独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法読書猿 (著)
発売日 : 2020/9/29
出版社 : ダイヤモンド社 (2020/9/29)
本書はインターネットの知の巨人、読書猿による「独学のやり方」を完全網羅した1冊です。
独学者は孤独です。
やる気が起きないとき、挫折したとき、どの本を読んだらわからないとき、他人と比較してコンプレックスに押しつぶされそうなとき…どんなときでもこの本を手元に置いておくことで、何らかの答えが見つかる「独学の百科事典」が完成しました。
これまでの勉強本との一番の違いは、全てに学問的裏付けがあり、かつ誰でも使えるようマニュアル化されている点です。
「著者一人の経験」や「脳科学神話(あなたはまだ脳の10%も使えていない)」を押し付けるのではなく、「ダメダメでサボってしまう」というヒトの性質を前提に、歴代の独学者たちが開発してきた方法(読書猿さんはこれを「外部足場」と読んでいます)を収集、著者独自の視点で技法に昇華させています。
この本のゴールは、独学する内容、ジャンルを問わず「何を」「どう学ぶか」を自分で決めて実践できること。
「誰かのおすすめ」や「偶然の出会い」に依存する人生、そして「忙しいから」と言い訳をつけて学ぶことから逃げる人生をやめることができます。
受験勉強や資格試験などゴールが明確な人に向けて「どう学ぶのか(How)」に答えるのはもちろん「何を学ぶのか(Whtat)」を見つけたい人、「なぜ学ぶのか(Why)」に立ち返りたい人にも具体的な技法が用意されています。
語感力事典: 日常会話からネーミングまで山口 謠司 (著)
発売日 : 2020/9/23
出版社 : 笠間書院
なぜあの言葉には惹かれて、あの言葉は不快なのか?
日本語の音(おん)のイメージ=語感を日本語本のベストセラー著者が眼からウロコの解説!
本書は、日常的に使っている日本語の音の語感と、語感から発生した語彙(オノマトペ)を五十音順に事典形式で解説します。
各音の〈ひらがな〉と〈カタカナ〉の成り立ちから、「あ=新しい始まりを感じさせる語感」「た=艶やかでふっくらした語感」「ふ=「豊さ」「打ち消し」の語感」「ら=跳ねるような明るい語感」など、各音が持つ語感を具体例を挙げながら解説。
【声に出して言ってみよう】では、語感から発生した語彙を、引用文を用いて紹介します。
実際に語感(語彙)がどのような場面で効果的に使用されているかを、古典作品から文豪作品、ライトノベルまで、幅広いジャンルから引用文を多数掲載して解説しています。
著者の軽妙な語り口は、難しく思える「語感」を、楽しく、わかりやすく学ぶことができる内容です。