖
尾崎行也 (著), 佐々木清司 (著)
出版社: しなのき書房 (2015/2/12)

長野県上田市の城下町地図から平成の合併後の最新地図まで、ふるさとの地図を集大成! 時代とともに変貌する上田市が一目でわかる!
出版社からのコメント
戦国時代の真田氏の合戦図から城下町地図、街道地図、町割図、近代の市街図や観光地図までバラエティあふれる地図で見ているだけでも楽しめます。今回初公開となる地図も収録し貴重な郷土資料ともなります。地図はすべてオールカラーで収録し、初版限定出版となります。

過日、「『月刊群雛 (GunSu) 2015年03月号』（2月24日発売）」に
神光寺かをり名義で、時代小説短編「みまちがい」（同人誌「真田大石」掲載作品）を寄稿いたした旨をご報告致しましたが、（※2015年02月12日付け記事参照）
この作品のサンプル（冒頭部分と）著者インタビューが、以下のページで公開されております。

小説『みまちがい』が『月刊群雛』2015年03月号に掲載！ ── 神光寺かをりさんインタビュー

是非ご覧下さいませ。

「『月刊群雛 (GunSu) 2015年03月号 〜インディーズ作家を応援するマガジン〜』（通算14号目、2月24日発売）」に、
神光寺かをり名義で、時代小説短編「みまちがい」（同人誌「真田大石」掲載作品）を寄稿いたしました。

http://www.gunsu.jp/2015/02/GunSu-201503-participant.html

向後別して奉公有るべきの由に候条、左衛門尉殿判形の如く出し置き候。本領二十貫文、本意に於ては重恩として拾貫文、場所の儀は糺明せしめ、必ず相渡すべく候。弥戦功肝要たるべく候。恐々謹言
　　天正十三乙酉
　　　六月廿四日　　　　　弁（花押）
　　　　諏訪久三殿

左衛門尉：屋代秀正　後に越中守

屋代正国（村上義清の義娘婿）の弟・室賀満正の四男。
正国の婿養子となり、家督を継ぐ。
始め武田勝頼の家臣。
武田滅亡の後、森長可に、ついで上杉景勝に仕える。
屋代と塩崎、八幡、戸倉、上山田、坂城の広範囲を所領とする。
色々あって天正12年（1584年）4月1日に一族を引き連れて出奔し徳川方に寝返る。
元和8年（1622年）秀忠の次男・駿河大納言忠長付の家老に任じられ小諸城代となるが翌年に死去。享年66。

上杉に人質に出された真田弁丸は、海津城（後の松代城）に入り、人質ながら上杉から領地を貰うことになった。
それが屋代秀正の旧領であったようだ。

屋代秀正の家臣・諏訪久三は、秀正出奔に追随せず、旧領に残った。
そこで弁丸は、彼に
「旧領を安堵するので、これからは自分（上杉家）に奉公するように」
という安堵状を出した。


さて、この書状の発行者の署名が「弁」となっている。
これは真田信繁の幼名である。
信繁は1567年生であるとされているが、その説説だと当時１８,９歳という計算になる。
流石にその年まで元服せずに幼名のままというのは奇妙である。
なお、1570年生まれ説だと15,6歳となるので、元服していなくても（幾分遅めではあるが）許容範囲といえる。

で、がんばって現代語訳。間違ってたらごめんなさい。

以前のことは別として、奉公するということですので、屋代秀正殿が約束したのと同様の処遇とします。
本領二十貫文に、この度の恩義として十貫文を追加、場所についてはしっかり調べてから、必ず引き渡します。
これからもますます戦功を立ててください。
恐れながら謹んで申し上げます。

天正十三年（1585年） 　六月二十四日
弁丸
諏訪久三殿

　たより御さ候まま一筆申あけ候、さてもさてもこんとふりよの事ニて、御とりあひニ成申、われわれここもとへまいり申候、きつかいとも御すいりやう候へく候、たたし、まつまつひすミ、われわれもしに申さす候、御けさんニて申たく候、あすにかハり候ハんハしらす候へとも、なに事なく候、しゆせんとのニもさいさいあひ申候へとも、ここもととりこミい申候まま、心しつかに申うけたまわらす候、ここもとなに事もなく候まま、御心やすく候へく候、くハしく申たく候へとも、此ものいそきたちなから申入候まま、さうさう申候、かさねて申入候へく候、かしく、
　　正月廿四日　　　　　さへもんのすけ
　　　むらまつへ
　　　　　　　　まいる

大阪冬の陣の後、長姉・村松殿（於国）に宛てた手紙。
しゆせんとの（主膳殿）は、村松殿と真田家重臣・小山田茂誠の息子で、信繁にとっては甥っ子に当たる。

【現代語訳（間違ってたらごめんなさい）】

お知らせしたいことがありましたので、お手紙を書いております。
さてさて、この度は思いがけずこんな事（合戦）になり、私たち（信繁親子）はこちら（大阪）へ参りました。
思いもしないことになったと驚かれたことでしょう。
ですが、まずは無事に済み、私たちも死なずに済みましたので、合って話がしたいものです。
先のことはどうなるか知れない状況ではありますが、とにかく無事です。
主膳殿にも何度かお会いするのですが、こちらも取り込んでおりますので、落ち着いて話をすることができません。
でも心配するようなことはありませんので、安心して下さい。
詳しい話をしたくても、使者の者が忙しいとのことで立って待たせたまま手紙を書いているような状況ですので、このくらいにいたします。
後でまたご連絡致します。では。

（慶長20年（1615））１月24日　さえもんのすけ
むらまつねえちゃんへ