美少女の美術史 -浮世絵からポップカルチャー・現代美術にみる"少女"のかたち「美少女の美術史」展実行委員会 (編集)
出版社: 青幻舎 (2014/7/25)
少女――それは日本美術のミューズ。
“少女"の誕生は高等女学校令が公布された明治32年頃と考えられているが、
それ以前、 絵巻が描かれ始めた頃からすでに“少女"は日本美術史において欠かせないモデルであった―。
芸術作品からマンガ、アニメにみる少女文化、現代美術からサブカルチャーまで、
さまざまな媒体に定着し描かれた美少女達を総覧し、“少女"とはいったい何なのかを問う。
鈴木春信、喜多川歌麿、竹久夢二、小磯良平、中原淳一、水森亜土、手塚治虫、吾妻ひでお、クリィミーマミ、
BOME、丸尾末広、村上隆、高橋しん、初音ミク、O JUN、Mr.まで掲載。
浮世絵、日本画、洋画にマンガ、雑誌付録からフィギュアに根付、掲載作家総勢100名超!
ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史岩崎 祐之助 (著)
出版社: リットーミュージック (2014/7/25)
約30年に渡るゲーム音楽の歴史が、この1冊に!
“良いゲーム”には“良い音”が流れているもの。
『ドラクエ』や『スーパーマリオ』など、“名作”と言われるゲームの音楽は、誰もが印象に残っていることでしょう。
つまりゲームの音楽は、ゲーム自体のクオリティを左右する要因のひとつと言っても過言ではないのです。
そこでゲーム・ミュージックに焦点を当て、その歴史を語っていくのが本書。
ハードのスペックが低く、厳しい技術制約があった中での音楽制作の工夫点や、技術制約が少なくなった現在ではどのようなアイディアが音楽に盛り込まれているかなど、ゲーム・ミュージックの歴史と進化を時間軸に沿って語っていきます。
巻末には植松伸夫氏、古代祐三氏、崎元仁氏といった著名ゲーム・音楽作曲家のインタビューも掲載。こちらも必見です。
【CONTENTS】
◎第1章:ファミリーコンピュータ世代 ~厳しい技術制約との戦いの時代~
◎第2章:スーパーファミコン世代 ~それぞれのカラーの時代~
◎第3章:プレイステーション世代 ~表現の多様化の時代~
◎第4章:プレイステーション2以降の世代 ~純アイディアの時代~
◎特別収録:ゲーム音楽クリエイターたちに迫る 〜ゲーム音楽の発信者からの言葉〜
VILLAS(ヴィラ)西洋の邸宅:19世紀フランスの住居デザインと間取り中島智章 (監修, 翻訳), マール社編集部 (編集), レオン・イザベ (イラスト), ルブラン (イラスト)
出版社: マール社 (2014/7/18)
本書は19世紀の建築家レオン・イザベ、ルブラン両氏の設計・製図による『ヴィラ 都市住宅と郊外住宅―16、17、18、19世紀の様式による現代パリの住居のモチーフ、および、外国の傑出した住宅』(1867年刊)の図版を再編成したものです。
本書の図版は、16〜19世紀の様式による住宅建築の雛形であり、原書は19世紀フランスにおける、当時のいわば「住宅カタログ」です。
各デザインの様式は時代・地域とも多岐にわたり、寸法付きの詳細な立面図と平面図を掲載しています。
そこには、主(あるじ)の家族や使用人、芸術家、商人などそれぞれの職業や階級に合った部屋、食堂や図書室など共同生活の場のほか、ギャラリー、テラスなど遊興のための場も見られます。
過去の建築デザインや伝統的な貴族住宅の設計を踏襲した本書の作例からは、19世紀当時の人々の志向や暮らし、趣味をうかがい知ることができるでしょう。
建築、デザイン、イラスト等の資料としてはもちろん、画集としても楽しめる一冊です。どうぞ幅広くお役立て下さい!
日本海軍軍装図鑑 [増補版]柳生 悦子 (著)
出版社: 並木書房 (2014/7/7)
華麗な礼装・正装から通常軍服、作業服、電熱航空服や防暑被服などの各種特殊被服まで、
さまざま海軍服を、幕末、明治期、大正・昭和期、太平洋戦争時の4つの時代に分けて、1つ1つ詳細なカラーイラストで紹介!
今回あらたに明治期の軍服9点を追加し、計260点あまりの人物画と詳細な解説を収録。
資料編として海軍の記章と階級表の変遷を網羅。わが国の服飾文化に大きな影響を与えた日本海軍服のすべてを再現した決定版!