織豊系陣城事典 (図説日本の城郭シリーズ6) 高橋成計 (著)
出版社: 戎光祥出版 (2017/11/30)
信長・秀吉の天下統一戦で多様に築かれた臨時の城郭群。
元亀争乱、賎ヶ岳合戦、小牧長久手合戦、小田原合戦など、戦国時代を彩る数々の合戦で重要な役割を果たした161城の縄張り図・写真を一挙掲載!
本書では、軍事的な防御を前提とし、合戦時に使用された陣城(類似遺構を含む)を中心に、織豊期の161城を取り上げた。
「織豊系の陣城」とは、織田信長から豊臣秀吉、さらには彼らの配下にあった、いわゆる織豊系大名によって完成された城郭群の陣城の総称である。
陣城とは、「戦場で構築された臨時の城」で、単に自然地形に軍勢が駐屯するだけでなく、堀を掘って曲輪の周囲に柵や土塁を設け、櫓をあげて攻撃や防御のできる施設や、城館・寺院・神社等が陣として使用され、改変されたものと規定される。
このため、恒久的な城郭とは区別しなければならない。
陣城」という言葉は中世の文献には見られず、「要害」「付城」「向城」などの言葉で登場する。
このため、陣城という言葉が広く使用されるのは江戸時代になってからである。
これは、合戦時に構築された城のひとつとして認識されていたからである。
【関連書】
決定版 日本剣客事典杉田 幸三 (著)
出版社: 河出書房新社 (2017/11/30)
塚原卜伝、宮本武蔵から千葉周作、榊原鍵吉など、戦国~明治の実在の剣客209人と剣術流派を紹介。
時代劇ファン必携。
日本語 笑いの技法辞典中村 明 (著)
出版社: 岩波書店 (2017/11/29)
「おかしさ」にはワケがある。
ことばによってもたらされるおかしさを、徹底的に分析し12類287種に分類、具体的な例を引いてわかりやすく解説する。
著者自身の言語と文学と笑いの研究が、『
語感の辞典』『
日本の作家 名表現辞典ユーモアあふれる話し方・書き方を指南する12のコラム付き。
日英共通メタファー辞典 ―A Bilingual Dictionary of English and Japanese Metaphors牧野 成一 (著), 岡 まゆみ (著)
出版社: くろしお出版 (2017/11/27)
20年近くもの歳月をかけ収集・執筆された日英語に共通の比喩表現辞典。
文化や言葉が違っても、共通の比喩表現(「喩え」)を翻訳して使えば、1から単語を覚えずに語彙数や表現力がアップ!
日英語を対照しながら学習でき、語学学習が苦手な人、表現力を磨きたい人々の手助けに。
日英語の比喩およそ750組、1500語を収録、《左ページ》に英語表現、《右ページ》に日本語表現の見開き対応。
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日本人の9割が知らない 「ことばの選び方」大全 (できる大人の大全シリーズ) 日本語研究会 (編集)
出版社: 青春出版社 (2017/11/25)
「かど」と「すみ」はどう違う?
「富士山に『のぼる』」と言っても「富士山に『あがる』」と言わないのはなぜ?
「こんどの電車」と「つぎの電車」はどちらが先にくる?
「1週間ごとに会う」と「1週間おきに会う」ではどちらがよく会う?…
こんな日本語表現の違いを豊富なイラストで解説。
この一冊で日本人の9割が知らない「ことばの選び方」が絵で見てわかる!
世界歴史地名大事典〈第1巻〉ア〜サコートランド・キャンビー (著), デイビッド・S・レンバーグ (著), 植松 靖夫 (監修)
出版社: 柊風舎 (2017/11/1)
世界中のあらゆる地域の歴史的地名15,000を五十音順に配列して掲載。
現在の都市に加え、もはや存在しない古代の地名も収録。
その土地の地理的な情報のほか、その場所で起きた出来事・文化・建築・政治・経済・人物など歴史的背景を重点的に解説。
関連する地名には*を付しており、相互参照しやすい。
旧地名や別称などは、本見出しを参照できるよう見出し語として立項。
第3巻の巻末に欧文索引、漢字索引を付記。